※本日１０月１８日（金曜日）のブログは所用にてお休みです！週明けにまたお会いしましょう！
　　
　　
　中途採用者（転職者）は、転職時にさまざまな「ジレンマ」に遭遇します。
　　
　たとえば「成果発揮のジレンマ」
　　
　転職の面接時には、さんざんぱら、面接官から
　　
「前職の経験を通じて、いかに貢献できますか？」
　　
　と問われるのに、
　　
　転職後に、職場で成果発揮しようと思って、バリバリ仕事をしていたら、
　　　　
「うちには、うちのやり方あるんで・・・」
　　　　
　と言われる（笑）
　　
　えーい、どっちやねん（笑）
　　
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　つぎに「困りごとのジレンマ」
　　
「困ったことがあったら、言ってくださいね」
　　
　と言われるのに、
　　
「経験者なのに、そんなこともわからないんですか？」

　と言われたり、
　　
「ま、お手並み拝見といきましょうか？」
　　
　と心の底で思われてたりする。
　　
　えーい、どっちやねん？
　　
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「適応のジレンマ」
　　
　配属時には、
　　
「無理に適応せずに、むしろ、社内の慣行を変えていくつもりで働いてください。外部の血を期待しています」
　　
　と言われるのに、いざ、そうしたら
　　　
「もう少し丸くなってくれないと。いつまでも外部じゃないんですから」　
　　　　　
　と言われる。
　　　　　
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「前職をどこまでしゃべるかのジレンマ」
　　　
　新たな職場で仕事をしていたら、職場メンバーから、前職のことをいろいろ聞かれる。
　　
「前職はどうだったんですか？」
「前の会社では、うちとは違いますよね？　どうだったんですか」
　　
　素直に前職のことをベラベラしゃべっていたら
　　
「あのひと、前職では、前職ではって、すぐ言うよね。あのひと、出羽守（ではのかみ：前職を引きずり、前職では、前職ではを繰り返す厄介な人のこと）だよね」
　　
　と言われる。
　　
「前職の話、聞きたかったんじゃないんかーい」（笑）
　　
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　このように「中途採用」や「転職」には、様々なジレンマがあるような気がします。このジレンマを収集して、読み物にしたら、面白いんじゃなかろうか、と早朝4時30分の起床したての布団のなかで考えていました。一冊は無理でも、せめてコラムでも（笑）
　　　　
　皆さんは、中途採用時、転職時、どんなジレンマを経験しましたか？
　　
　転職に潜むトホホな事例って面白くないですか。「中途採用ジレンマ図鑑」とか「転職ジレンマ図鑑」とかいうのがあったら、どうだろう？　転職で、いかに成功するか、の本もいいけど、いかに「トホホなジレンマ」に襲われるかを見ていくと、学びが多い気がしますね。
　　
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　実は、何を隠そう（かくしてない？）、今年から、僕は、パーソル総合研究所とパーソルキャリアさんとの共同研究で「転職学」プロジェクトに取り組んでいます（心より感謝いたします！）。パーソル総合研究所の小林さん、櫻井副社長、渋谷社長。そして、パーソルキャリアの吉村さん、平田さん、影山さん、藤田さん、そして執行役員の大浦さん、勝野さんらです。
　　
　このプロジェクトの成果は「転職学」としてまとめられることになると思いますが、この中のコラムや読み物で、トホホなジレンマを扱っていければいいなと思っています。またプロジェクトメンバーの皆さんと話し合いができるといいですね。
　　
　皆さんは、中途採用時、転職時、どんなジレンマを経験しましたか？
　　
　そして人生はつづく
　　　
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