2019.3.15 06:37/ Jun
ひとは誰しも「失敗」をします
しかし、「失敗」をしたときこそが「成長の源泉」
だから、教師や管理職は、本人の「成長」を信じて、ときに「失敗するかもしれない難しい仕事」を任せます。
成長を信じるならば、失敗を許容し、相手の挑戦をうながす「言葉かけ」を行うことが重要です。
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と、サラーンと安易に、ものの本にはかいてあります(自爆)
しかし、よくよく考えてみると、これが「綺麗事」かということがわかります。
いや、「綺麗事」といいましょうか・・・「失敗を許容しながら、成長をうながす」ということが、4回転トウループ並に、実に難しいことに気づかされるのです。
ていうか、OKY。
安易に、そんな表現を書籍で見ようもののなら、
おまえが(O)、来て(K)、やってみろ(Y)
と安易な著者を問い詰めたくなること請け合いです(自爆)。
今日は、このことがいかに難しいかを考えてみましょう(自爆)。
自爆しすぎです(泣)
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だってよー、あんちゃんよー。
まず、今、挑戦を目の前にして、もしかしたら失敗するかも知れない「本人」に
「失敗するなよ」
「失敗したら、ダメですよ」
とは言えないわけです。
文字通り、仕事なんだから、失敗されちゃ困る。
真剣に取り組んでくれなきゃ困る。
それに「失敗するなよ」と脅迫すれば、本人は、
「だったら、挑戦するの、やめます」
となります。
だから「失敗すんじゃねーコルァ」とは口が裂けてもいえない。
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でも・・・その反面、一方で、
「失敗してもいいんだよ」
「失敗してもOK牧場」
とも、おそらく、言えません。
ま、「安易に失敗されちゃ困る」でしょ。
しかし、それ以上に怖いのは、ここは意外に見落とされがちなのですが、教師や管理職の「失敗してもいいんだよ」というメッセージは、3割くらいの確率で(勘ですが、そんなもの)
「あっ、わたしって、信用されていないんだ」
「あっ、わたしって、能力がないと思われてるんだ」
「きっと失敗するって、思われてるんだ」
「だったら、もういいや、挑戦するのやめとこ」
「だったら、失敗しないように、そもそもハードルさげよう」
と解釈されてしまうのです。特に若年層であればあるほどそうですね。結構な確率で・・・。
教師や管理職は、気を遣って、失敗を許容する意味で、よかれと思って「失敗をしてもいいんだよ」と言ったのに、それが、まったく逆の効果をもってしまう。
「失敗を許容したつもりが、挑戦を阻害する結果」を生み出すのです。
ということは・・・挑戦する相手を目の前に、教師や管理職は、論理的には
「失敗するなよ」ともいえず「失敗してもいい」ともいえない。
つまりは、
「失敗するかもしれない難しい仕事」を任せるときには、
教師や管理職は「饒舌」にはなれないのです。
ただただ、見守るほかはない。「失敗を許容し、相手の挑戦をうながす言葉かけ」というのが、いかに難しいか、わかりますね。
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今日は失敗を許容するということ、失敗をおそれず挑戦させるということが、実は、難しいのだ、ということを考えました。とはいえ、この難行を何とかやりとげ、相手を発達的成長にうながすことが重要であることは、言うまでもありません。だからといって、あきらめるわけにはいかない。
それでは今日の問いです。
「失敗するなよ」ともいえず「失敗してもいい」ともいえないとき
あなたは、成長を信じる相手に、どのように働きかけますか?
そして人生はつづく
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