2018.7.26 06:35/ Jun
「政策」は世の中を変えない
「現場の人」が変える
「制度」も会社を変えない
「現場の人」が変える
「施策」も現場を変えない
「現場の人」が変える
今日の記事は短いけれど、言いたいことはこれだけです(笑)。
「政策」が「現場の人」を鼓舞して、世の中を変えることはあると思う。
「制度」が「現場の人」のモティベーションを喚起して、世の中を変えることはあると思う。
「施策」が「現場の人」の思考を刺激して、世の中を変えることはあると思う。
でも、直接「政策君」が歩き出すわけでもなければ、「制度さん」が大手をふって町を闊歩するわけでもない。ましてや「施策」そのものが、何かをやってくれるわけではない。
「やってみよう」と思った「現場の人」が「現場」を変えて、世の中や会社に変革が伝播していくのです。
これさえ間違えなければ、きっと、「よい政策」をつくることができる、と思うし、「よい制度」や「よい施策」の創り手になることもできる。現場の人々の「よき解釈」をうながし、現場を動かせるものがつくりえると思う。
逆に、「これをはき違えて」、上から目線で「政策」や「制度」や「施策」を語れば、それとは「逆のこと」が起こる。熱い情熱で、どんなに「よい政策」や「よい制度」を語っても、それを聞いて「現場の人」が「シラケて」しまえば、それで終わりです。
簡単なことなんだけれどなぁ。
法学とか、政治学とか、行政学では、そういうこと教えないの?(笑)
ま、そもそも、そういうことを教える学問分野ではないと思いますが(笑)
あなたの周りには、現場の人をシラケさせる政策や制度が、ありませんか?
「研究」も現場を変えない
「現場の人」が変える_
「現場」をゲンナリさせる研究をしたくないね・・・自戒をこめて_
そして人生はつづく
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