2005.6.16 10:04/ Jun
最近、毎日何かのプレゼンテーションをしている気がする。新企画のプレゼンであったり、講演であったり。
そんなに新しい妙案が次から次からでてくるわけじゃないのに・・・何だかごまかし、ごまかし、その場を乗り切っているような。
今に、自分のアタマが「カラカラ」にひからびて、後にはぺんぺん草も生えないような砂漠になっちゃうんじゃないかって、すごく不安になる。
閑話休題
最近というか、今回のクールは、30台未婚女性のドラマが流行していますね。
商社につとめる一般職女性正社員(今はもうないね)を演じる篠原涼子が主演の「ANEGO」と、熱血系ホテル営業担当者を演じる稲森いずみが主演の「曲がり角の彼女」ね。
ANEGO
http://www.ntv.co.jp/anego/
篠原涼子
http://homepage3.nifty.com/~ryoko/ryoko.html
曲り角の彼女
http://www.ktv.co.jp/chiharu33/
稲森いずみ
http://www.jap.co.jp/inamori/
僕、このテーマのドラマは結構好きです。毎週ビデオにとって見ています。脚本の出来は圧倒的にANEGOの方がよくできていると思います。でも、曲がり角もなかなかオモシロイ。
これは前の週のAERAにのっていたのかな。今、30台未婚女性の中では、「わたしはANEGO派、わたしはちはる派(ちはるは稲森いずみが演じる主人公の名前)」などという風に、自分の境遇と主人公を重ね合わせながら、見ている人もいるのだとか。
一昨年ですか、「30代以上・未婚・子ナシ」の女性を「負け犬」と表現した酒井順子さんのエッセイが非常に売れましたね。
酒井さん自身は、そうした人たちが「気分を楽にするため」に、このエッセイを書いたと僕自身は解釈しているのですが、どうも、あのときは「勝ち犬 vs 負け犬」という風に議論が歪曲されました。
「年をとるってことは出口をなくしていくこと」
昨日のANEGOでは、そんな台詞がでていました。ここでいう、出口はフィジカルな意味ではなく、メンタルな意味でしょうね。
人間は意味をつくりだし、物語る動物です。年齢を重ねれば重ねるほど、その意味や物語の解釈は固定化し、窮屈になっていく。
「年をとるってことは出口をなくしていくこと」
僕は30台女性ではないけれど、なんか、この台詞には頷いてしまったよ。
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