2013.12.24 08:15/ Jun
12月21日、「自分のこれまでとこれから」を伝えるリトルプレス(p12の小雑誌)を、なんと1日でつくってしまい、さらに、それをつかったダイアログパーティまでやっちゃおうという、世界初!?の超キワモノのワークショップ「PPP : Playful work Press & Publishing」を、牧村真帆さん、見木久夫さんらと開催させていただきました。
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PPPは、1日に全てを盛り込んだワークショップです。
ワークショップの前半部(午後1時ー5時)では、見木さんから、リトルプレスの作り方に関するワークショップがありました。
1)お互いのつくりたい作品のイメージをグループで共有する
2)カット割り(12pのどこに何を描くかを考える)
3)実際につくりあげる
の3つのプロセスで、写真や雑誌の切り抜きをブリコラージュしながら、リトルプレスをつくっていきます。
皆さんの制作活動を見ていて(今回、僕は何もお手伝い係・カメラ係?です)、おそらく大切なことは、自分の人生を、どれだけ「短縮表現」できるかという点だと思いました。
たとえば、38歳の参加者の方がいたのだとして、わずか12pのリトルプレスに、その38年間を表現することはできません。要するに、38年を「縮約」することのできるテーマ、そしてコンセプトが必要になってきます。それをどのようにつくるかが、非常に興味深いな、と思いつつ、作品づくりのプロセスを拝見させて頂きました。
後半部は、牧村さんのファシリテーションで、皆さんでつくったリトルプレスを「読んでもらうための売り場づくり」をします。POPを書いたり、マスキングテープなどでデコレーションしたりしながら、後半部のパーティで、お互いに作品をシェアする場をグループでつくりました。興味深いのは、POPです。ここにも、先ほどの「短縮表現」が活かされます。
3時間、非常にハードファンな時間を過ごしてつくった作品でしたので、シェアは、非常に盛り上がりました。お食事やワインを飲みながら、お互いの作品を鑑賞する時間が、続きました。
かくして、PPPは終了です。みなさま、本当にお疲れさまでした。
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今回のワークショップは、「キャリアを表現すること(Expression)」を通して、「振り返る(Reflection)こと」、お互いに「これまでと今を祝福すること」、さらには「未来へのエンパワーメント」を実現することをめざしていたように思います。
それが成功したかどうかは、今後、皆さんのご感想をうかがいながら、考えていこうと思いますが、超実験的ワークショップの割には、何とか、無事、トラブルなく、一人も作品が創れないという方がでることなく、終えることができました。みなさま、御協力ありがとうございました。
この手のワークショップで、「表現」というと、よく知られているのは「イキイキチャート」とか「LEGOブロック」とかでしょうけど、ーそれでもいいのですがー やはり、僕たちとしては、「新たな可能性」と、そこに開かれる「興味深い学び」に関して、今後も、様々な「実験(Experiment)」を繰り返していこうと思っています。
今回、僕たちは、様々なことを学びました。次に、もしこれがあるのだとすると、配慮した方がいいことをたくさん見つけることができました。また機会を見て、お話しできるといいな、と思います。
今回のワークショップは、見木さん、牧村さん、本当に大変だったと思います。ありがとうございました&お疲れさまでした。また、Kurkku Homeという素敵な場所をお貸しいただいた松田さん、そしてご参加頂いたみなさまにも感謝いたします。
下記に、僕のとった写真やビデオをおいておきます。
ビデオは、僕、今、マジに!?、いや、ガチで!?時間がなくって、先ほど、「本当に適当につないだ」だけで、キャプションすらもはいっていないのですが、雰囲気は、おたのしみいただけるのかな、と思っています。感じてください、雰囲気を。
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