2006.1.8 10:58/ Jun
BEATセミナー「使える英語を身につけたい!:語学学習を支援するデジタル教材のこれから」に参加した。
当日は、下記のようなプログラムだった。満員御礼。のべ70名をこえる方々が参加した。
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■思わず話したくなるゲームで
使って通じる楽しさを育てる
『BE-GO』
http://be-go.benesse.ne.jp/be-go/
子ども向け・在宅学習・音声認識CD-ROM教材
ベネッセコーポレーション/BEATフェロー 中野 真依
■新旧メディアを連動させて、
教室に楽しい英語活動を実現する
『えいごリアン』
http://www.nhk.or.jp/eigorian3/eigorian3/top.html
初等教育向け・学校放送とWebの連動
NHKエデュケーショナル 箕輪 貴氏
■徹底した集中訓練で、伸び悩みの壁を突破する
『ぎゅっとe』
http://gyuto-e.jp/
高等教育・一般向け・短期特訓e-learning教材
広島市立大学 青木 信之教授
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どの発表もオモシロく、ホントウに興味深かったです。発表者の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
うーん、かなり考えさせられた数時間でした。特に、僕が、今年「英語のプロジェクト」を立ち上げるせいもあるんでしょう。
皆さんの発表をお聞きして、「英語の世界でコンピュータでできること」がよくわかりましたし、自分のやりたいことがよくわかりました。
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下記に述べることは、全くデータに根ざしていないので、ほとんど「酔っぱらいの戯言」だと思ってください。あくまでタワゴトとして、下記に「英語をどうやって学べるか?」ってことに関する私見を書きたいと思います。
ちなみに、この場合の英語は「第二言語」の場合ね。その場合ですね、僕は、今回の研究会の中で青木先生の主張なさっていた「英語学習はスポーツの習得に似ている」っていう認識に近いものをもっています。
端的にいうと「反復練習によって築かれる基礎のない人は、なかなか、キチンと話せるようにならない」と思う。そして「英語はダラダラやるのではなくて、一時期集中的にやった方がうまくなる」と思う。「なかなか」という言葉と、「キチンと」っていうのが、ポイントです。これらが入っていることが重要です。
そりゃ、「How’re you doing?」に対して「Great」とかは言えるようになります。そういう「たわいのない会話」なら何とかなると思うんですね。
また、何年も何年も、海外で暮らしていれば、やがては話せるようにはなるでしょう。だけど、そのスピードは「基礎のある人」に比べたら、遅いんじゃないかと思うんです。
繰り返しいいますが、これは僕の経験に基づいた、根拠レスな「わたしの理論」です。こういう「わたしの理論」がはびこっているところが、英語教育の問題だと思うのですが、まぁ、僕も荷担してしまった(笑)。まぁ、blogは論文ではないので、お許しあれ。
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実は、こういう認識を留学前の僕は全く持っていなかった。でも、留学中、いろんな学生を見ました。基礎のない人もいたし、反復練習をいやがって、いきなりコミュニケーションに取り組むような人もいる。まさに十人十色。英語の学習の仕方はいろいろです。
でも、これは全くデータに根ざしていないので、個人的な経験でしかないのだけれども、結果として英語をうまく話せるようになっていくのは、基礎のある人、反復学習を行った人のように思うのです。そして、そういう人は、ある時期どっぷり英語につかっていた気がします。
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ちなみに、昨日、第二言語習得や英語教育を専攻している方が何人か研究会にきていらっしゃったので、お聞きしました。下記のようなセオリーはあるのですか?、と。
1)反復学習による文法習得などを行った上で、コミュニケーションをやった方がいいという理論
2)英語は集中的に学習した方がいいという理論
でも、皆さん、聞いたことはないとおっしゃるのですよね・・・。うーん、わからなくなってきますよね。
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本当に考えさせられた一日でした。
英語教育・・・すさまじい世界だな。
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