2009.8.28 06:43/ Jun
先日の講義で話題になったリクルートエージェントの寺小屋的活動拠点「ちゑや」です。
ちゑや
http://japan.zdnet.com/sp/feature/09company/story/0,3800092607,20395872,00.htm
ちゑやの主な活動は、
1)ようこそ先輩 – 失敗経験を語りあう場
2)海老原塾&無手勝塾 – 転職スキル(この場合は業務スキル)をぶ学ぶ場
3)スペシャルライブ – 社外から著名人を招いて視野を拡大する場、
4)よろず茶屋 – 同じ趣味をもつ人々が集まるコミュニティ、5)
という感じだそうです。もともと個人創業としてはじまったインフォーマルな「場」が、社内の公式な事業に結集した、ということだそうです。
ネーミングからも、企画の内容からも、主催者の方々が、学習者中心の発想で(Learner – centered)、愉しんで企画なさっている様子が想像できますね。「心掛けているのは、楽しくて怪しいイベントです(笑)」というコメントが非常に印象的ですね。「楽しさ・怪しさ」というのは、この場合、職種や階層の壁を取り崩すのに必要な「装置」であるような気がします。先日、お話しした「サプライズのある共体験」の話に通じるところが、ややあるのではないでしょうか。
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わたしは直接見聞きしたことはないので、詳細はわかりませんが、あくまで上記のWebから拝見・想像するに、「○○とは言わない○○」のパワーを感じました。
つまり、「人材育成とは言わない人材育成」、つまりは、「人材育成のカテゴリーを敢えて名乗っている活動ではないけれど、結果として、人材育成機能を果たしてしまうような場づくり」の事例として、非常に興味深いな、と思いました。
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