2009.6.29 08:32/ Jun
次回のLearning barは、下記のテーマで、7月31日に実施されます。
脱「研修屋」宣言!?:
内製化時代、みんなで「人材育成の仕事」を考える
分析、企画、交渉、そして教育評価まで
既に募集がはじまっていて、既に三桁の方々から参加御希望をいただいております。分析、企画、交渉といった「人材育成の仕事のプロセス」を振り返りながら、新たなモデルを提案しようという企画です。ふるってご参加下さい。
脱「研修屋」宣言!?:Learning bar
https://www.nakahara-lab.net/blog/2009/06/post_1529.html
今日は、このLearning barにご出講いただく方々全員を集めて、会議を行います。お互いのプレゼンテーションを批評しあう会です。このような出演者の苦労のおかげで、Learning barが成立しています。非常にありがたいことですね。ちなみに、こうした時間は、僕にとって、非常に大きな学びの機会です。とても楽しみにしています。
あっ、それと、今回のLearning barでは、JMAM人材教育さんと、産労総合研究所さんから、特別協賛をいただいております。当日、非常に大きなプレゼントがございますので、こちらの方も、お楽しみに。
○特別協賛
株式会社JMAM人材教育
産労総合研究所
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それよりも、前に、実は、Learning bar-Xというイベントをやります。7月29日のお昼なのですけれども・・・。
Learning bar-X(ラーニングバー・エックス)は、通常のLearning barとは異なり、少人数で実施される学術公開ワークショップです。
2009年7月29日、Learning bar-Xでは、東京学芸大学の高尾隆先生をお招きして、
1)インプロ(即興演劇)について体験・実感すること
2)インプロの可能性と課題について議論すること
を目的とした公開ワークショップを開催します。
インプロって、皆さん、ご存じですか?
インプロとは、その場で与えられたお題をもとに、複数の人々が協働で演じる即興の演劇です。
インプロは、コミュニケーション教育、あるいは、創造性開発の手段として、近年、初等中等教育、あるいは、企業内人材育成の領域で注目されています。
フィンランドをはじめ、世界のいくつかの国では、インプロを導入した教育を既に実施しています。また、ピクサー社をはじめとして、日本のいくつかの企業においても、インプロを使った企業内研修が既に実施されています。
今回はワークショップということもあり、限定30名の募集です。近日、募集要項がでますので、こちらもお楽しみに。
ちなみに、高尾君と僕は、学部時代の同期です。一時期、有志で教育に関するオンラインジャーナルを発刊したりしていました。本企画は、10年ぶりにあったその日に「やろう」ということになりました(無理矢理?)。僕もとても楽しみにしています!
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さらにさらに、気が早いですが、次々回のLearning barが決まりました。9月11日、「大学生」をテーマにしたLearning barを開催します。
京都大学の溝上慎一先生を講師にお招きし、「現在の大学生の生活、学び」について、データをご呈示いただきながら、ご講義をいただく予定です。
企業の方とお話をしていて、いつも、気になるのが、話が「大学生」に及ぶときです。そこで企業の方から語られる「大学像」と、僕が見ている「大学生像」が、微妙に食い違っているのです。
たとえば、例を出しましょう。
最近の大学生は、学校で座学ばかり受けてきたら、受け身になってしまった。コミュニケーション能力もない。だから、大学はレジャーランドになる。
という言葉をよく聞きますね。こういう言葉を聞くたびに、はてな?と思ってしまいます。
その「大学生」って、いつの時代の大学生ですか?
あなたは、自分が大学生だった頃の大学生のイメージで、今の大学生を語っていませんか?
というわけで、次々回Learning barでは、
みんなで「大学生」を考える
をテーマにお送りしたいと考えています(仮題)。
溝上先生は、わたしが、最も尊敬する同年代の研究者の一人です。はじめてお会いしたのは、僕が大阪大学の大学院生だった頃で、溝上さんが京都大学の助手であられたときでした。たしか、研究会でお会いしたのだと思います。それ以来、溝上さんの「尋常ならざる生産性」を刺激剤にして、僕は僕で、新たな領域を開拓しようと頑張ってきたつもりです。
9月のLearning barでは、気鋭の青年心理学者が、大学生の実像に迫ります。ぜひお楽しみに。
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それでは、皆さん、今週も頑張りましょう。
小生は、今週中に、論文のめどをつけます。
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