NAKAHARA-LAB.net

2009.4.7 07:00/ Jun

あべし

 先日、科学研究費の当落通知がきました。
 今年は、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、3000万円上限の若手(A)に挑戦しました・・・。いわゆる「大型科研」というやつです。
 結果は
  ・
  ・
  ・
  ・
 当たったときだけ、当たったよーというのはフェアではないから、ちゃんと言うけど – 見事に「落選」「惨敗」、、、オマエはもう死んでいる、、、あべし。
 ケツ青いよ、アンタ。
 出直してきな(泣)。
  ▼
 研究室のみなさんにも多大なるご協力をいただいていたのに、スマン(泣)。小生の能力がイケてないのは重々承知だとしても、3000万円フルフルでだしたのがマズかったのか、それとも小生の「気合い」と「祈り」と「日頃の精進」がたりなかったのか・・・。
 というわけで、小生と小生の研究室、自慢じゃないけど、「貧乏」です(笑)。
 事務のHさんから通知をもらってから、「おー、研究室のやりくりどうしよう・・・」と中小企業の経営者みたいなことを、頭抱えて考えておりました、マジで。頭痛がするよ。気持ちがわかるよなー。
 頭を抱えていたら、一緒に若手Aに出していた某科学教育ホープのM大学のYさんからメールがきて、「僕もダメでした」とのこと。そうか、君もか(笑)。君の気持ちは痛いほどわかるよ(笑)。お互い辛いもの同士、傷をなめあおう(笑)。
 Yさんとは「成果をまとめるチャンスかもね」ということで納得しました・・・。まぁ、、、今までストックされたデータが確かにたくさんあるので、あながち間違いではない。
 間違いではないが、「負け犬の遠吠え!?」というやつかもしれん。今だけ、そう思わせて(笑)。
 ということで、小生、悪いけど、金なら、ない!!でも、不思議と、気分は「明るい」(笑)。「ポジティブ貧乏」というやつですね。
 反省するべきところは反省し、また挑戦します。じっくり時間もあることですし。今度はどんなプロポーザルを書こうかな。
 
 ちなみに、僕の近くの研究室の皆さん、「最近、コピー用紙の減りが早いなぁ」と思ったら、気をつけてね。
 戸締まり注意ねー。
(詳細は一切書けませんが、最近、学内組織、自分の研究室含め、経営、お金の話が多いです・・・何とかサスティナブルな仕組みをつくりたいものです・・・学生の頃には、全く想像すらできなかったけど、これも研究者の役割なのですね)
追伸.
 GW、軽井沢で過ごすことになりました。
 少しのんびりとしてこようと思います。
 —
伝えたはずなのに、相手の腹におちない
伝えたはずなのに、相手の行動は変わらない
伝えたはずなのに、組織のあり方も変わらない・・・
あなたの職場のコミュニケーションを見直してみませんか?
中原淳・長岡健著「ダイアローグ 対話する組織」発売中!
中国語版出版予定

ブログ一覧に戻る

最新の記事

2024.11.29 08:36/ Jun

大学時代が「二度」あれば!?

「人事界隈」にあふれる二項対立図式の議論は、たいてい「不毛」!?

2024.11.26 10:22/ Jun

「人事界隈」にあふれる二項対立図式の議論は、たいてい「不毛」!?

あなたの組織は「社員の主体性を喪失させる仕組み」が満載になっていませんか?:うちの社員には「主体性」がないと嘆く前にチェックしておきたいこと!?

2024.11.25 08:40/ Jun

あなたの組織は「社員の主体性を喪失させる仕組み」が満載になっていませんか?:うちの社員には「主体性」がないと嘆く前にチェックしておきたいこと!?

2024.11.22 08:33/ Jun

最近、僕は何をやっているのか?そうね、いろいろやってます!?

2024.11.15 15:01/ Jun

【無料カンファレンス・オンライン・参加者募集】AIが「答え」を教えてくれて、デジタルが「当たり前」の時代に、学生に何を教えればいいんだろう?:「AIと教育」の最前線+次期学習教育課程の論点