2009.4.1 09:11/ Jun
4月1日である。
教員である僕にとっては、「ほろ酔い気分のお正月」よりも、この日の方が、感慨深い。今日から新年度がはじまる。
大学は、新しい学生たちを迎える。大学院ゼミ、授業がはじまる。センターの教育企画も、新たな時代を迎えることになるだろう。
また長く、そしてエキサイティングな一年がはじまる。特に、今年は、東京大学では新総長が生まれ、執行部の体制が入れ替わる。「変化」を予感する。
同僚の何人かも、様々な大学・研究科へ異動、活躍の場を移した。新天地でのご活躍祈念します。
東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
組織心理学者のカール・ワイクは「組織化の過程は、移ろいゆく流れ、混沌、不安定に近い」と述べた。
不安定とは安定、安定とは不安定である。
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追伸.
先日のCafe研究会のレポートに対して、現職の小学校・中学校・高校の先生方から、いくつかのメールをいただいた。要約すると、
Cafe研究会レポート
https://www.nakahara-lab.net/blog/2009/03/post_1469.html
・教員にも、学校から離れ、学校の外で、リフレッシュする場、リラックスする場、新しい物事を考える場が必要である。
・しかし、実際は、なかなか時間がとれないことは事実。Cafeにくる人たちに、教員の自分が受け入れられるかも不安。
・せめて、教員研修や講習が、いわゆる原理・原則の一斉講義ではなく、このようなCafe的な場、気づきを得られる場に変えてもらえないだろうか。
本当に「Cafeという場」に関する研究が必要なのは、いわゆる「教師教育」という領域なのかもしれません。
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追伸.
興味深い記事
教育現場でのIT 何を教え、何を学ぶべきか
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=3814
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