2005.9.7 22:28/ Jun
つい先週まで、イタリアはローマ、ヴェネツィア。フランスはパリで妻と休暇を過ごしました。
青い空に映えるローマの古代石像。ゴンドラの行き交うヴェネツィアの運河。どこまでも美しいパリの町並み。本当によい旅行でした。
ところで、今回、密かに楽しみにしていたのは文豪や哲学者たちが、集い議論を行った場所をおとずれることでした。TREEオフィスのスタッフである岩下さんが、「是非に」と行っていたので、訪ねてみることにしました。
ヴェネツィアの「カフェ=フローリアン」、サンジェルマン・デ・プレの「カフェ=フローラ」などにおとずれました。
前者は「若きヴェルテェルの悩み」を著したゲーテが、後者はアンガージュマンの哲学で有名なサルトル、「女は生まれながらにして女ではない。女になるのだ」の言葉を残したボーボワールが集ったカフェですね。
カフェ、サロンのあるところに知的潮流が生まれるというのは、歴史をひもとくと、どの時代でもそうなのですが、「はぁ、ここで」と思うと、どこか感慨深いものがあります。
なんだかんだいっても、ミーハーな僕。
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