2007.12.19 08:18/ Jun
12月19日朝日新聞、全国学力調査で小学6年生の全科目が1位だった秋田県には、下記のような「秘密」があるのだという。
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1.ティームティーチングを44年前から実施していた学校があった。
ティームティーチングはほとんどの県が取り入れているので、いまや秋田だけの特徴ではない。
2.秋田県県教育委員会は2001年から少人数学習を推進
少人数教育も、いまや秋田だけの特徴ではない。
3.小学校の教員採用試験の倍率が全国トップレベル
2008年は36.9倍だそうだ。これが教員の質につながっている!?。ちなみに東京の教員採用試験の倍率は、2.9倍。大阪府は2.8倍。
4.県教委には算数・数学学力向上推進班がいる
ネットで全小学校に問題を配信し、その結果を集計。各学校にフィードバックを行う。
5.2006年度から授業の進め方を助言する「教育専門監」を8名任命し、各学校をまわる。
6.小学校では「家庭学習ノート」が使われており、「家で授業の復習をする生徒」が全国平均より多い。
7.遅刻や朝食抜きの子どもがあまりおらず、基本的な生活習慣ができている。
「復習をする生徒」は全国平均が40.1%、秋田は74.5%。「ふだん午前7時より前におきる生徒」は全国平均が74.5%、秋田は91.1%。「家の人とふだん朝食を食べている生徒」は全国平均が60.7%、秋田は66.9%。
かくして、そんな秋田の「秘密」をさぐろうと、全国から視察や問い合わせが殺到しているのだという。
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教養学部授業「映像で見る学力論」は、いよいよ最終課題にはいった。
各グループがそれぞれ
●学力と格差
格差問題と学力の関係
●学力と評価方法
目に見える学力と目に見えない学力を測定する
方法には、どのようなものがあるか?
●学力と授業形式
学力を高める授業形式の秘密とは何か?
という3つの観点からプレゼンテーションをつくる。プレゼンテーションの最後には、「日本の教育への提言」を含めるよう指示してある。
この記事は、学力問題を批判的に読み解く上で、非常によい教材になると思った。これまで培った!?批判的読解のスキルをもって、プレゼンを創って欲しいと思う。
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