2005.8.17 01:56/ Jun
1年間あたためてきた研究プロジェクト「おやこdeサイエンス」が、ようやく開発局面にはいった。プランニング段階を終え、工程表に基づき、開発がスタートしている。
「おやこ de サイエンス」は、「親子で取り組むことのできる3週間の科学実験教材」である。いくつもの実験を通して、理解が非常に難しいと言われる単元を骨の髄から理解することができる。また、「おやこdeサイエンス」では、携帯電話が「学びの支援ツール」として使われる。どういう風に使うかは、まだヒミツだけれども、携帯電話のおかげで、親がより密接に子どもと学習を進めることができるようになる。
今回、このプロジェクトの開発・運営にたずさわる人はおよそ30名。僕は、そのプロジェクト統括を行っている。ちなみに、本プロジェクトには、下記のような組織が関係している。
主催:東京大学 BEAT講座
協力:ベネッセコーポレーション
協力:NTTドコモ
プロデュース:NPO法人 ガリレオ工房
制作:大房潤一(光学姉妹)
制作:有限会社スパイスワークス
9月16日にはプレスリリースだ。参加者:親子60組(計120名)の募集も行わなくてならない。11月5日からは一大プロジェクトが3週間にわたって継続される。
ちなみに、このプロジェクトについては、9月23日から開催される日本教育工学会で下記の発表を行う予定である。ご関心のある方は、是非、いらっしゃっていただければ幸いである。
中原淳・山口悦司・西森年寿・望月俊男・中野真依・古田豊・関根聖二・大房潤一・山内祐平(2005)「おやこde サイエンス」: 携帯電話を活用した「科学実験教育プログラム」の開発
嗚呼・・・これは研究だ
クソ忙しいけど楽しい。
楽しいけど、クソ忙しい。
そんな毎日が続く。
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