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2020.9.23 09:01/ Jun

世界で通用する若手リーダーの育成プログラムを「アップデート」せよ!:ボッシュ株式会社×立教経営中原ゼミ、産学連携プロジェクトの成果プレゼンテーション公開!

 世界で通用する若手リーダーの育成プログラムを「アップデート」せよ!
   

   
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 2020年夏、ボッシュ株式会社さんと立教大学経営学部 中原ゼミの有志で、産学連携プロジェクトを実施させていたいておりました。ボッシュ株式会社のQian Linさんからお声がけをいただき、
  
 同社の「リーダーシップ開発プログラム」であるJMP(Junior Managers Program)の運用・改善方策を提案する
  
 といったお題をいただきました。
  
 同社のJMP(Junior Managers Program)は、下記の特徴をもったプログラムです。
    
1.早期に世界で通用する若手リーダーを育成するプログラムであり
  
2.入社後2年間、4つの部署にただちに配属され、
  
3.通常ならば5年ー6年かかる経験をつむことをめざし
  
4.そのプロセスでは、人事部、各部署の上司・メンターが、フィードバックを行う
  
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 産学連携プロジェクトでは、このプログラムを運用する人事部の方々、同プログラムに参加する方々、その上司の方々にヒアリングをさせていただき、2年生・3年生の学生有志らが、4つのグループに分かれて、下記のテーマにつき、課題解決を行いました。
    
1.JMPの受講生を増やすためにはどうするか?
   
2.JMPの育成効果を高めるためにはどうするか?
  
3.理系の大学院生にJMPの認知度を高めるためにはどうするか?
  
4.JMPの意義を社内にさらに普及させるためにはどうするか?
  
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 学生たちは、いわば「コンサルタント」になったつもりで、3ヶ月間程度、現場のみなさんにフルオンラインでヒアリングを行ったり、調査を行ったりして、成果をまとめました。ご協力いただきましたボッシュ社の皆様、ありがとうございました。
  
 その成果をまとめた提案のプレゼンテーションはこちらです。せんだって、ボッシュさんと学生が集って行われた成果発表会で、こちらをプレゼンさせていただきました。
  
 同社の皆様のご理解とご同意により、下記に結果を公開させていただきます。
    
1班:Junior Managers Internshipの提案(JMPの受講生を増やすためにはどうするか?)
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/09/1_boshe.pdf
    
2班:リフレクションシステムの導入(JMPの育成効果を高めるためにはどうするか?)
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/09/2_boshe.pdf
    
3班:ボッシュキャリ:30代で部長をめざす!(理系の大学院生にJMPの認知度を高めるためにはどうするか?)
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/09/3_boshe.pdf
  
4班:JMPLAB の導入について(JMPの意義を社内にさらに普及させるためにはどうするか?)
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/09/4_boshe.pdf
  
 内容は荒削りなものも多いと思います。
  
 しかしながら、リーダーシッププログラムへの採用、育成、認知度向上、社内普及など、様々な観点から、人事施策を見つめる良い機会になりました。おそらく、同様のプログラムをもっている企業の皆さんも少なくないと思います。リーダーシップ開発プログラムは、プログラムの善し悪しだけでなく、そこにどのようなひとを採用し、どのような育成を行い、どのように社内普及させるかが極めて重要であることがおわかりいただけるかと思います。
   
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 ボッシュの皆さまとコラボさせていただいたように、中原ゼミでは、真性の課題(Authentic problem : 社会で解決が求められている課題)に対して、学生がタックルして学ぶ機会を今後も増やしていきたいと思っています。
  
 実践現場と理論を往還することによる学び
  
 大学と社会を往還することによる学び
 
 が、学生にとって貴重な機会になることを信じているからです。
 
 今、2年生は、パーソル × エン・ジャパン × ビズリーチさん3社と産学連携プロジェクトをさせていただいております。こちらのプロジェクトでも、ぜひ、全力で取り組み、課題解決の成果を社会にお届けしてほしいと願っております。
 
パーソル × エン・ジャパン × ビズリーチ × 立教大学 中原ゼミの産学共同プロジェクトが立ち上がりました!:ウィズコロナ時代の人材開発・組織開発を「創造」せよ!
https://www.nakahara-lab.net/blog/archive/12165
  
 また、今、立教大学経営学部では、新たに1年生を対象にして、各ゼミが採用(リクルーティング)を行っておりますが、ぜひ、新たに入ってくる1年生にも、そのようなチャレンジを行っていただきたいと思っています。
  
 企業におつとめの方で、もし中原ゼミとのコラボをご希望の方は、下記の中原ゼミホームページをご覧いただけますと幸いです。「企業のみなさま」へというコーナがあり、これまで関わらせていただいたプロジェクトなどが表示されているようです。学生へのインターンご希望、プロジェクトの希望など、お寄せいただけますと幸いです(すべてお引き受けすることは難しいと思います)。
  

立教大学経営学部 中原ゼミ
https://www.nakaharaseminar.com/
  

(※なお・・・ゼミで、どのような活動をするかは、すべて学生にまかせています。ボッシュさまとの活動も、彼らがやる、といったから、やっています。学生がやる、といって発揮した主体性に、教員であるわたしは断る術を持ちません。わたしがあれこれ、指示をすることはありません)
   
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 暑い夏がおわりました。
  
 最後になりますが、ボッシュ株式会社人事部長の新井信行さんはじめ、同社の皆様、定地隼生さん、加藤聡一郎さん、Mekniran Wasuさん、宮澤聡美さん、Qian Linさん、佐藤 宏美さん、市山千奈美さんには心より感謝いたします。皆様のおかげで、何とかプロジェクトを修めることができました。
 とりわけお声がけいただき、また同社内のアレンジメントを行っていただきましたQian Linさんには、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
  
 同社の皆さんとは、フルオンラインでのやりとりでした。
 まだ1度もお会いできていないことが残念です。
 もしコロナが終息したあかつきには、打ち上げなどができることを願っています。
  
 また、このプロジェクトを学生側で主導した、中原ゼミ3年生の久米佑哉さん、宮本 紗瑛さん、2年生の小椿裕也さん、本当にお疲れ様でした。
 このプロジェクトにご参加いただいた学生の皆さんは、お疲れ様でした。フルオンラインで3ヶ月のプロジェクトは大変だったろうと思います。このプロジェクトの経験をしっかりリフレクションして、さらなる課題解決に挑んでください。
   
 そして人生はつづく
  
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追伸.
 中原ゼミでは新メンバー(1年生)を募集しています。下記のインスタグラムなどに、リクルーティングの最新情報が掲載されているようです。どうぞご確認くださいませ。
  

中原ゼミリクルーティングページ
https://www.instagram.com/nakahara.seminar.third/?hl=ja

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