2020.9.18 07:53/ Jun
「典型的失敗」を「反転」させれば「成功の秘訣」を見出すことができる
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マネジャーの古典的研究に「Derailment(脱線)」研究というものがあります。
すなわち、
着任したシニアマネジャーが、成果を残せず、つまづき、職を追われてしまう(=脱線)のは、どのような要因が影響しているのか
を考察した研究です。
この一連の研究では、マネジャーの「脱線」や「つまづき」といった「ネガティブな要因」を考察しますので、ちょっと「ネクラ感の漂う研究」であるような気がします。が、しかしながら、そうした「典型的失敗」を「反転」させれば「成功の秘訣」を把握することができます。
なぜ「失敗』するかを考えることは、
どうやったら「成功」できるかを考えること
でもあるからです。
失敗と成功は、コインの裏表の関係ですね。
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10月19日、不肖・中原、PHPさん主催のイベントで「1on1の失敗学」という講演をさせていただくことになりました。
1on1(ワンオーワン)はいわずもがな、この数年注目されている「上司ー部下の頻度をあげた面談」です。近年、多くの企業で導入されています。
僕の理解では、1on1の理論的基盤は、経験学習とコーチングにあり、上司・部下の面談により、日々の業務を振り返ることがめざされます(それ以外の1on1もあります)。
しかし、この1on1・・・成果を残している企業もありますが、ぺんぺん草もはえないような悲惨な状況を生み出している企業もあります。
ここ数年、僕は、さまざまな企業の1on1の実践現場を拝見させていただきましたが、その失敗が、どこから生まれたのかを、ひそかに、ネクラに考えてきました。
そこでまとめたのが、「1on1の失敗学」です。
このイベントでは
「1on1はなぜ失敗するのか」を考察することで
「成功する1on1を実践するためには何が必要か」を考えようと思います。
ま、まだ、1枚もスライドつくってないけど(笑)。
いや、いま、まぢで、スケジュールに追われてて(泣)
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ちなみに、ちょっとだけ内容のお話をいたしますと、、、
1on1の失敗は、面談場面で、上司による言葉かけがショボいから、生まれるというだけではありません。そうではなく、それ以前にも、以後にも「失敗」の要因は隠されているのだと、僕は思います。
当日は、そんな「1on1の典型的失敗=残念な1on1」を紹介しつつ、成功する1on1の秘訣をみなさんで考えて見たいと思います。
【参加申し込み中】1on1の失敗学:10月19日オンライン
https://pages.php.co.jp/1on1_201019.html
よろしければ、ぜひおこしくださいませ!
そして人生はつづく
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