NAKAHARA-LAB.net

2005.8.13 14:22/ Jun

代官山 ASO

 4回目の結婚記念日と、「とうとう僕も借金大王!」の両イベントを祝って(!?)、先日、代官山のASOでカミサンと食事をした。
 代官山「ASO」
 http://www.hiramatsu.co.jp/aso/
 ここでの料理があまりにおいしかった。また、「味」だけでなく、客のココロを一瞬のうちにつかんでしまう「演出」も、本当にすごいものがあった。「味」そして「演出」、二つの意味で、僕は感動した。まさにハレの時にふさわしいレストランだと思う。
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 食前酒はピーチのシャンパン。ピーチのピューレに、シャンパンをとかしたものと思われる。
 
 この日のワインには、「TINORSO ROSSO FATTORIA POGGIO CAPPONI 2001(ティノルソ)」というイタリアのワインを選ぶ。総支配人遠藤さんのおすすめであった。
 まず前菜は「キャビアをのせた冷たいカペリーニ」は、塩味のキャビアをカペリーニ(ソーメンのような最も細いパスタだね)とあえた一品。
 次にでてきたのは「フォアグラのソテー モッツァレラチーズのコロッケ」。コロッケの下には、濃厚なトリュフソース。その上に小さなコロッケがあり、またまたその上にフォアグラが。当然であるが、フォアグラに嫌な匂いは全くない。フォアグラはゼリーのようにプルプルしてるところが印象的。
 3品目は「海の幸のスパゲッティ」。このスパゲティ、目の前に運ばれたときには、何も具がない。
 「おや?」と思っていると、「あー、すみません、ソースをかけるのを忘れてしまいました」とボーイさんがあわてて、しかし、満面の笑みを浮かべて、透明のグラスにはいった具をもってくる。
 グラスの中には、かに、なまこ、えびなどの食材。ソースはミルクとあさりのソースをまぜたもの。これを、「じゃばー」とパスタにかけていただく。えび、かになどの火の通り方が、申し分ない。固くもなく、柔らかくもない。ちょうどよい火加減。
 次は「香ばしく焼き上げた穴子 松茸のリゾットを添えて」。松茸の香りが際立つ一品。焼き穴子のやわらかさは、素晴らしい。
 メインは「和牛ロースの炭火焼き 黒胡椒風味のマスカルポーネチーズを添えて」。仙台牛のプルプルした食感に、つけあわせの冷製夏野菜が似合う。僕は、ふだん、肉はあまり食べないんだけど、この肉は「親の敵でもとるように」食べてしまった。
 本格デザートの前には、果物の冷たいスープ。スフレ状のパイナップル。その前が「濃い一品」だっただけに、とても美味しく感じられる。
 デザートはティラミスを所望。マスカルポーネの上に、エスプレッソパウダーを目の前でかけてくれる。エスプレッソの香ばしい香りがいい。
F1000075.JPG
 小菓子は、長いモールの先に様々なスイーツをつけた、一見、テーブルフラワーのような一品。さすがにオナカ一杯で全部は食べられなかったけれど、なんだかひとつひとつ自分の好きなのを食べていくのは楽しかった。
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 いやー、食べ過ぎ注意報。すっかり「ダメ人間」になってしまいました。
 明日は運動しなくては…

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