- ICT for Life-Long Learning

 

 今日は,ワープロソフトを使って,もらった人が思わず惹きこまれてしまうような「お知らせ」をつくろう,という活動を行いました.

 「お知らせ」を作る上でのいくつかの「ワザ」は,先日作った「ネームカード」づくりでの「ワザ」を使うことができます.ということは,「お知らせ」づくりが,「ネームカード」づくりの復習になっていたということです.おなじように,来月からの年賀状作りでは,「ネームカード」づくり,「お知らせ」づくりの「ワザ」がいかせます.

 来月の「年賀状」づくりでは,どのような「ワザ」を使って年賀状を完成させるか,イメージをよく練ってきてください.

 最近の活動の中で,私たちスタッフにとって特に印象深かったのは,互いにパソコンの前で,いろいろ試しながら「教え合い」をしていたり,いっしょになって作品づくりを行っていたりと,随分と活動の雰囲気が変ってきたなぁ,ということです.以前に比べて,活動の雰囲気が「やわらかくなった」ように思います.

 また,ワープロだけでなく,過去に学んだイラスト作りの「ワザ」も積極的に使ったり,それぞれ得意な「ワザ」を発揮して,作品づくりに取り組んでおられるなぁ,と感じています.

 あと,S君に子どもスタッフとして,デジカメで活動記録を撮ってもらいました.ありがとう.

  

- Today's Activity & Works -

- 2000/10/ 21-

 

活動の場
 

  

今回から,活動の場のレイアウトを少し変えてみました.以前,コンピュータは,参加者同士が中央に向かい合うように配置されていましたが,参加者の方にとって,お互いの作品を見たりするときに,移動しやすく,空き時間に中央の空きスペースでお話できるようにと,コンピュータと机の配置を変えてみました.

あと,参加者同士の距離を縮めることができたらと,椅子を半円形に配置して,活動のイントロダクションはそこで行えるようにしました.

すこしでも,活動が楽しくできるようにと,活動の「場」の雰囲気を変えてみたのですが,なにか変化はあったでしょうか.

  

  

イントロダクション
 

    

前回,スタッフが用意した,「ネームカード」づくりのテキストをもとに,おうちで,ネームカードづくりをしてみたら,家族の方に誉められた,という方のお話を聞きました.時間をかけてテキストを作った甲斐があったなぁ,と思わずうれしく思いました.

今日の活動のために,事前におうちで「お知らせ」に載せるための絵をパソコンで書いてきた人,「お知らせ」の下書きを細かく書いてきた人など,月1回の活動を充実したものとするために,おうちで,いろいろ取り組んでいるということがわかりました.

胸には前回作った「ネームカード」がありますね.

  

  

「お知らせ」づくり
 

   

Fさんは,クラブのなかでもコンピュータ使用暦が長く,いつも他の方にいろいろなワザを教えてくださっています.Fさんにとっては,「教える」ことで,自分がわかっていたと思っていたことも実はちゃんと理解できていなかったということに気づくことがあるんですよ,とおっしゃっていました.

私たちスタッフも,皆さんに「教える」ことをしながらも,Fさんと同じ様に学んでいる面が多くあります.自分が知っている「ワザ」についての理解もそうですし,うまく教えるには,どのように教えることが大切か,という教え方の「ワザ」について学ぶ点が多くあります.

私たちスタッフとしては,参加者同士が,互いに教え合い,学びあえ,そこから何か自分なりにメリットとなるようなことが獲得できるような,活動の「場」を作っていきたいと感じました.

  
「お知らせ」づくり
 

   

今までのクラブのなかで作った作品を貼りだしてみました.まだそれほど作品は多くありませんが,活動の歴史を振り返ることができます.これから,作品がどんどん増えていくと思いますが,この掲示から,自分にとっての,また,クラブにとっての学びの軌跡を追うことも,学ぶことにとって大切なことだと思います.

子どもたちの参加も随分多くなりました.お母さん方は,作品づくりに手一杯で,子どもたちは,自分たちで楽しみを見つけているようです.時々は,自分の作品だけでなく,お母さんたちの作品を見て感想を伝えてあげてください.

  

  

「お知らせ」づくり
 

  


NAKAHARA, Jun
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