今まで、何だかんだいっても、このコーナーでは「教育」や「研究」に関係することをネタに、いろいろと書いてきました。今回のエッセイは、完全にそれとは異なっています。
ていうか、ほとんど観光ガイド(笑)。
遊んでいるばかりいるわけじゃないよ。休日の楽しみなのです、僕にとって散歩は。
しかしながら、ボストンを散歩するのは、とても気持ちがいいですよ。「まだここにいらっしゃったことのない方に、お節介は承知でオススメしたくなる」ほど、この街はステキなのです。
もちろん、派手さはありません。ディズニーランドのようなアトラクションもありません。ボストンは、大人の街なのです。しかし、厳しい冬を終え、春をようやくむかえたこの街は本当に美しい。
下記、春のボストンの写真を紹介します。
春のボストン |
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まずご紹介したいのは、ハーバードスクエア、チャールズリバー近郊です。ここは、僕が一番よく散歩をしているところです。ハーバードスクエアから歩いて数分のところにあるチャールズ側沿いの散歩道がありますね。チャールズ側の反対側には、HBS(ハーバードビジネススクール)のゴージャスなキャンパスが見えます。 |
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ボストンの冬は、アホほど寒いです。だから、春がくるといとおしい。暖かくなってくると、チャールズ側では、レガッタの練習がはじまります。波に日光が反射して逆光となります。そんなとき、レガッタ選手たちの練習の様子はこの上なく綺麗です。 |
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チャールズ側の散歩道に座って時間を過ごす人も多い。その中でひときわ目をひくのが、「読書カップル」でです。やはり、ケンブリッジは学問の街。背中をよせあって、本を読んでいる様子は、とてもほほえましい。このような学生たち、ホントウにたくさんいる。通りの反対側には、ハーバードのドミトリーが点在している(右の写真)。 |
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川向こうにHBSが見える。橋をわたって、早速HBSのキャンパスにいってみましょう。大きなサクラが咲いていました。 |
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HBS(ハーバードビジネススクール)は、全米でもトップクラスのビジネススクールです。企業と密接に絡んだ研究を行ったり、企業にエグゼクティヴ教育を提供しているので、とってもお金持ちです。特に、エグゼクティヴエデュケーションは、ビジネススクールにとって「Cash
Cow」と呼ばれています。ハーバードのどのスクールよりも、ここのキャンパスは整備されていて、とっても綺麗だ。プチホテル並。 |
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こちらはケネディスクール。行政大学院でです。ビジネススクールが、「企業」を対象にしたプロフェッショナルスクールであるのに対して、ケネディスクールが対象にしているは、「政府」ですね。要するにお役人さんたちの大学院である。
右の写真、途中で見つけた「ハーバード大学の紋章」。中央には「VERITAS」と書いてある。「真実」という意味らしい。 |
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ハーバードスクエアの様子。天気のよい日は、大道芸人が道でパフォーマンスをやったりしています。長すぎる冬のせいだろうか、少しでも暖かくなると、ボストニアンはすぐ外で「食事」をしたがります。みんな、春がいとおしい。すぐに薄着になります。右の写真は、ハーバードスクエアから自宅にかえる道の途中にある建物。とても古い建物であるそうです。 |
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とことこと歩いて、MIT正面をぬけ、ボストンの方までやってきました。右は、ボストンで最もオシャレなゾーンと言われている、ニューベリーストリートです。 |
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コープリースクエアのあたりです。春は卒業式のシーズン。ガウンをきた人も見受けられます。 |
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この日は、ゲイマリッジに関するパレードをやっていました。各高校のゲイ運動グループが、街を練り歩いています。沿道の人たちは、結構応援している人が多いように感じます。 |
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ボストンコモンです。左の写真は、ワシントンの像ですね。右の写真、バレーをしていますね。男の人は、上半身裸です。確かに暑いからね、暑いときは。 |
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議事堂ですね。フリーダムトレイルの最初に位置する建築物です。ここから、とことこと歩いていくと、クインシーマーケットに通じます。ここには、いわゆるモールですね。たくさんのお店があります。ここから数分歩いたところに、ボストン最古のレストランである、ユニオンオイスターハウスがありますよ。
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左の写真は、クインシーマーケットの様子。ここからグリーンラインにのって、パークストリートの駅へ。ここから地下鉄に乗ろうかと思いましたが、また外にでて歩くことにしました。 |
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さっきの議事堂のちょうど後ろあたりが、ボストン最古の建築物のあつまる、チャールズ通り・ビーコンヒルです。超高級住宅地ですが、素敵な建物があります。 |
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ビーコンヒルの小道をぬけ、大きなとおりにでました。これがチャールズストリートですね。コープリースクエアにある「ニューベリーストリート」と同じくらい、オシャレな店が集まっています。
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ずいぶんむこうの方に、コープリースクエアにあるプルデンシャルタワーが見えます。これから、ケンダールスクエア(MITのあるところ)、ケンブリッジ方面に歩いていきましょう。 |
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左の写真、これが有名なダックツアーですね。いわゆる水陸両用車です。コープリーからボストンの街を運転し、チャールズリバーを進みます。 |
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ちなみに、この水陸両用車の乗り場です。陸を進んでいるときは、こんな感じだったりします。 |
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かもめがちょうど目の前を通り過ぎました。右の写真は、地下鉄レッドラインです。チャールズ・MGHの駅のあたりで、地下鉄はいったん外にでます。 |
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MITキャンパスの中にあるスタタ・センターの正面にやってきました。スタタセンターは、MITで最も新しい建物です。うーん、それにしても、奇妙なかたちですね。 |
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MITのメインビルディングですね。いよいよ探検終了です。中庭からは、プルデンシャルタワーが見えます。ちなみに、MITの卒業式は、この場所で行われます。 |
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