今、ボストンで話題になっている「建物」といえば、MITのSTATA
CENTER(スタタ・センター)です。このセンターは、MITの卒業生である、レイ・スタタという人と、奥さんのマリア・スタタの莫大な寄附を中心として、それに加えビルゲイツなどからも寄附をつのり、建設されたMITで最も新しい建物です。ここには、人工知能などのコンピュータサイエンスと言語学などのデパートメントが入っています。
Joyce,
N. E., Gehry, F. O. and Sobol, R. M.(2004) Building Stata: The Design
and Construction of Frank O. Gehry's Stata Center at MIT. MIT Press.
建築家はフランク・ゲイリーという人で、世界で最も有名な建築家のひとりです。その斬新で開放的なデザイン - これまでの大学の建築に最も欠けていた部分かもしれません
- は、見ているだけで愉快になれます。
もう三年前になりますが、同じように非常に開放性と透明性の高いビルディングをもつ、はこだて未来大学を、このホームページで紹介したことがあります。外観は全く違いますが、この両者、似ているところもあるような気がします。
はこだて未来大学のこと
http://www.nakahara-lab.net/doctoressay12.html
以下、僕が撮影した、スタタセンターの外観、そして内部の写真を公開します。
STATA CENTER(スタタ・センター) |
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スタタセンターの全景です。何だか、奇妙なかたちのビルディングが集まって構成されていますね。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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今度はKendallの駅の方から見てみました。右の写真には入り口が見えますね。この入り口からは、コンピュータサイエンスのラボに入れます。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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ぐるっとまわってみました。言語学のデパートメントへは、この入り口から入れます。 |
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なかに入ると、吹き抜けです。なんだか迷路みたいになっています。階段を上っていても、下で何をやっているかが常に見えます。右の写真は、オモシロイ椅子だなぁと思いました。「く」の字になっているところにすわると、ちょうど人と人が45度に座れますね。話しやすさを考えているのでしょうか。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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左の写真は講義室です。まだ工事中なんですね。右は、スタタセンターの内部にあるフィットネスセンター。 |
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MITライブラリーの司書さんがつめる場所です。これを上の階段から眺めると、右の写真のようになります。いろいろな場所から、人の行為が見える。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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ここは言語学デパートメントへの入り口です。中はこんな風になっています。 |
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上の階からも、下の階のオフィスが見えますね。この部分を外から見ると、左の写真になります。 |
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言語学のデパートメントの内部です。階段の上から写真をとっています。右の写真は、カンファレンスルームです。いずれも吹き抜けですね。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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左がスタタの1Fと2Fの地図です。右は、3Fの地図になりますね。 |
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STATA CENTER(スタタ・センター) |
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スタタの壁面には、掲示物を自由につけることのできるボードがそこらじゅうにあります。上の写真は、歴代のMITの著名な教授たち、研究の様子を紹介したボードでした。もちろん、左の写真はノーム・チョムスキーそのひとです。 |
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探検終了です。スタタ・センターの正面にやってきました。うーん、それにしても、奇妙なかたちですね。もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、是非、ボストンに行った際は、MITにお立ち寄りください。 |
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