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From Writing
Ethnography to Doing Ethnography |
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本研究会は3月19日、数多くの方々のご出席のもと、盛況のうちに終了いたしました。
ご協力いただいた方々にこの場を借りて感謝いたします。
■本研究会の意義
教育研究におけるエスノグラフィーに「変革」の波がおしよせている。シカゴ学派エスノグラフィーから、ポストモダンエスノグラフィーまで、様々なエスノグラフィーのパラダイムを歴史的にふりかえりつつ、エスノグラファーのあいだで問題となっている以下のような研究のトピックを解決する糸口を協同的に探求することが、本研究会の意義である。
- エスノグラフィーを記述する際の客観的認識論に対するアンチテーゼ
- エスノグラフィーというテクストの特権性について
- エスノグラフィーの実践性、および宛名性の問題について
- 学習環境のデザインとエスノグラフィーすることの関係性について
■文献
原則としてひとりひとつの論文を担当して、A4で2〜3枚程度のレジュメを作成し、それをもとに議論を深めるということにいたしたいと思います。ですから、文献はあらかじめ読んでくる必要があります。なお、レジュメに関しては、例の如くwebにアップロードいたします。今回は面倒くさいので、pdfにしたいと思いますので、レジュメはwordやクラリスワークスなどのワープロで作成し、そのファイルをナカハラまで電子メール添付かフロッピーでお渡し願うと言うことにいたしたいと思います。
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- 第1章 フィールドワーク・文化・エスノグラフィー
- 第2章 文化をおいもとめて
- 第3章 写実的物語
- 第4章 告白体の物語
- 第5章 印象派の物語
- 第6章 フィールドワーク・文化・エスノグラフィー再訪
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■参加
教育システム工学の学生だけでなく、質的研究に興味のある方なら、どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。何にもおもてなしはできませんが、他大学・他学科・他コース大歓迎。中原までご連絡下さい。
■場所
大阪大学人間科学部の空き教室にて。当日は、午前9時20分に大阪大学人間科学部東館1F開発室に集合
■日程&時間
3月19日(金曜日)午前9時30分より
- NAKAHARA, Jun
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