-数学教育の改革では、「概念」の深い理解と、学習者相互の共同学習、テクノロジーの使用の必要性が叫ばれている。The Middle School Mathematics through Applications Project(以下、 MMAP)は、コンピュータ・テクノロジーを開発し、中学生の数学の学習を支援しようとしている。
-我々は、まずソフトウェア・デザインに対する我々なりのアプローチの背後にある前提を概括し、そのあとで、3つのソフトウェア環境とそれらが支援する数学的な活動を描写する。
-顕著な特徴としては、
1.コンピュータ環境は、グループによる共同学習という大きな活動の中の一つの「resource」にすぎないということ
2ソフトウェアの内部で、学習者が何かを行うことによって、そのことが生徒間の「対話」を促進され、活動が生成されるということ
の二つである。
(以下、省略)