「誰とやるか?」でプロジェクトの未来は決まる!?

 中原研究室では、たくさんの共同研究プロジェクトが走っています。中原の研究は約9割が、企業・組織との共同研究。

 大きなプロジェクトでは、数十人の方々が、共同研究に邁進し、日々ご尽力頂いております。ありがとうございます。皆さんとの共同研究を心から愉しみにしております。

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 研究プロジェクトを立ち上げるときに、僕がいつも思っていることがあります。それは、プロジェクト立ち上げに関する「3つの持論」です。

 下記に「わたしの持論」ご紹介させていただこうと思いますが、だいたい、こんなところでしょうか。

一、研究プロジェクトは「誰とやるか」で成果は決まる
  =誰に参加してもらうかは、もっとも悩みます
  =なぜなら、誰とやるか、誰を巻き込むか
   誰にかかわってもらえるかで、成果が大きく
   決まるからです、経験上。
  
一、研究プロジェクトは「目的の打ち込み」で成果は決まる
  =参加人数が確定し、通常、キックオフをします。
  =そのときに冒頭でおこなうプレゼンは、最も力を
   いれます。なぜなら、この目的の打ち込みで、成果が
   決まるからです、、、経験上。

一、研究プロジェクトは「成果のイメージ共有」で成果が決まる
  =そのプロジェクトを為すことで、どのような成果
   が期待できるのか、そのイメージのすりあわせで
   成果が決まります、経験上。

 要するに言いたいことは、

 研究プロジェクトは「最初が肝心!」
 しょっぱなコケれば、みな、コケる。
 おまえはもう死んでいる

 ということです(!?)。

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 今日は、研究プロジェクトの立ち上げに関する持論について書きました。ま、これは研究プロジェクトだけではなく、一般的なプロジェクトについても言えることかもしれませんね。

 今日も共同研究が続きます
 そして人生はつづく

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新刊「アクティブトランジション:働くためのワークショップ」もどうぞよろしく御願いいたします。内定者教育、採用活動に従事なさっている企業関係者の方々、大学の就職関係者の方々にお読み頂きたい内容です。どうぞご笑覧下さい!