僕の「読書」は「読書」ではない!?
いつか「本を読みたい」と思います。
じっくりと一冊の本に向き合い、読み解いていく。
そんな「読書」をしてみたいと願います。
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いいえ、今でも「大量に本には、目は通している」のです。
しかし、厳密な意味で、僕は「本を読んでいない」と思っているのです。
今でも「情報は収集」しているとは思いますが「本は読んでいない」と思うのです。
本には目を通しているけれど
本は読んでいない
情報は収集しているけれど
本は読んでいない
さて、これは、どういうことでしょう?
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これは、つまり、こういうことです。
僕にとって、本は「自分の研究を下支えするのための情報収集メディア」です。
だから、おそらく一年間で400冊ー500冊くらいの本を買います。
読みたいから買うのではなく、買わざるをえない、読まざるをえないのです(笑)
しかし、それらの本にすべて読むことはできません。
だって一日に1冊読んだとしても、まだおつりがくるくらいでしょう。
本は「読めません」。ふつうには・・・。
なので、僕が本を読むときは下記のような読み方をします。
1.本の目次・前書き・後書き・参考文献リストに「目を通す」
これで、だいたい、どこに何が書いてあるか。そして、どこが重要かがわかります。
2.本をパラパラとめくり、見出しをみながら、重要ではないと判断したところは目を通していく
見出しをみながら読んでいけば、だいたい何を書いてあるかわかります。
3.重要だと判断したところは、重点的に一字一句よんでいく。大切な部分は付箋をはったり、ページをおったりしてマーキングする。
必要に応じて、コンピュータにメモをとります
4.大切だと思うところは、グラフ・表などをコピーしておく
必要に応じて、残しておけば、あとあと重宝します。
5.メモを残して終了
メモは重要です。どこに何が書いてあるかという「インデクス」さえメモしておけば、あとあと必要になったときに検索すれば良いのです。
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おわかりでしょうか(笑)。
僕の読書は、全く「読書」じゃないのです(泣)。
むしろ「情報処理」。やらなければならないからやっている仕事です。
本には「目を通している」し
「情報も収集」しているけれど、
本は読んでいない
自分の研究を下支えする「作業」といいましょうか、「技術」といいましょうか、「下ごしらえ」といいましょうか
恐れ多くて、これを「読書」と呼んではいけない気もします(笑)
研究のためには、沢山の本を読まなくてはなりません。
これに加えて論文もあります。
なので、一般的な本の読み方をしたのではまったく追いつかないのです(トホホ)。
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今日は読書について書きました。
こんな本の読み方はマニアックすぎて、まったく他人におすすめはしません。
が、まぁ、こんな読み方で、何とかかんとか、スピード感あふれる研究の世界を、えっちらおっちら、ゼーゼー言いながら、走っております。
お洒落なカフェ
風の気持ちいい昼下がり
一冊の本をもって出かけ
じっくりと本を読む
いつか、こんな「読書」をしてみたいと願っています。
そして人生はつづく
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追伸.
ちなみに論文はこんな感じです。
1.タイトル・要旨・参考文献リストに「目を通す」
2.重要なところだけピックアップして読む。英語文献は、各パラグラフの最初と最後を見れば、結論はだいたいわかる
3.メモを残して終了
論文の方が「ドライな読み方」かも(笑)
投稿者 jun : 2016年6月28日 05:52
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