人材開発研究を「まるかじり」できる本!?
東京大学出版会から刊行を予定している「人材開発研究大全」という本を暇をみつけては、しこしこと書いています。人材開発研究大全は「組織への参入」から「組織からの退出」に至るまで「人材開発研究の最前線」を網羅した本です。来年春あたりの刊行をめざしています。
採用研究
面談研究
教育機関ー大学からのトランジション
大学生のリーダーシップ教育
就活からの学びと組織参入
インターンシップと学習
元留学生の日本企業へのトランジション
組織社会化
経験学習
新人育成
管理職育成
研修転移
ゲーミフィケーションによる研修開発
OJT指導員研究
リーダーシップ開発
育児行動とリーダーシップ
越境学習
若手教師とメンタリング研究
リフレクションと専門性発達
学校の人材開発
理念経営と学習
中途採用者の育成研究
女性管理職の育成
降格人事の際のフィードバック
看護師の熟達
組織開発
医療職の変容的学習
地方公共団体職員の学習
・
・
・
などのテーマにしたがい、30人ほどの先生方、大学院生等で、この本を書いています(心より感謝です。ご執筆、本当にありがとうございます)。コンセプトは、「人材開発研究をまるかじりできる本」です。
僕の方は残りは編集。30編ほどのニュアンスを統一していくのは、たぶん、かるく「痺れる」と思います。たぶん終わったあとは確実に「廃人」でしょう。。。編集者の木村素明さんと長いタッグの日々がつづきます。
▼
ともかく、この本は、お読みいただくかたに、
「あっ、こういう研究もありなんだ!」
「あっ、自分も、こういうの、自由にやってみたいな!」
「自分だったら、こんな風に工夫できるかもな!」
と思っていただける本にしたいと考えています。人材開発を研究してみたいな、と「将来へのアクション」を喚起する本、モティベーションをあおってくる本?というのかな(笑)。
どうぞお楽しみに!
そして人生はつづく
ーーー
追伸
先日数えてみたら、現在、ここ1年で僕が関係したり、抱えたり、書かなければならない書籍の数は、「人材開発研究大全」のほか、下記になりました。
中小企業本・・・トーマツイノベーションさんとの共同研究成果を、中原・保田さんでまとめた本
アクティブトランジション・・・舘野さんが中心になって大学院生と編んでいる本
アクティブラーニング本・・・日本教育イノベーションセンターさんとの共同研究。山辺・木村・中原(編)の本。北大路さんから出版の予定
アルバイトパート本・・・テンプHDさんとの共同研究成果をまとめた本。ダイヤモンド社さんより出版の予定
ディレンマ本・・・ヤフー本間さんと中原の共著本
40歳本・・・40歳からの学び直しの本:かんき出版の山下さん、渡辺さんとの本
マンガでわかる育成本・・・JMAM久保田さん、井上さんとの本
8冊・・・そりゃ、次から次へと原稿〆切がくるわけです。書いても書いても書いても書いても、終わらないぜ(笑)。
(中には大幅に遅れてしまっているものもあり、まことに申し訳ございません)
頑張ります。どうぞ引き続きよろしく御願いいたします。
投稿者 jun : 2015年11月27日 06:35
【前の記事へ移動: 「店長の力量」はここでわかる!?:環境に顕在化する個人の資質!? ...】【次の記事へ移動: 「冬の森」から元気をもらう!? 】