「読書時間」を奪っていたものの正体!?

 本棚を見れば、その人の「知性」がわかる

 という名言を残したのは、どなたでしたでしょうか。

 確かに他人の本棚を眺める機会があるときなど、どれどれ、と眺めていると、その人の頭の中には、どのような知的世界が広がっているかがわかるときがあります。

「僕の研究室の本棚」はと申しますと、これが、多種多様な書籍の山となっており、とても他人にお見せできるレベルではありません。
 司書の経験のあるアシスタントの阿部さんに、「先生、もう限界です。本を整理して下さい」と言われておりますが、靴下ポイポイには、なかなか整理というものができず。。。今日も、多種多様で雑多に、本棚のエントロピーが増していきます。
 
 一方、自宅の僕の本置きスペースは、と申しますと、下記のように「ついに積ん読が2列」になっていて、「知性」どころの話ではありません。この図からは、最近、生活がたるんでおり、知的鍛錬をさぼっていることが見て取れます。そろそろ「立て直し」をはからねばと思っている最中です。

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 嗚呼。
 それにしても、何で、こうなったんだろう?

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 同様に、その人の知性やら選好が、意図せざるをしないとにかかわらず、発露してしまうものに、ソーシャルメディアのタイムラインがあります。

 その人が、「何」を「いいね」やら「シェア」やら「RT」しているかは、その人の「知性」やら「選好」を潜在的にも、顕在的にも明示してしまうことは、よく言われていることでしょう。最近は、就職活動で、大学生にもそのようなアドバイスがなされるそうです。

「タイムラインは、あなたの日常をうつすよ。あんまり、ろくでもないもの、RTしてたら、就職活動で見られてるよ」
 
 くわばら、くわばら。

 ところで、昨日、ある方とお逢いしていた際、

「先生、最近、マンガたくさん読んでいるでしょう」

 と突然指摘されたのは、大変びっくりしました。

「だって、タイムラインに、マンガのキャラがたくさんでてきてるから」
「えっ?そう?」

 僕としては、確かにアップした記憶があるけれど、ひとつひとつは全く記憶しておらず、タイムラインに、それが並んでいるのを見たときは、我ながらびっくりしました。自分のタイムラインを上から下まで見ることなど、ほぼないので、そこに「マンガネタ」がいくつか並んでいたのを見たときは、「ほほー」と思いました。

「そうか、今、マンガをたくさん読んでたんだ。全然気づかなかったわ。確かに、今、我が人生で、第二次マンガブームがおとずれてるな。」

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「しかし、まてよ・・・。もしかして積ん読が2列になっちゃったのは、マンガの読み過ぎが原因かも」

 考えてみれば、思い当たる節があります。
 昨日の晩も「とめはね」が読み終わらなくて、ヒーヒーしておりましたので(笑)。
 なんだ、さっきは「それにしても、何で、こうなったんだろう?」とか言っておりましたが、原因はかなり自明です。マンガの読み過ぎ?


(さぁ、君もポチしてごらん・・・大人買いしてごらん・・・フフフ。おもしろいぜぇ、、、君も、とめはねで、熱い血潮をたぎらしてみないか・・・さ、ポチしちゃえよ)
  
 ということで、「本棚」と「ソーシャルメディア」を重ね合わせると、自分の問題がわか場合があるようです。嗚呼、生活を立て直さなくては!

 そして人生はつづく