【拡散お願いします】「人材開発の基礎と未来」を1冊で学べる本!?:拙編著・新刊「人事よ、ススメ!」が本日発売です!
いよいよ本日3月11日、拙編著の新刊「人事よ、ススメ! 」が碩学舎さんより刊行されます。
本書は、「人事・人材開発の最前線を走る研究者・実践者」らが、最前線の面白さ・奥深さについて、キレキレの講義を行い、その様子を実況中継した本です。慶應丸の内シティキャンパスでの講義が紙上にて再現されていますが、あたかもワークショップを受けたような読後感でお読み頂けることをめざしています。人事・人材開発の実務、それらをまとめる理論や事例についてふんだんに盛り込んでいる本となります。
本書において、中原は編著をつとめ、松尾睦先生、難波克己先生、守島基博先生、久保田美紀先生、アキレス美知子先生、金井壽宏先生、妹尾大先生、高尾隆先生、曽山哲人先生、長岡健先生など、人材業界の第一人者の方々を著者に迎え、440ページの書籍に編みあがりました。
ぜひ、多くの方々に手に取って頂けると嬉しく思います。
▼
さて、下記は本書の詳細なご説明です。
まず、この本は、既述いたしましたとおり、中原が主任講師をつとめる「人材開発の専門知識・スキル」を学ぶことを目的にした、慶應丸の内キャンパスで行われている社会人向け講座「ラーニングイノベーション論」の2年前の授業を、紙上実況中継した本です。
ラーニングイノベーション論 2015
http://www.keiomcc.com/program/lin/
「ラーニングイノベーション論」は、企業の人事・人材開発担当者が、半年のセッションを通して「人材開発の基礎理論・知識・事例」を学び、それらを活かして、自社の「人材開発のあり方」を改善する提案を最後に行う、アクションラーニング型の授業を特徴としたコースで、2年前の講義では、今回の著者を含む各領域で活躍する研究者、実務家がリレー講義をしてくださっています。講義のあとは、中原がファシリテーションをつとめるディスカッションやワークショップが用意されています。
このコース自体が、インタラクティブであることに徹底的にこだわったつくりになっています。
本は紙上講義、実況中継ですので、講義で用いたワークシートや、
ワークショップのネタが盛り込まれています。
また、企業での人材開発事例などをふんだんに収録しています。下記は、ラーニングピクニックと称して、スターバックスさんの職場をご訪問させていただいたときの事例紹介ですね。大変お世話になりました。心より感謝いたします。
また、これまでラーニングイノベーション論を支えてくださった受講生の方々のエンドロールも、下記のように「後書き」に掲載されております。後書きに書きましたが、ラーニングイノベーション論は、教授者である僕にとってももっとも愉しむことにできる、しかもラーニングフルな時間でした。僕は受講生であるみなさんに「育てられました」。第一期のラーニングイノベーション論を締め括るにあたり、感謝をこめて、みなさんのお名前をエンドロールに記載させて頂きました。
「人事よ、ススメ!」の目次は下記のようになっております。
<目次>
(1)経験学習とOJT研究の現在 ~育て上手のマネジャーの指導法
北海道大学大学院経済学研究科 松尾睦
(2)「非日常のアドベンチャー」を通し、「できる自分」に出会う
玉川大学学術研究所・心の教育実践センター准教授 難波克己
(3)日本型戦略人的資源論とはなにか
一橋大学大学院商学研究科教授 守島基博
(4)やる気をひきだすマネジメント~社員自ら創り育てるわたしたちの働く場
スターバックス コーヒー ジャパン (株)人事本部人材開発部部長 久保田美紀
(5)ネットワーカーとしての人材開発部門のあり方
SAPジャパン(株) 常務執行役員人事本部長 ほか アキレス美知子
(6)提供価値(デリバラブル)と支援を手かかりに人材開発部門のあり方を考える
神戸大学大学院経営学研究科教授 金井壽宏
(7)「職場の学び」を科学する
中原淳
(8)知識創造理論の現在 ~知識創造をめざす「場」のデザインとは
東京工業大学大学院准教授 妹尾 大
(9)創造的なコラボレーションを生む~インプロビゼーション(即興演劇)の展開
東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野 准教授 高尾隆
(10)研修のデザイン~教えることを科学する
中原淳
(11)成長するしかけ"を創る
(株)サイバーエージェント 執行役員 人事本部長 曽山哲人
(12)特別対談 ラーニングの現在 ~企業に「実験室」はあるのか
法政大学経営学部教授 長岡健 × 中原淳
僕はこの本を、東京都内・関東近郊の方はもちろんのこと、それ以外の、それぞれの地方で志をもって人材開発に携わる方に対して、記したいという思いで編著を行いました。
お一人でお読み頂くこともまことに嬉しい事ですが、どうか、それぞれの地域で、志のある方々と勉強会などがさらに発展したとしたら、さらにうれしいことです。
結局、地域を元気にする試みは、それぞれの地域の、それぞれの現場にいらっしゃる、志ある人々が立ち上がるかどうかにかかっています。本書が、その一助となることを願っています。
最後になりますが、執筆者の松尾睦先生、難波克己先生、守島基博先生、久保田美紀先生、アキレス美知子先生、金井壽宏先生、妹尾大先生、高尾隆先生、曽山哲人先生、長岡健先生には、講座出講に加えて編集等に貴重な時間をたまわり、心より御礼申し上げます。
また、この書籍の出版に御協力いただきました碩学舎の松井剛先生(一橋大学)、水越康介先生(首都大学東京)、構成・編集プロセスをすすめてくださった森旭彦さん、中央経済社の浜田匡さん、慶應丸の内シティキャンパスの城取一成さん、保谷範子さん、井草真喜子さん、調恵介さん、石井雄輝さん、そして、装丁・カバー・内部の図版を作成してくださった松浦李恵さん、大石サヨリさんに心より感謝いたします。本当にありがとうございました!
そして人生は続く!
追伸.
なお、ラーニングイノベーション論は常に変わり続ける、人材開発の最高峰のカリキュラムをめざしています。今年のカリキュラムも、昨年、2年前とはかなり変わっていますが、先日、募集を開始しました。この13回で、人材開発の基礎基本を「最先端の話題」で学ぶことができます。
ラーニングイノベーション論 2015(慶應丸の内シティキャンパス)
http://www.keiomcc.com/program/lin/
もしご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうか受講をご検討いただけますようよろしくお願いいたします。
募集はまだはじまったばかりなので、まだ「残席」がございますが、どうかお早めにご検討をお願いいたします。まずは話から聞いてみよう、ということでももちろん大丈夫です。どうぞよろしく御願いいたします。
ラーニングイノベーション論 2015
(ご登壇いただく講師の先生方:心より感謝いたします)
松尾 睦先生(北海道大学大学院)
難波克己先生(玉川大学)
木村滋樹先生(ヤマト運輸株式会社)
守島基博先生(一橋大学)
服部泰宏先生(横浜国立大学)
金井壽宏先生(神戸大学)
島村公俊先生(ソフトバンクモバイル株式会社)
髙木晴夫先生(法政大学)
高尾隆先生(東京学芸大学)
中村和彦先生(南山大学)
吉田毅先生(ヤフー株式会社)
曽山哲人先生(株式会社サイバーエージェント)
中原 淳(東京大学)
投稿者 jun : 2015年3月11日 05:00
【前の記事へ移動: 【参加者募集・残席わずか】「課題解決スキル」と「チームビルディング」を1粒で2度 ...】【次の記事へ移動: Academic Chemistry Camp(化学反応的・学際キャンプ!?=大 ...】