あなたは「継続学習のプロセス」を回していますか?

 好き嫌いはあるかもしれませんが、ドラッカーの言葉は、ときに今を生きるわたしたちに、ビビビと「刺さります」。僕が最も好きな言葉のひとつは、こちらです。

「知識労働者」たるものは、仕事の中に「継続学習のプロセス」を組み込んでおかなければならない

「明日を支配するもの」(Drucker, P. F.)

 自分が置かれている状況や市場の変化が早いときには特にでしょうけれれど、知識を扱う職種についている人は、常に、自分の所持している知識や思考プロセスを「最新のもの」にアップデートしておかなければなりません。
 そうした努力を辞めてしまった人を、「知識労働者」とはいいません。ドラッカーは、今から数十年も前に、このことを喝破していました。

 かくいう僕も、今週1週間は「自分の学習」のために使わせていただこうと思います。
 ただでさえクソ忙しいこの時期に、1週間も仕事をあけることは「後ろ髪」引かれる思いですが、今日の日は半年前から調整をしてきました。

 家庭ができ、子どもができて、本当に切実に思いますが、「学びの時間」を確保することは、本当に意識して行い、かつ家庭の理解もなければ実現しないことでもあります。特に、カミサンの理解には心より感謝をいたします。しっかり学んでこようと思っています。

 あなたは最近、「継続学習のプロセス」、回っていますか?
 そして人生は続く

追伸.
 そういえば(!)、3月24日に開催される「新たなラーニングバー的イベント」が参加募集を行っております。

【参加者募集・拡散大歓迎】異業種越境型「リーダーシップ研修」をいかにデザインするのか?:「丘の街」美瑛で展開する次世代型リーダー養成スクールの衝撃!?
http://www.nakahara-lab.net/blog/2015/02/post_2367.html

 リーダーシップ開発に興味をお持ちの方、地域振興・社会問題解決に興味をお持ちの方には、おすすめの内容です。どうぞお誘いあわせのうえ、お越し下さい。こちら「拡散大歓迎」です。どうぞよろしく御願いいたします。