【シェア・いいね・RT:拡散どうかお願いいたします】 「中小企業における人材育成の実態調査」:調査へのご協力のお願い

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 中小企業は、大企業とぜんぜん、違うよ
 中小企業には、中小企業独自の人の育て方があるよ
 大企業のことなんて、中小企業では通用しないよ

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 昨年より「中小企業の仕事の現場には、どのような人材育成のメカニズムが存在し、何が機能しているのか」を調べる共同研究が進行しています。上記のような一連の問いに対して、それが「正しい」か「正しくないか」の「答え」を出す研究です。

 以前ブログでお知らせしましたとおり、トーマツイノベーション株式会社さまとの共同研究で、中小企業を対象とした「職場における人材育成の実態を解明する研究」が昨年からスタートし、ようやく数ヶ月にわたる予備調査を終え、本調査の開始となりました。

 本調査に関しましては、多くの方々からメールなどでお問い合わせをいただきました。中には調査に協力いただけるという御連絡も賜り、とても幸せなことに思います。ありがとうございます。

 そこで、お言葉に甘え、この調査に御協力いただける方を、下記のように広く募集させて頂くことになりました。どうか、リンク先の応募文章をご一読いただき、この調査への御協力のほど、どうかよろしくお願いいたします。
 御協力頂きました方には、成果をまとめたレポートや、「あっと驚くタメゴロー的?成果報告会」にご招待させていただけます。

「中小企業における人材育成の実態調査」:調査へのご協力のお願い
http://www.ti.tohmatsu.co.jp/specially/npro/index.html

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 思えば、中小企業の人材開発の実態は、データも非常に限られており、これまで長くベールに包まれてきました。
 人材開発研究の多くは、従業員規模300名ー1000名をこえるような、いわゆる「大企業」を舞台として行われきた経緯があるからです。この国の企業のうち、9割以上は中小企業です。しかし、そこは人材開発研究の主要な舞台ではありませんでした。

 以前にも申し上げましたが、これにはいくつかの理由がございます。
 最大の理由のひとつは、大学・研究者との共同研究を回していく人材、リソースを社内に用意することが中小企業には難しかったことがありえます。

 もうひとつの課題は、そもそも研究に非常に手間がかかり、かつ、困難であったことがあげられます。
 問題のひとつは、中小企業は組織サイズが小さいため、データを取得することがそもそも難しいということがあげられます。N数を確保しようにも、そもそも組織が大きくありません。
 また、経営者要因など、いくつかの「変数」が大きな影響力をもっていることが予想され、実証的な研究を行うときに、組織サイズや、経営者の承継体制など、いくつかの場合にわけて考察をしなければならないことが予想されること、などです。

 かくして、いくつかの理由のため、我が国における「中小企業の職場における人材育成の実態解明」は、あまり進んでいませんでした。
 そして、これは僕にとって、長年取り組まなければならない、しかし、実務的にも、かつ研究的にも非常に困難な課題でした。

 しかし、このたびトーマツイノベーション様という共同研究パートナーを得られましたこと、また、自分自身も、十数年の研究の経験を積み、ようや く、中小企業の人材開発の実態に迫れるだけの準備ができたこと。
 またすでに昨年から実施してきた予備調査でも、非常に綺麗なデータを得ることができ、本調査に向かうだけの確信が持てました。

 かくして「中小企業における人材育成の実態調査」の本調査を実施させていただける運びとなりました。
 どうか、先にご紹介させていただきました「調査へのご協力のお願い」、もしご興味・ご関心がございましたら、ご検討いただけますよう、お願いいたします。「あっと驚くタメゴロー的?成果報告会」でお逢いできますこと愉しみにしております。
 
「中小企業における人材育成の実態調査」:調査へのご協力のお願い
http://www.ti.tohmatsu.co.jp/specially/npro/index.html

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 なお、本共同研究は、たくさんの方々のご尽力によって実施されております。
 プロジェクトメンバーは、トーマツイノベーション株式会社様側は、真﨑大輔社長はじめ、新谷健司さん、渡辺健太さん、鈴木義之さん、濵野智成さん、小暮勝也さん、伊藤由紀さん、五十嵐慎治さん、長谷川弘実さんです。どうもありがとうございます。アカデミクスからは、中原と保田江美さんが参加しています。この研究成果は、成果報告会でみなさまにご報告させていただくことに加え、

「中小企業の人材育成」というかたちで、研究専門書や各種論文にまとめさせていただける予定です。この調査が、中小企業の人材開発に関する社会的関心の高まりに少しでも寄与できたとしたら、これ以上、嬉しい事はありません。

 なお、最後になりますが、すでに実施した予備調査をはじめとして、今後、本調査をご一緒させて頂くトーマツイノベーション株式会社、現場で中小企業の方々と相対しプロジェクトに御協力頂ける同社社員の方々、そして、貴重な時間をこの調査に割いて頂ける回答企業の社員の方々には、この場を借りて、心より感謝いたします。引き続きどうぞよろしく御願いいたします。

 中小企業は、大企業とぜんぜん、違うよ
 中小企業には、中小企業独自の人の育て方があるよ
 大企業のことなんて、中小企業では通用しないよ

 これら一連の問いに対する答えが、半年後には明らかになります。
 どうかお楽しみに!
 そして人生は続く