「基調講演」ならぬ「基調ワークショップ」?
今日は久しぶりの「出張」です。高知大学と愛媛大学に、それぞれ某学会の基調講演、パネラーとして旅立ち?ます。カミサンには、多大なるご負荷をおかけ申し候(すみません)。なぜ突然「ソウロウ」なのかは知りませんが、今、そんな気分です。
(現在子育て中につき、極力、出張を減らしています。)
▼
ところで、基調「講演」というのは、しょっぱなから大嘘をぶっこいたかもしれません。
小生「講演」は苦手ですので、関係者の方々に我が儘を申し上げ、今回は「基調ワークショップ」ということにさせていただきました(笑)。本当にありがとうございます。
「基調ワークショップ」というと、なんか「変なネーミング」ですね。でも、基調講演はこれまでにも経験がありますが、基調ワークショップ?はやったことがないので、緊張しております。どうなるか楽しみです。
▼
基調ワークショップ?、パネラーの内容は、両者ともに小生の専門、経営学習研究(Management Learning)についてです。短い時間ではありますが、最新の研究知見をまじえつつ、ご紹介させていただこうと思います。
特に、後者の看護管理学会の方は、小生は看護は全くのドシロウトなので、研究室・D1の保田さんに御協力をいただきました。保田さん、ありがとうございます。
ところで、講演では、ひとつスライドを提示させていただき、皆さんで一瞬、このスライドの意味をかんがえる的な、ジャブ的?エクササイズを用意しています。
(こちらのスライドは、アシスタントの阿部さんに無理を申し上げつくっていただきました。アシスタントの阿部さんがいなければ、中原のただでさえ低い生産性は10分の1になってしまうほど、阿部さんは、すごい存在です。いつもありがとう!)
そのスライドと申しますものがこちらなのですが、このグラフは何を指し示しているかおわかりになりますでしょうか。
このグラフは、学術データベース(EBSCO)で、「ある概念」の論文登場回数を年ごとに集計したものです。一見しておわかりのとおり、1980年代から、この「概念」の論文登場回数は、増加の一途をたどっています。いわば、バブルだね、バブル。
ちなみに、ヒント!
この概念は、1900年代にある哲学者の論考によってスポットライトをあびることになりました。1987年に、ある著名な本が出版され、さらに広まることになりました。1990年代には、多くの学術書に引用され、2000年代に爆発的に広がったものです。
答えは、また今度!(なんじゃ、それ)ということで、ここでは申し上げませんが、基調ワークショップ?やパネルでは、この概念について、掘り下げていきたいと思っています。
そして人生は続く
投稿者 jun : 2014年8月29日 05:41
【前の記事へ移動: 悩める親のための読書感想文にわか指導法:長い文章を書くとはどういうことか!?:ク ...】【次の記事へ移動: 異業種コラボ・アクションラーニングを成功させる3つのコツとは?:「捨てる勇気」と ...】