指導する側の「強制アウトプット」:「ネコまっしぐら」ならぬ「無能まっしぐら」を何とか避けるために!?

 早いもので7月も中旬。今日で大学院ゼミは終了です。ゼミ最終会は、なんと、僕が、研究発表報告なのだそうです。今日は、大学院生の皆さんに、ご指導を賜りたい?と思っています(笑)。
 いつものゼミとは異なり、「指導している側」と、「指導されている側」が逆転します。誠に「愉快」なことですね。

 ところで、今日の機会を、自分で決めたのか、そうでないのかすら憶えがないのですが(おそらく、大学院生の誰かに先生もやりますか? と聞かれて、僕やるよ、と言ったのではないかと思いますが)、考えてみれば、こうした機会も大切です。

 といいますのは、人は指導する側に回ると、日々の雑事にかまけ、だんだんと「勉強」をしなくなってくる。

 俗な言葉に、

 人は「無能」になるまで成長する

 と言う言葉がありますが、こうした状態をほっておけば、だんだんと勉強をしなくなり、ひいては「ネコまっしぐら」ならぬ「無能まっしぐら」という感じになりがちです(泣・・・正直に僕は危機を感じています)。

 ですので、こうした「強制的アウトプット」?の機会を自らつくりだすことは、大切なことだよな、と思いました。いつもの関係を「反転」させ、「指導する側」が「強制的アウトプット」をする。結構しんどいけど(泣)。もう胃液もでませんがな、、、嗚呼。

 おかげさまで、今日の発表のために随分本を読むことができました。今日は、ちょっと理論っぽい研究報告をしようと思っています。
 いつか論文にまとめようと思っていたことで、最近考えていることを、ちょっくら皆さんに聞いて頂こうと思っております。

 そして人生は続く