そろそろ強制インプット!?

 忙しくなると真っ先にカットされる時間は、「インプットの時間」であることが多いものです。
 新たな知識や考え方を学び、自ら考える時間。先行研究を読んで、まとめておく時間。そういう「インプットの時間」こそが、「なくても、今は取り急ぎ、困らないもの」としてカットされます。

 反面、忙しくなると、人は「アウトプット」をこれでもか、これでもかと求められます。今すぐ目に見える形で成果をだすこと。今すぐに手持ちのものをかたちにすること。そういう「アウトプット」を求められます。

 しかし、少なくとも僕の場合、「アウトプット」ばかりしていると、次第に自分が「スカスカ」になってきている感覚に襲われるときがあります。

「もうオラはスカスカですだ。出せるものは、何もないですだー。シオシオのパーですだー」

 というイメージです。
 でも、そうやってでも、アウトプットしなければ生きていけないから、出ないのに、指をつっこんで、吐き続けます(失礼)。もう胃液すら、出ません(泣)。かんにんしておくれやす。

 たぶん大切なことは、自分の中の「ため」が半分くらいになったら、強制的に「インプット」をすることなのかな、と思います。

「このままいけば、やばいぞ」

 という感じで。
 たしかに「インプット」するのはおっくうです。全く今まで扱ったことのない知識を、ゼロから学ぶのですから。ついつい、面倒に感じます。でも、それをやらないと、すぐに「スカスカ」になってしまいます。

 ▼

 というわけで、最近の僕にも、そろそろ「強制インプット」の時間が迫っているようです。40近くなっても、そんなことの繰り返しです。

 そして人生は続く。