「ほぼ日:はたらきたい展」に行ってきた!:オレの船は、これから、どんどん小さくなっていく!

 渋谷・パルコ1 3Fで開催されている「ほぼ日がはたらくことを考える はたらきたい展」を見てきました。

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はたらきたい展
http://www.1101.com/parco2013/

 この展覧会は、糸井重里さん、ほぼ日の皆さんの仕事の「これまで」や、様々な企画を振り返りつつ、「楽しさと仕事」の関係をさぐります。
 この展示を見ていると、数年前、東京糸井重里事務所にインタビューでお邪魔したときのことを思い出しました。そのときに見た「おいしい生活」にも、また逢うことができました。おひさ。

 展示の最後の方では「ほぼ日」上にアーカイブされた「はたらく人達」の珠玉の言葉が99のカードになっています。これらの中で気に入ったものを集め、リングにいれて、自由に持って帰ることができるというものになっています。

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 出かけた日は、若い人を中心にとてもお客さんが多かったですが、とても愉しむことができました。小生、見かけはオッサンですが、マインドは10代ですので(痛い)、何とか、溶け込んでいた、と思います(泣)。

 ちなみに、僕がぐっときた言葉は、熊谷善之さん(漁師さん)の言葉です。震災から2年たち、ようやく完成した自分の船「第十七天王丸」を目の前に、熊谷さんはいいます。

「この船は、これから、どんどん小さくなっていく。自分の手足みたいに操れるようになったら、船は小さく感じるもんだ」

 しびれるね、かっこええ。
 熟達とそれにともなう感覚が感じ取れますね。

 おすすめの展覧会です。
 そして人生は続く。
 
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追伸.
 どうせ渋谷にまで脚をのばすのであれば、小生のような「多動系オッサン」としては、ワタリウムで開催されている「JR展」にも、ついつい、出かけたくなります。おらおらおら。
 そういえば、太古の昔、付き合っていた彼女に、「あなたと一緒にいると、まったく落ち着かない」といわれたことがありました。「落ち着くとは何かね? 不安定こそが安定。安定こそが不安定」と答えると、二人のあいだに言葉はなくなりました(泣)。市中引き回してごめん。

 閑話休題。こちらは、写真を用いたストリートアートプロジェクトを展開しているJRの個展。展覧会に参加すると、JRのインサイドアウトプロジェクトにも参加できます。自分の顔が、大きなポスターになるのは、圧巻。

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JR展 ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html