「イノベーションを生み出す×40代-50代ミドルの再挑戦・再学習・働きがい」:9月21日(金)午後6時 経営学習研究所ラーニングイベントを開催します!
6月にキックオフイベントを開催させていただいた、経営学習研究所(MAnagement Learning Laboratory : MALL モール)の活動が、水面下で本格化してきています。各理事が、いろいろな企画を、ひそかに練っているのです。
僕自身も、実は、今、二つの企画を練っています。ふたつめの企画は、出版も連動する企画なので、まだ相手先が決まらない現段階ではオープンにできないのですが、ひとつめの企画が、そろそろオープンになります。
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ひとつめの企画、それは久しぶりのイベント開催です。
9月21日(金)午後6時から、品川のコクヨ株式会社さんのエコライブオフィスにて、コクヨさんと共催で、下記のような、ラーニングバー的なイベントを開催します。このイベントは、不肖中原がプロデュースをします。
テーマはずばり
「イノベーションを生み出すこと」
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「40代-50代ミドルの再挑戦と学び」
です。
一見、相性の悪いような、この二つの命題を何とか両立するべく、新たな事業を立ち上げ、挑戦、実践する企業の方にご登壇いただき、皆さんで、「ミドルとはどのような年齢なのか?」「イノベーションを生み出すとは何か?」を考えてみたいと思っています。
取り上げさせていただくのは、40代 - 50代のミドルに1年間に再教育を行い、フィールド(顧客の仕事現場)で、新たな価値創出を行う、という取り組みです。
どうぞお楽しみに!
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数年前からでしょうか。ヒアリングさせていただいております、企業の方々から「中高年(ミドルエイジ)の活用」というテーマをお聞きすることが多くなりました。
組織の中の人口構成的にも割合が多く、かつ、豊富な経験をもつミドルエイジに、いかに「新たな価値創出」を担ってもらうのか?
場合によっては、これまでの成功体験や経験を「棄却」してでも、新しい事業に向かってもらうのか。
高齢化が進む、多くの日本企業において、そのことが問題になってきている、といいます。決して平坦な道ではありません。
しかし、この問題は、「誰かの問題」ではないことも、また事実です。むしろ、組織に勤務する人ならば、「多くの人々の問題」です。
なぜなら、「年齢」という資源は、生けとし生きるものにとって、平等に、毎年、消失していくから。
誰もがいつかは「ミドル」と呼ばれるようになるから。そのとき、組織でどのように生きるのかを考えざるをえなくなるであろうから。
たとえ、今は新入社員、若手と呼ばれている人であっても、いつかは、必ず、ミドルと呼ばれるときがくるのです。
9月21日(金)の経営学習研究所ラーニングイベントでは、この課題を、希望とともに、皆さんと一緒にお話ししたいと思います。
正式なご案内文(Call For Participation)は、来週頭あたり、今回、NAKAHARA-LABメルマガから始まる予定です。今回は限定で80名しか入場いただけません。ですので、応募のチャネルをソーシャルメディアではなく、メルマガから行うことにしました。
まだ未登録の方は、これを機会に、ぜひご登録下さい。すでに6000人弱の方々がご登録頂いております。もちろん無料です。情報は、たまにしか流れません。
大丈夫!
このMLで流れる情報は、「人と組織に関するイベント」の募集です。「怪しい壺」とか「身につけると異性にもてるペンダント」のご案内をすることはないので、ご安心を!
NAKAHARA-LAB(中原研究室)メルマガ
http://www.nakahara-lab.net/mailmagazine.htm
そして人生は続く
投稿者 jun : 2012年7月31日 08:59
教員の10年次研修を終えて: データによる可視化、物語による内省
先日、Y市の10年次教員研修で、小生がファシリテータとなり、ワークショップを実施させて頂きました。
Y市の全市500名の10年次の教員の方々を対象に、午前・午後2回にわけて、250名のワークショップを実施させていただいたのです。グループ6名で1つの机。机の島だけで40組以上あります(圧巻・・・!)。
一般にエクササイズを含むかたちでお引き受けするのでしたら30名から40名です。今回はどうしてもラージスケールで行わざるを得ないということで、大学院生や教育委員会の方々のお力をお借りして、何個かのグループごとに見て頂き、何とか実施いたしました。
ワークショップは、いわゆる
1.サーベイフィードバックによる組織開発 【数字・データの活用】
2.ブロックなどを用いた表現活動 【物語の活用】
を中核に構成しました。
まず、2年間にわたって実施した、Y市の教員を方々に対象にした各種の組織調査データの結果を皆さんにおかえししました(分析・パワポ作成は大学院生のS君、C君、中原研OBのW君、中原で分担してやりました。お疲れ様でした&ありがとう!)。
現場から取得させて頂いた「生のデータ」を通して、ミドル教員として、今後、どのような役割を果たしていくことが期待されているのかをお話ししました。
10年次教員ということは、下は32歳、上は40歳後半の方々もいらっしゃるわけで、30歳後半の同年代!?の、教職経験もない僕が、講義をしたところで仕方がない(笑)。
皆さんが、自分の仕事や学校に関して回答なさったこと、そのデータにしたがって、「今後のあり方」を考えていただく方がよいのかな、と思いました。
サーベイフィードバックをさせていただきながら、適宜、エクササイズをはさみます。こちらのエクササイズでは、徹底的に10年次の方々に「物語」を語って頂きます。
「データ」だけでなく「物語」。僕のつくるワークショップや研修は、この2つのバランスをとりつつ進行するパターンが多いですが、どちらのエピステモロジーも重視しながら、考えていただく機会、対話していただく時間をつくります。
こちらでは、ブロックなどを用いて、「自分の10年間」「自分の学校の様子」を表現し、振り返っていただきました。いつもは考えないことを、「表現」を通して、考えて、対話して頂きます。
それをもとにグループで、相互にコメントをしあったり、今後を話し合ったりして頂きました。
かくして3時間弱の研修が終了です。
当日は、2セットあったけどね(合計6時間・・・笑)。
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東日本大震災以降、僕のもとには、公共領域の方々からお問い合わせがくるようになりました(本来の自分の研究、企業経営と人材育成研究を推進するため、多くはお断りせざるをえない状況です。申し訳御座いません)。
特にY市教育委員会さまとは、少し長期的視野にたって落ち着いてお仕事をさせていただけるとのことで、大学と共同研究契約をむすび、様々な調査(定性・定量調査)を実施したり、現場の教員の方々に研修、セミナーなどを実施させていただいております。
僕の研究の中心は、これからも、現在も、今後も「企業」です。ですので、企業の経営者の方、人材育成担当者の方々、現場のマネジャーの方々を前に、研修やセミナーなどでお話することは多いのですが、今回10年次の教員の方々にお話しをするのは、はじめての経験でした。
というわけで、いつもとは勝手が違うので、少し緊張しましたが、企業と公共領域のマネジメントの似ている部分もあるけれど、二つは全く異質なものだとも思いました。
どうやら、この領域では、昨今、民間流のマネジメント施策、経営施策を学校に「適用」するといったことが流行のようですが、僕にとっては、どうもピンときません。
それは「植物にリポビタンDをかけるようなもの?」「TAKUZOにユンケル黄帝液を与えるようなもの?」のように?感じます。そういうを「とってつけ王子」「とってつけ太郎」っていうんでないのかなぁ?
少なくとも僕たちのチームは、「データに根ざしながら」「地に足をつけて」、今後も研究的実践を、実践的研究を続けていきたいと思います。「地に足をつけること」だ。
ちなみに、Y市は校長研修、副校長研修も担当させていただきましたが、10年次はまた違う緊張感がございました(笑)。年齢が近いせいもあるかもしれませんね。
もし万が一、貴重な時間を、愉しみながら、自分や自分の学校を振り返って頂けたとしたらうれしいことです。
最後になりますが、Y市教育委員会のFさん、Kさん、Yさん(今は現場にかえられたMさん)お世話になりました。データの入力からはじめ、様々な場のセッティング、そしてコーディネーションに感謝します。ありがとうございました。
そして人生は続く。
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■2012/07/29 Twitter
- 23:47 映画「モテキ」を見ました。感想は、1)長澤まさみカワイイ。2)フェス行きたい、3)主人公の部屋が昔の僕の部屋みたい、です。じゃ、おやすみ。
- 17:36 今日はありがとうございました。僕自身にとっても大いに学びのある時間でした。感謝!RT @ryo_imamura 本日はカタリバ熟議。中原淳先生・酒井穣さん・井上英之さん・そして文科省各位を招き、教育の未来を議論します。 [in reply to ryo_imamura]
- 16:42 「パッションがある」って、それだけで、いいじゃない。「パッション」は「他人が教えられない」からね。What are you passionate about?
- 16:37 ブログ更新。「おべんとうの時間」を読んだ!:Everybody has a story ! http://t.co/rN7hVdzP
- 11:34 カタリバにて熟議中。
- 08:38 面白い>30年間5年ごとに同じ場所、順番、ポーズ、表情で撮影している親友5人組の写真: http://t.co/qkP0TYux
- 08:36 ハコダテが熱いですね>RT @morikana 今日はこだて国際科学祭プレイベントのうち,午後の2050年委員会inハコダテ(函館初のフューチャーセンターセッション)の一部がUST配信 14時から。 #hakodate2050 http://t.co/pjHSSIzA [in reply to morikana]
- 07:18 ブログ更新。「学ぶ」「創る」ことのコンテキスト:もこもこ泡のスウィーツ屋さんのワークショップに参加してきた! http://t.co/z2N0bHge
投稿者 jun : 2012年7月30日 08:00
「おべんとうの時間」を読んだ!:Everybody has a story !
母や父、妻や夫、子ども、また友人や恋人がつくってくれたおべんとう、そして、そのおべんとうを食べる人を通して、その「向こう側」にあるものを見たかった。
(阿部 了)
ANA「翼の王国」の人気連載である「おべんとうの時間」の単行本を読みました。
デコ弁(デコレーションされた弁当)でも、キャラ弁(キャラクタが描かれた弁当)でもない、普通の市井の人々の「素朴な弁当」を紹介しつつ、その人の語り、生き方、仕事を語る、という短いエッセイ集です。
取り上げられている人々は、海女さんから、プロレスラー、大学教授、幼稚園児まで様々。
何とも素朴で、何とも温かい、読んでいて、清々しい気持ちになる書籍です。
インタビュー王とよばれるスタッズ・ターケルさんの名著に「仕事!」というのがあります。かつてターケルは、115の職業、133人の実在の人々のインタビューを行い、それを一冊の本にしたためました。
「おべんとうの時間」はそれに似たテイストを、敢えて、「おべんとう」というモノを媒介することで、描き出したような気がいたしました。
おべんとうは、通常、誰かから誰かに対して創られることが多いと思います。あるいは、自分でつくるのなら、そこには、そうせざるをえない物語がある場合があります。
「おべんとう」を敢えてインタビューのきっかけにとりあげる、ということは、おべんとうの「背後」にある、そんなドラマを浮き彫りにします。
人には、それぞれ物語があります(Everybody has a story)。「おべんとうの時間」は、「おべんとう」を取り上げることで、「モノ」の背後にある、それぞれの人々の物語を浮き彫りにしていきます。
何度もいえない読後感です。
嗚呼、人って面白い。
そして、何時の日か、僕もこんな仕事がしたいと願うのです。
投稿者 jun : 2012年7月29日 16:33
「学ぶ」「創る」ことのコンテキスト:もこもこ泡のスウィーツ屋さんのワークショップに参加してきた!
昨日は、アトリエ・ムトトさんという方々のやっているワークショップに、家族でお邪魔しました。
アート&遊び ナナヤマートのブログ(ファシリテーター山崎那菜さんのブログ)
http://www.ableartstudio.org/program/e-2/
『もこもこ泡のスウィーツ屋さん』
http://www.ableartstudio.org/program/e-2/
『もこもこ泡のスウィーツ屋さん』のワークショップは、子どもたちが、色水や石けんの泡を使って、メロンソーダやクリームケーキに見立てた作品をつくる、というワークショップです。
色水をまぜたり、泡をしぼったり、ふだんおうちではなかなかできないことだけに、TAKUZOは大変愉しんでおりました。あっという間の1時間半で、帰りの車の中でも、TAKUZOは、この日のことを喋っていました。
「スウィーツ屋さんいうキャッチがいいなぁ」とカミサンがいいます。
この日行った活動自体は、
1)青・赤・黄色の色水を混ぜて、いろいろな色をつくる
2)その上に泡立てた石けんの泡をのっける
3)毛糸でデコレーションして、クリームソーダのようにする
です。これらすべてが子どもがやってみたい(特に1と2)と思えるものだと思うのですが、これらの活動が置かれているコンテキストが「スウィーツ屋さん」というのが、さらに子どもの「知的好奇心」や「やる気」を促進するのだと思いました。
「色水を混ぜて、石けんの泡をのっけて、毛糸を上につけましょう」といわれるより「あなただけのスイーツをつくろう」と言われた方が、萌えませんか?
学び、創造、造形において、どのような「コンテキスト」をつくればいいのか。
たぶん、これは子どもだけでなく、大人だってそうでしょう?
僕個人としては、非常に学ぶところの多いワークショップでした。最後になりますが、アトリエ・ムトトさんのスタッフの方々に、御礼申し上げます。ありがとうございました。
今日は、カタリバさんの熟議に参加します。
なにやら某省庁の方々も参加なさるとか。
そして人生は続く
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■2012/07/28 Twitter
- 21:06 寝室が高温で、かつ、寝起きに体温を測ったので、発熱と勘違いしたかのもしれません(笑)ま、でもよかったです RT @tama_mie 子供って体温調整上手くないので、体温が室温で変わることありますよね RT TAKUZO発熱、間違い? [in reply to tama_mie]
- 18:54 温泉あがりは、牛乳瓶一気飲み。中原家家訓。 http://t.co/h3imk76S
- 09:19 ん? 病院の体温計では、熱ないぞ。自宅の体温計が壊れてるってオチ? 身体触っても、そもそも室温が高いので、よーわからん。
- 08:34 TAKUZO発熱。小児科へ。
- 06:28 ブログ更新。渋谷「蛇の健寿司」で夏の味覚を愉しむ!:今年も、新子が入りました! http://t.co/HmXBMlH7
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■2012/07/27 Twitter
- 20:46 今年の教育工学会・シンポジウムはTEDスタイルでやるらしい。インカムつけて18分?テーマが「社会と学問のつながり」とのこと。面白そうだし、やったことないので、お引き受けすることにしました。オファーに感謝!愉しみですな。練習しよ。
- 19:54 「経営学習論」(東京大学出版会)校了です。完全に僕の手を離れました。ふぅ。8月下旬発刊の予定です。ご興味あらば、ご笑覧いただけますと幸いです。 http://t.co/8ABT7l7R
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■2012/07/26 Twitter
- 18:20 僕がひとりで面接すると、「雑談」になるか「ブレスト」になることが、よくわかった。
- 17:57 「一年分のクリエィティビティ」を消失させる、どうしようもない会議もまた、世の中には存在する。
- 17:56 「一年分のやる気」を失わせる一言というものが、世の中には存在する。
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■2012/07/25 Twitter
- 23:02 ついついポチッてしまった。REMO社のキッズドラム。ペッカーさんとのご縁。 http://t.co/YRTbPyOd
- 11:46 大学院・中原ゼミ(@nakaharalab): ある物事が「普及」していくプロセスは、社会的相互作用を通した「学習」のプロセスとして見ることができる(Coburn and Stein 2006)
- 10:57 夏学期最後の中原ゼミ(@nakaharalab)あっという間だねぇ、、、いつの間にか、学期末。#nakaharalab
- 06:48 なるほど>大規模オープンオンラインコース(MOOC : Massive Open Online Courses) : 教育機関に在籍していなくても「受講」できる / 教育機関に在籍していない人でも「開講」できる http://t.co/HcVet7Jr
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■2012/07/23 Twitter
- 21:49 医療・ケガレを論じてきた波平恵美子さんの経験とナラティブに学ぶ、質的研究の方法。小田先生のご著書は、質的研究を論じつつも一貫して「研究とは何か」を論じておられる気がする。非常に勉強になりました>「質的研究の方法」 http://t.co/iLDYolD5
- 06:18 なるほど>「インターン」海外で挑む学生が増える、文化知り語学も学ぶ。就活でアピール、好印象(日経)
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■2012/07/22 Twitter
- 14:48 パナソニックセンター。ダンボールでつくったお城、迷路で、遊べます。タダ、しかも、駐車場も三時間無料。 http://t.co/q2wGvF47
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■2012/07/21 Twitter
- 19:44 脇本さん(中原研OB @wakitake)結婚披露宴に参加。目黒雅叙園。おめでとうございました!お幸せに。
- 10:49 ANAの機内誌「翼の王国」のエッセイ「おべんとうの時間」、書籍になっていたのですね。キャラ弁でもデコ弁でもない、一般の人の「素朴なお弁当の写真」と、「お弁当」を通じたひとりひとりのストーリー。Everybody has a story... :...
- 08:34 なるほど>就業者 2030年850万人減、低成長・改革進まぬなら。若者・女性・高齢者の活用すすめば210万人減。産業別では製造業は約70万人減、医療・福祉分野は300万人以上増加。情報サービスも増加(日経)
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■2012/07/20 Twitter
- 21:20 本当にいい本だと思いました。エスノグラフィーの入門書としても素晴らしいですが、研究そのものの入門書としてもおすすめですね。しかも文体に遊び心がありますね>小田博志(著)エスノグラフィー入門 <現場>を質的研究する http://t.co/szP9V26a
- 15:40 小生のマッキン、お亡くなりになりました。不幸中の幸いなことに、データは昨日バックアップしていたので無事です。データもとんだら、亡くなっていたのは僕です。RT @t_mochizuki 遺憾です RT Macが起動せず。「?」の点滅表示。何に悩んでいるのかな?お話してごらん [in reply to t_mochizuki]
- 15:38 来週、横浜市の10年次教員研修を担当します。全市の校長研修、副校長研修に加え、こちらも担当することに。500名の方々を午前・午後250名ずつにわけて、ワークショップスタイルで行うことにしました。ただいま、準備中です。
- 08:18 TAKUZO、耳下腺が腫れてる。病院へ。朝からトラブル多し。
- 06:21 いきなりMacが起動しなくなった。「?」の点滅表示。何に悩んでいるのかな?お話してごらん: http://t.co/IsY9RxM4
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■2012/07/19 Twitter
- 22:35 医学は僕は全くの門外漢ですし、これはエンタメだそうですけど、NHK「総合診療医 ドクターG」面白いですね。研修医が行う推論と、熟達医の行う推論の違い> 病名を探り当てるまでの謎解き「総合診療医ドクターG」: http://t.co/lYNuUym4
- 21:29 RT @mitate1123 今日の山口銀行の清水氏も講演で近いお話をされてました。清水氏はまず、相手の立場で考える感性を磨くことが大事と指摘していました:RT プロフェッショナルの目は「何」を見ているのか?http://t.co/mYSwo1Ft [in reply to mitate1123]
- 21:28 なるほど!観察に込められた思いが感じられますね> RT @reichan_w 『観る』と『察する』が合わさって 『観察』となる。そのことを思い出しました。RT プロフェッショナルの目は「何」を見ているのか? http://t.co/mYSwo1Ft" [in reply to reichan_w]
- 13:40 素敵な棚卸しの機会ですね>RT @okamoto4433 まさに今自分が普段の仕事で「何を見ているのか」をブレイクダウンしているところなので、とても興味深く拝読 RT プロフェッショナルの目は「何」を見ているのか? http://t.co/9T2Wor1W [in reply to okamoto4433]
- 08:55 ブログ更新。プロフェッショナルの目は「何」を見ているのか? - 「見ること」の難しさと奥深さ。「初心者には見えないもの」が、一人前になると見えてくる、というお話しです。 http://t.co/mYSwo1Ft
- 00:04 RT @clione 中原先生ご紹介感謝です。岡田先生、小玉先生は社会人大学院の教員と修了生による筑波大学カウンセリングコース・キャリア・プロジェクト(TCCP)の主催者です。イベントまたご案内いたします。 http://t.co/McgBAPeF [in reply to clione]
投稿者 jun : 2012年7月29日 07:14
渋谷「蛇の健寿司」で夏の味覚を愉しむ!:今年も、新子が入りました!
怒濤のような7月も、もう終わり、新子の季節だよね、ということで、先日家族で「蛇の健寿司」さんに、夏の味覚を愉しみにいきました(蛇の健寿司さんは、旬の寿司を食べさせてくれる、渋谷の小さなお寿司屋さんです。たまに行きます)。
「子ども連れでもいいですか?」と電話口で聞くと、「もちろんですよ」というお答え。TAKUZOをつれて、ウキウキと向かったのでございます。
ご主人の健さんが、いつものように出迎えてくれます。
いらっしゃい。
いわゆる「寿司屋の気むずかしいオヤジ」とは対極におられる、明るくて、優しい方です。
いつものように「おまかせ」で。
不安な方は、だいたいの予算を電話で先に知らせておくとよいかもしれませんね。僕はだいたいわかるので、「いつもの感じ」で。
夏の味覚「ハモ」から
丁寧な包丁がはいっています。ハモは梅酢でいただくのが美味しかった。
お次は「生牡蠣」です。
6年物の生牡蠣は、身がコリコリしていて、当然のことながら臭みはいっさいなく、まさに「海のミルク」そのものでした。
TAKUZOがいるので、刺身はスキップして(たぶん時間的に持たない。お絵かき帳を持って行るのですが・・・)、さっそく「握り」に。今日は10カンほどいただきました。下記は特に印象に残ったものを。
最初はお待ちかね、「新子」です。
いわゆる4枚付けですね。酢がちょうどよい一品です。
お次はカツオ。
これは旨かった。もうそれしかいいようがないです。小生は調子にのって、2カン目を追加してしまいました。
いつものように健さんは、丁寧な仕事と、優しい話術で、僕たちにお魚のことを教えてくれます。ありがとうございます!
お次はサンマ。
僕はもともと「光り物」は苦手なのですが、ここのサンマを食べてからというもの、「光り物」ファンになってしまいました。
調子にのって、もうひとつ「光り物」。
「今日は、いい鰯がはいってますよ」とのことですので、「いわし」をいただくことにしました。うーん、確かに、このいわしは旨そうだ。
で、出てきたのがこちらです。
まるでミルクのようにとろける鰯です。
あとは、口の中でとろける「ばふんウニ」とか
富山の白エビなどを少々。
夏の風物詩、穴子1本。
「蛇の健寿司」の夏の一日は、かくして終わりをつげました。
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お寿司屋さんは、毎日行けるような場所ではないとは思いますが、何かお祝い事や、何かの打ち上げなどにぜひ。二階には10名ほどなら入れるお座敷がありますし、カウンターに座れば、いろいろなお魚のお話しを伺うこともできます。
■蛇の健寿司(夜のみ)
東京都渋谷区道玄坂1-20-4
TEL:03-3461-4288
(英語メニューもあり)
大きな地図で見る
そして人生は続く。
投稿者 jun : 2012年7月28日 06:16
プロフェッショナルの目は「何」を見ているのか?:「見ること」の難しさと奥深さ
一般に、「見る」ということは、「視覚」にさえ異常がないのであれば、誰にでも出来ることであると思われがちです。「見るべき対象」が網膜に投影されていれば、それは、自ずから「見ている」ことになるんだろうと。
しかし、最近の僕は、ひそかに、この「見る」が気になって仕方がありません。一般に、簡単だと思われる「見る」が、そうそう容易なことではないことに知的好奇心をもっています。
特に、プロフェッショナルとよばれる人の「見る」が、いかにして可能になるのかが、興味深くて仕方がないのです。そして、この「目」をどのようにして育成すればよいのか、ヒマを見つけては、うんうんと考えています。全くのリサーチプランも、〆切もない、自分だけの研究関心です。こういうときは、幸せかもしれません。
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たとえば、先日、ある看護師さんとお話をしました。
その看護師さんによると、新人看護師と熟達者の看護師さんでもっとも異なるのは、「患者の様子を見る」ということなのだ、と。
曰く、初心者の看護師が注視するのは、自分の処置のプロセスと、その結果。つまり、自分の活動の成否にしか、認知的資源を配分できない、ということですね。
それに対して、熟達者になると、処置前の患者の様子を、何も言わず「見る」。さらには患者のベッドのまわりに、変わった様子がないかを「見る」。患者の背後に、どのような家族模様、人間関係がありそうかを「見る」。
看護教育について僕は全くの門外漢ですが、熟達に応じて「見る」対象や、領域や、時間軸が広がってくることがわかります。
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似たようなことを、ある熟練のファシリテータの方が言っておられました。この方は、企業内部で組織変革などのお手伝いをなさっている方です。
曰く、
ファシリテータをはじめた頃は、役員会での発言についていくだけで精一杯でした。つまり、最初は「耳」しか使えない。「耳」で聞いて、適切な問いをかえす。
しかし、熟練したファシリテータは「目」が武器になるのです。経験を積み重ねてくると、「会議の風土が見えて」くるのです。会議で、誰が、どのように発言し、それに対して、誰が、どのような反応をするかで、会社の中のパワーバランスが「見えて」くるのです。
(直接はあまり関係ないですけど、ラーニングイベントを何度も学生さんと一緒にコラボしてつくっていて、いつも思うことがあります。一人前になってイベントの中核的人物になった学生さんは、そうでない学生さんと、見ているものが違います。それは「学習者(参加者)の全体の動き」です。俯瞰的な目線で、多くの学習者が、今何をしていて、どのように動くのか、を予測して、自ら動くことができます。そうでない学生さんは、今目の前にある与えられた仕事と、そこにいる学習者しか見られないものです。このことは、わりとよく実感します。僕の口癖は「学習者の流れを見なさい」「学習者の動線を予測しなさい」です。)
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「見ること」について、先日伺った鍼灸師の先生は、こうもいいます。「見る」ためには制約がいる、とも。
鍼灸師が、患者を「見る」ためには、枠がなくてはなりません。治療方針が、まずは決まっている。それを「枠」として、ひとつ、鍼を入れる。鍼をいれるときの感覚、それがすっと入るのか、はねっかえるのか、そのとき患者さんの身体は、どんな動きをするのかを「見ます」。それによって、次の鍼を入れる場所を決める場合もあります。
(中略)
「方針」がなければ「見る」ことはできません。「方針」がしっかりあって、はじめて「見ること」ができる。見ることで「枠」をそのつど、そのつど、修正するのです。
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かつて、野中郁次郎先生のお弟子さんである妹尾大先生から、こんなことを伺ったことがあります。野中先生の口癖にこんな言葉があったそうですね。
「川」を見るのか?
「流れる水」として見るのか?
「太陽」を見るのか?
それとも「燃え続ける火」を見るのか?
同じものを見ていても、「川」を感じる人と「流れる水」を感じる人がいます。「太陽」を見ている人もいれば、そこに「燃え続ける火」を見る人もいる。網膜にうつっているのは、同じ対象であるはずなのに、「見ることができる人」と、そうでない人がいる。
興味深いですね。
「見ること」はマニアックな問いですが、なかなか面白いと思いませんか。僕は好きなんです、ひそかに、こういうの。
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今日、あなたの「目」には何がうつっていますか?
あなたは、あなたの目の前の顧客・部下・学習者の
「何」を見ていますか?
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■2012/07/18 Twitter
- 10:37 教育改革に関する学内勉強会。学期制・サービスラーニング。
- 10:37 全体像がオーバービューできてとても勉強になりました>RT @clione 母校筑波大大学院カウンセリング専攻発の一冊です RT 各世代にわたるキャリア支援のあり方>「生涯発達の中のカウンセリング」http://t.co/w3NHzOWz [in reply to clione]
- 10:14 とても勉強になりました。学生時代から、中年期・リタイア後など、各世代にわたるキャリア支援のあり方>岡田昌毅・小玉正博 (編) 生涯発達の中のカウンセリング〈3〉個人と組織が成長するカウンセリング. サイエンス社: http://t.co/w3NHzOWz
- 09:14 中途採用を重視する企業が増加、環境変化に対応し即戦力を採用。新卒採用重視1.2%減少、中途採用重視11.8%増加。労働政策研究・研修機構調べ(日本人材ニュース): http://t.co/CSz2ldlY
- 09:12 蛇の健寿司さんより「新子が入荷しました」との便りが届く。もうそんな季節か。そろそろ行かねば。 http://t.co/rHsq204Y
- 07:58 最近、飲み過ぎである。 http://t.co/C9inLzHJ
- 07:56 経営学習研究所・アドミニストレーションスタッフには合計8名の方々にご応募いただきました。ありがとうございました。これより書類選考、面接を行わせて頂く予定です: http://t.co/sGS5I6qc
- 06:55 3つのプロジェクトのプレゼンが同じ時期に重なるとは。負荷を読み間違った(とほほ)。地獄、ひたすらつくる。
- 05:12 TAKUZO、二日連続で、深夜にノボせて鼻血。クーラー消すと、確かに暑いですね。
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■2012/07/17 Twitter
- 11:47 ブログ更新。街に出よう、メディアを創ろう : 東京大学教養学部後期授業「メディア創造ワークショップ」を今年も開講します! :自分の足で取材し、自分の手で編集をして、電子書籍をつくる授業です。受講をお待ちしています: http://t.co/ehVHtJk0
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■2012/07/16 Twitter
- 15:25 ミッフィーとフェルメールの「コラボ絵本」!? http://t.co/DEXpNLRd
- 11:38 ビール工場見学。フローズンビールの泡がうまい。 http://t.co/ardmWnfl
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■2012/07/15 Twitter
- 18:32 お魚を買いにいく。今日買ったのは、ブルーレインボー、ハーフオレンジレインボー、プラチナエンゼル。 http://t.co/iBJ597zG
- 15:37 興味深い仕事スタイル>RT @mitate1123: 朝日放送「ヒットの泉」スノーピーク紹介。テントのシェアは国内トップのアウトドアメーカー。本社は新潟の山の中。商品開発用キャンプ場を併設し、社員はキャンプをしながら働いている。http://t.co/2FzrJZA4
- 10:54 【再送 RTお願い】連休明け7/17(水)〆切です!ご興味ある方はご応募お願いします!>経営学習研究所・アドミニストレーションスタッフ募集:「場をつくること」に興味をお持ちの方で事務作業を担って頂ける方を広く募集。 http://t.co/W0O5uNXv
- 08:48 【速報】9/21「現場にくりだしイノベーションを生み出せ!:ミドルの活性化・イノベーションの創造」(仮題)と題して、皆さんで対話する会を開きます。もしよろしければ、スケジュール帳にメモいただけますと幸いです!共催:経営学習研究所SELラボ、コクヨWORKSIGHT
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■2012/07/14 Twitter
- 21:49 「アド街」いいですなぁ。富良野、十勝岳、空知川。
- 13:48 実験開始。何とか無事スタート。見舘先生、望月先生、大学院生の皆さん、ありがとうございました。
- 07:35 思わず買ってしまった。BRUTUS、キャンプ特集。こんなオシャレキャンプが、したい。 http://t.co/Uz4HWmqP
投稿者 jun : 2012年7月19日 08:51
「メディア創造ワークショップ」、今年も東大・教養学部で開講! : iPhone / iPadで読める電子書籍を開発する! : 今年のテーマは「社会貢献×働くということ」 : 街に出て、社会人たちの語りに耳を傾けよう!
今年も、中原と重田先生で、駒場キャンパスにて、後期に演習型の授業を開講します。東京大学・教養学部 学部生向けの授業「メディア創造ワークショップ」です。
「メディア創造ワークショップ」は、
1.学生自らがインタビュープランをたて
2.街にでて取材を行い
3.コンテンツを執筆・撮影・編集し、
4.iPad・iPhoneで閲覧可能なインタビュー雑誌を開発・配信する
という授業です。
指導は、中原・重田の他に、現役のプロの記者の先生(間杉俊彦先生)、映像作家の先生(大房潤一先生)にお願いしています(心より感謝いたします!)。
開発したインタビュー雑誌は、iTunesUで一般の方々に広く公開いたします。いろいろな方々にお読み頂けることになります。iTunesUでの公開の様子は、こんな感じですね。
東大発2012 on iTunesU
http://itunes.apple.com/jp/course/dong-da-fa2012/id518239744
ちなみに下記が、昨年公開した「東大発2012」の紙面の感じです。
「働く」をテーマにした東大学部生によるインタビュー集、電子書籍「東大発2012」をiTunes Uにて無償公開
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/2012/04/2011itunes_u.html
駒場の学部生の皆さん、
もしご興味があうようでしたら、ぜひ受講を検討ください。
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東京大学 駒場キャンパス 全学自由ゼミナール 2012年後期
「メディア創造ワークショップ」
水曜4限(14:40-16:10) 21KOMCEE 2F K201
担当教員:中原 淳・重田勝介
主催:東京大学 大学総合教育研究センター 教育課程・方法開発部門
支援:東京大学 教養学部 教養教育高度化機構
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■趣旨
近年、ソーシャルメディア、電子書籍など、テレビ・新聞・ラジオの
いわゆるマスメディアに変わり、様々なユーザー参加型メディアが登場
しつつある。これらのメディアにおいては、ユーザーが、コンテンツの
「受け手」というよりも、自ら望めば、コンテンツの「作り手」になる
ことが可能である。すなわち「メディア創造」の機会が、万人に開かれ
ている。
この授業の目的は、「メディア創造」である。メディアとしては
「電子書籍」を取り上げる。学生自らが取材を行い、コンテンツを執筆・撮影
・編集し、「スチル・テキスト・ビデオを含む、iPad・iPhoneで閲覧可能な
インタビュー雑誌」を開発し、配信するまでを実習する。
作成したコンテンツは、授業終了後、広く一般に無償で公開する。
必要機材(Macbook、編集機、マイク、iPad)等は準備・貸与するので、
学生は準備をする必要はない。
本授業は今年で3年目である。去年の作品は下記にて公開されているので
参照頂きたい。
「働く」をテーマにした東大学部生によるインタビュー集、電子書籍「東大発2012」をiTunes Uにて無償公開
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/2012/04/2011itunes_u.html
▼
本講義の性格上、受講にはいくつかの注意がある。
まず第一に、取材・撮影・編集などはグループで行う。協調的な作業
やコミュニケーションを厭わないことが求められる。
第二に、受講にあたって、事前に特別なスキルやプログラミング等の
知識は必要ない。ただし、撮影・編集のスキルは、作業をしながら学ぶ
「熱意」が必要である。プログラミング等の知識については必要ない。
第三に、授業時間以外にも、グループで話し合ったりする時間が必要である。
また、実際の取材は、具体的に手を動かし、足を使ってなす必要がある。
これらの活動に積極的に取り組むことのできる学生の参加を希望する。
機材の関係上、人数は最大20名とする。希望者が多い場合には、初回授業
開始時にレポート課題を与え、所定日時まで提出してもらう。それによって
受講制限を行うことがあるので、ご了承いただきたい。
最後に、このような授業の性格上、途中で授業受講を辞めることは
極力差し控えていただきたい。
▼
本授業の主なターゲットとしては、将来メディア産業で働きたい人の
みならず、広くナレッジワークにつきたい学生を想定している。
本授業を受講することで獲得することが予想される知識・技術は、
1)現在のメディア環境に関する知識、2)取材に関する基礎的スキル、
3)コンテンツの撮影・編集等に関する知識などがある予想されるだろう。
本講義は、東京大学 大学総合教育研究センター 教育課程・方法開発部門が
主催し、東京大学 教養学部付属 教養教育高度化機構の支援のもとに実施される。
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■10月10日 授業#1「オリエンテーション」※必ず参加ください※
・授業シラバスの確認
・開発する電子インタビュー雑誌のコンセプトの説明
・雑誌名「東大発2013」
・ターゲット 同年代の学生(20歳くらいの若者)
・特集テーマ 「社会貢献×働くということ」
・連絡先(メアドと携帯電話番号を把握)
・選抜課題の提示
希望者多数の場合は、人数に制約があるため、選抜のためのレポート
課題を設ける。10月14日までにmcw@tree.ep.u-tokyo.ac.jp
までおくる。
■授業#2
・iPad exprience
・レポート課題の発表
・グルーピング+連絡先でグループ交換
・昨年度までの雑誌「東大発2011」「東大発2012」を見る
・インタビュー先候補を5つ挙げる
■授業#3「インタビューの作法と実習」
ゲスト講師:ダイヤモンド社・記者 間杉俊彦さん
■授業#4「インタビューの作法と実習」
ゲスト講師:ダイヤモンド社・記者 間杉俊彦さん
■授業#5「インタビューの作法と実習」
ゲスト講師:ダイヤモンド社・記者 間杉俊彦さん
■授業#6「コンテンツ開発とは何か?」
ゲスト講師:映像作家 大房潤一さん(青山学院大学)
・コンテンツ制作の現状、撮影、テロップ、編集の技法
・模擬インタビュー収録
■授業#7「インタビュープランの中間報告」
■授業#8 「グループディスカッション」
■授業#9「インタビュービデオの作成」
ゲスト講師:映像作家 大房潤一さん(青山学院大学)
■授業#10「インタビュープランの最終報告」
■授業#11「電子書籍の開発」
■授業#12「インタビュー記事の制作」
■授業#13「インタビュー記事の制作」
■授業#14「ビデオの開発」
■授業#14「鑑賞会」
・iTunes Uにて後日コンテンツ配信
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■参考図書
・立花隆(1984) 知のソフトウェア. 講談社新書
・小池和男(2000) 聞き取りの作法. 東洋経済新聞社
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投稿者 jun : 2012年7月17日 11:42
「人を育てること」の世代継承性:「次の世代」を育てることは、「次の次の世代」を育てること!?
今、ある集団の、何世代かにわたるデータを分析しています。同じ集団の、世代をわけた分析は、初めてなのでなかなか面白いのですが、分析をしながら、つくづく感じることが思います。それは「人材育成の世代継承性」についてです。
つまり、
「今の世代が、次の世代を育てる」
「育てられた次の世代が、次の次の世代をつくる」
ということですね。
つまり「育てること、育てられることの連鎖」がそこにはあります。
データを読み解きますと、「後輩の指導には積極的に関与したい」と(建前であっても)思っている人は、「就職当時に先輩からきちんとした指導を受け」、かつ「経験から学び」、「能力を高めることのできたミドル層」です。あたりまえかもしれませんが、そういうことです。
そういうミドル層が、また「次の世代」を育てる。そこで能力が高まった「次の世代」は、やがて10数年という時をへて、また次の次の若い世代を育てる。
そういう連鎖が、おぼろげながら見えてきました(まだきっちり分析できているわけではありません)。
▼
ここからは2つのことを僕は感じます。
ひとつは「夢のない話」、もうひとつは「夢のある話」
ひとつめ。
まずは「夢のない話」から。
それは、いったん、この世代継承性のサイクルが「ネガティブなサイクル」に入ると、とめどもない「負の連鎖」が生まれる、ということです。「育てられず、経験から学べず、能力の伸びなかったミドル層」は、「次の世代」を育てようと思わなくなる可能性が高いのではないでしょうか。さらに、その影響は「次の次の世代」にも波及する可能性が高い、ということです。
あなたの組織には、「負の連鎖」が生まれていませんか?
ふたつめ。
最後は「夢のある話」で。
それは
「次の世代を育てる」ということは
「次の次の世代を間接的に育てている」
ということです。
10数年のときをへて、それは、あなたが「未だ見ぬ、次の次の世代」にうけつがれる可能性がある。さらには「次の次の次の世代」ということも、夢ではないかもしれません。
そして、忘れてならないと思うのは「昔の、若かったときのあなた」も、そういう世代間の連鎖の中にいた、ということです。前の世代から、次の世代のあいだに。もしかすると、前の前の世代からの「バトン」を渡されて。
一般に、人を育てるということは、面倒で厄介なことです。
大変なわりには、ときにはプープー文句を言われ、
ようやく、仕事が一人前になったな、と思ったら、離れていく。
あまり報われない(笑)。
でも、自分も「世代継承性の連鎖」の中にいたんだ、と、想像力豊かに少しだけロマンティシズムを感じてみたら、ほんのちょっと気が晴れませんか(笑)。ま、しゃーないか、と(笑)。
そして人生は続く・・・
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■2012/07/13 Twitter
- 07:43 ブログ更新。「人を育てること」の世代継承性:「次の世代」を育てることは、「次の次の世代」を育てること!?: http://t.co/D5GmKKPL
- 07:43 その手がありましたね。結局、本郷のマクドナルドで時間をつぶし、7時にキャンパスに入りました(笑)RT @nana_no_papa 医学部病院用の門(たつおか門?)なら入れるのではないでしょうか。@japanipsystem [in reply to nana_no_papa]
- 06:41 赤門もダメポ。でも中に人は歩いてる。皆さん何処から入ったの? この歳で、塀を乗り越えるのもなぁ。。。お縄になったら、イヤだしなぁ。。
- 06:35 あれ、キャンパスに入れない。正門、閉まってるぞ。赤門は?
- 04:58 元永定正さんは、谷川俊太郎さんの「もこ」の絵を描いている方だと思っていたら、「具体美術協会」の中心的メンバーだったのね。恥ずかしながら知りませんでした。今、GUTAIは、国立新美術館でやってますな。
---
■2012/07/11 Twitter
- 15:27 大学院授業「経営学習論」:「Co-congulation workが何かを問うことは、あまり意味がない。現代において多くの仕事はCo-congulation workではないか。逆にCo-Congulation workが存在しない場所にはどんな特殊性があるかを問う方が面白い」
- 15:09 大学院授業「経営学習論」:Co-configulation workと学習
- 10:19 大学院・中原ゼミ。
- 08:39 ブログ更新。「過去1ヶ月、仕事の上で誇りに思うことは何ですか?」:過去への内省と、未来の構想: http://t.co/113dS50y
- 07:31 ほほー>就職活動に改善の兆し、内定率上昇 中小志望増え、「身の丈就活」広がる。大卒、6月で5~6割(日経)
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■2012/07/10 Twitter
- 23:10 【RT願】学びにご興味のある方、どうかご検討下さい>@makimuramaho 誰か! RT 経営学習研究所スタッフとして働きませんか?:「場をつくること」に興味をお持ちの方で、日常の事務作業を担って頂ける方を広く募集 http://t.co/8fu9CWvk [in reply to makimuramaho]
- 22:20 【RTお願いします】経営学習研究所・アドミニストレーションスタッフとして働きませんか?:「場をつくること」に興味をお持ちの方で、日常の事務作業を担って頂ける方を広く募集しています。私たちと一緒に新しい場をつくりませんか? http://t.co/W0O5uNXv
- 21:30 要するに言いたいことはそういうことです(笑・感謝)>RT @makimuramaho 「自分の過去を振り返り"軸"として意味付ける」「軸にした足と反対の足は自由に!」 RT ピボットターン理論!? :就職、転職などなど: http://t.co/lUIciS0q [in reply to makimuramaho]
- 17:56 一歩踏み出すときはピボットターン理論!? : どんな仕事をしていいか悩むとき、キャリアで迷ったとき、転職を考えるとき: http://t.co/OPqVQMyN
- 15:26 宮城県・女川町、コラボ・スクール「女川向学館」とテレカン中: http://t.co/qGDJg9hE
- 10:12 確かに自宅・商業施設と学校のトイレには差があるよなぁ>「多くの学校がトイレの5K(臭い・汚い・怖い・暗い・壊れている)に悩んでいる」:「教育現場で増える「トイレに行けない症候群」: http://t.co/kRp6w4VO
- 06:45 へー>トヨタ、社内SNSに翻訳機能 外国人社員との交流促す。世界約170カ国、約3万人に利用を広げたい(asahi): http://t.co/kgQRSDlY
- 06:41 笑 RT @tatthiy ちなみに今度「研究がどうしてもつらくなったときにあける袋」を用意し、その中にこういうDVDとかをつめておくという計画があります(笑)RT 研究室の書棚に、おもむろに置いてあったDVD「高田純次 適当伝説」 [in reply to tatthiy]
- 06:41 昨晩愉しませていただきました。伊○坊さんのですか。今日お返しします。RT @tatthiy 借りたんですか(笑)伊○坊さんから僕が借りていたやつです(笑)RT 研究室の書棚に、おもむろに置いてあったDVD「高田純次 適当伝説」を借りてきちゃいました。 [in reply to tatthiy]
投稿者 jun : 2012年7月13日 07:39
「過去1ヶ月、仕事の上で誇りに思うことは何ですか?」:過去への内省と、未来の構想
先日、元リーバイス、ナイキなどで人事責任者を担当なさっていた増田弥生さんをお招きし、セッションを持ちました。
増田さんは、この日3時間のセッションのために、かなりの準備をしてくださり(感謝!)、当日は30人の皆さんを相手に、彼女がグローバル企業で培ったファシリテーションを実践して下さいました。
増田さんには、この場を借りて感謝いたします。まことにありがとうございました。
この日のテーマは、グローバル企業の人事・人材開発の考え方や、そのために必要となる人事担当者のコンピテンシーについてでした。
が、同時に、増田さんはおそらく、自分がファシリテーションをする様子を参加者に「見せること」で、何か言葉では伝わらないものを、伝えたかったのだと感じています。
▼
増田さんのワークの中で印象深かったのは、下記の「仕事の上で誇りに思うことを問うワーク」でした。このワークは、下記の「問いかけ」からはじまります。
「過去1ヶ月、仕事の上で誇りに思うことは何ですか? 10秒で答え下さい」
増田さんに問いかけられた参加者の皆さんは、様々なことを頭に思い浮かべながら、それを「10秒」で、答えます。
「10秒」とは何とも短い時間です。考えを、かなりまとめなければ、このリクエストに応えることはできません(時間の短さが思考の制約でもあります)。
その問いかけが終わったあとで、
「過去1週間、仕事の上で誇りに思うこと」をやはり10秒で・・・
「過去1年間、仕事の上で誇りに思うこと」を10秒で・・・
と問いかけが続きます。
思考の対象を「1ヶ月」「1週間」「1年間」といった具合に「時間単位」を変更することを試みると面白いことに気づくことがあります。
時間単位は変わっても、自分の中で、仕事において「大切にしたいもの」に共通点があったりしていることに気づくこともあります。
また「1週間」という短い時間では「誇りに思うこと」はなかったとしても、「1年間」の場合には、「誇りに思うこと」が見つかる場合があります。
かくして、思考は進みます。
そして、最後の問いかけは、こちらです。
「もし仮に1年後の2013年の、この時間、この場所で、"過去1年間"を振り返ったとして、"この1年間で最も誇りに思ったことは何か?"という問いに、どのように答えたいと思うか?」
これまでは「過去」のことを思考の対象にしていたのですが、それを踏まえたうえで、次は「未来」について考えます。
しっとりとした時間の中で、
「もし仮に1年後の2013年の、この時間、この場所で、"過去1年間"を振り返ったとして、"この1年間で最も誇りに思ったことは何か?"という問いに、どのように答えたいと思うか?」
について、本気で考えました。
僕も、参加者の皆さんも。
▼
このワークにおいては「時制の転換」が非常に興味深いな、と思いました。
かつて先行研究に(誰でしたっけね・・・)、CEOに関する調査研究がありました。
事業戦略を描くというワークを与える際、CEO数十人をふたつの群にわけます。ひとつの群には「過去を内省させたうえで、未来を描かせます」(実験群)。もうひとつの群には「いきなり未来を描かせます」(対照群)。
そうすると、実験群、すなわち「過去を内省させたうえで、未来を描かせた方」が、より遠くの未来まで描くことができる、という実験的研究でした。
つまり、
過去を内省し、未来を構想する
ということですね。
実験計画としては非常にシンプルで(ややつっこみどころ満載なのですが)、非常に面白いな、と思います。
▼
あなたは、過去1ヶ月で、仕事をしているうえで「誇り」に思うことがありますか?
そして、もし仮に、1年後の2013年7月11日、"過去1年間"を振り返ったとして、"この1年間で最も誇りに思ったことは何か?"という問いに、どのように答えたいと思いますか?」
そして人生は続く
投稿者 jun : 2012年7月11日 08:37
【公募】経営学習研究所・アドミニストレーションスタッフとして働きませんか?
==================================================
一般社団法人 経営学習研究所
アドミニストレーションスタッフとして働きませんか?
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■経営学習研究所
(MAnagement Learning Laboratory : MALL)とは?
MALLは、「経営組織・学習・デザインに関する研究・実践の普及・振興・研究」
を行うために実務家と研究者が協働でつくった非営利型の一般社団法人です。
「働く大人の学び」に関心をお持ちの方々に、ご参加・ご協力いただける
「プラットフォーム」になるべく、私たちは、今後、努力していきます。
具体的には、実務家と研究者の協働によって「経営」「組織」「学習」
に関係するセミナー、シンポジウム、ワークショップを開催していき
ます。行う活動はすべて非営利の活動となります。
経営学習研究所
http://mallweb.jp/
経営学習研究所 Facebookページ
http://www.facebook.com/malljp
経営学習研究所キックオフイベント(イベントのノリ、理事のノリがわかるかも)
http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/06/mall_1.html
経営学習研究所 ギャラリーMALL(ノリがわかるかも)
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.258714560908884.57329.225073160939691&type=1
つきましては、MALLのめざす理念・目標に共感いただける方で、
日々のアドミニストレーションを担って頂ける方を募集します。
下記はとても「好条件」とは言えない条件ですが、一般的な事務に
加え、場をつくること、シンポジウムの運営のバックヤードとして
各理事らとともに働き、コラボしつつ、学ぶことができると思います。
その際、最初は「ロジスティクス」を担って頂きますが、もし経験
やコンセプトが煮詰まってきて、自ら「場をつくること」が可能に
なったのだとしたら、その際は、理事全員でサポートいたします。
私たちは「本気」です。
「経営組織・学習・デザインに関する研究・実践の普及・振興・研究」を、
「本気」で実現したいと考えいます。そうでなければ、「ただでさえ忙しい
日常」をさらに忙しくし、さらに「自腹」で、「非営利型の組織」は立ち上
げません(笑)。
今、必要なことは「アクション」であり、さらには「次世代の育成」である
ことを心の底から信じています。
下記のビデオは、6月4日のキックオフイベントで、学生ボランティアの方々を育成
しながら、イベントを達成している様子が描かれています。
(産業能率大学・橋本先生の研究グループ作成、感謝!)
MALLは、そうした「育成マインドをもった組織」です。
もし万が一、そこに価値を見出してくれる方がもしいらっしゃるのだ
としたら、ぜひ一緒に新しいことをしましょう。
どうか、もしご興味・ご関心のある方は、ぜひふるってご応募いただければ幸いです
皆様のご応募、理事一同、心よりお待ちしております。
代表理事 中原 淳
---
■募集人員:
事務員1名
■職務と給与
時給1000円 週1回5時間程度 月20時間程度(めやす)
交通費別途支給:上限あり
(勤務場所、都内某所)
(代表理事の中原とやりとりをしつつ、日常は働くことになります)
・帳簿作製、現金出納
・物品管理(物品リストの作成・品だし等)
・Web更新
上記の基本業務に加え、各理事が立ち上げる、各種のイベントの
事務を担当した場合、さらに時給1000円でさらに給与をお支払い
いたします。一般にイベントをひとつ担当すれば、20時間くらいは
作業が発生すると思います。もちろん、これは「めやす」であって
イベントによっては、もっとシンプルなものもありますし、もっと
時間が必要なものもあります。
ーーー
■人材要件
・学びの場づくりに興味があること
・学部生、大学院生可
(ただし、学業に妨げないかたちで時間の融通がきき
なるべく長く続けられる方)
・帳簿作成の経験があることが望ましい
(なくても、学ぶ意欲があり、マスターできる方)
・一般的なWeb更新等の知識があることが望ましい
(なくても、学ぶ意欲があり、マスターできる方)
・できるだけ長く続けられる方
ーーー
■申し込み
下記の問い合わせ先に、履歴書等(形式自由)を添付の上で、7/17までに
お申し込み下さい。1週間以内に返信させて頂き、面接の日程を
確定の上、面接を実施、採用の可否を決定させて頂きます
お申し込み先は、
jun [at mark] nakahara-lab.net
です(担当:中原)
[at mark]を「@」に変えて送信下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
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投稿者 jun : 2012年7月10日 22:14
一歩踏み出すときはピボットターン理論!? : どんな仕事をしていいか悩むとき、キャリアで迷ったとき、転職を考えるとき
思い切り「わたしの人生論」で恐縮なのですが、僕は「人生ピボットターン理論」という「なんちゃって持論」を、ひそかに、唱えています。
「将来、何をしていいかわからないんですぅ」
「どんな仕事についていいか、わかんないですけんのー」
といったような就職活動手前の学生さんが、今仮にいたとして、万が一人生最大の過ちを犯し(笑い)、「他人の話を聞けない星人」で生まれた、この僕に(笑)、人生相談なんかをしはじめちゃったとして、もし僕が、彼/彼女に語りうることがあるのだとしたら、それはひと言。
「人生の選択とはピボットターンです」(笑)。
ごめん、それしかないんだ。
▼
「ピボットターン」とは「片方の足を「軸足」として動かさないで、もう片方の足でくるくると移動する、ちょっと奇妙なアレ」ですね。ピボット(Pivot)とは「軸」という意味ですので、ピボットターンは「軸足を使った旋回」ということになりますかね。
中学校とかのバスケの時間にやったことあるよね。なんかクスッと笑っちゃう、コミカルな動きの「アレ」です。イメージがつかない人は、下記をご覧下さい。
テニスナビ
http://www.tennis-navi.jp/expert/physical/purpose/footwork/003853.php
イメージつきましたか?
きっと、皆さん、一度は、人生のうちで、くるくるピボットターンしたことあるでしょう。
僕もくるくる、あなたもくるくる。
バスケでは、いったん立ち止まると、「両方の足を動かしちゃう」と、バイオレーション(違反)になります。「両足」はいっぺんに動かせない。いったん動きをとめた選手は、必ず、「軸足」を決めて、「もう片方の足」で、くるくると回り出す。
ほんでもって、パスして、次に動き出すのが一般的ですよね。つまり立ち止まったからには、「くるくる」がある。きっと、若い頃、皆さんもやったことあるでしょう。
▼
ほんでもって・・・
「キャリア選択はピボットターンみたいなものかな?」
という僕の言葉の真意、要するに言いたいことは「何か」と申しますと、2つです。
まずひとつめ、それは「軸足」の大切さです。
「何か新しいことをしようとするとき」には、まずは自分の「軸足」をどこに定めるかが大切なんだよ、ということです。
そして、さらにさらに、最も大切なことは、その「軸足」は「今まで自分がやってきたことのなかしかない」ということです。
ちょっと、かっこつけていうと、
「軸とは、あなたの過去に中にある」
そういうことですな(笑い)。
「オレの軸って何だったべか」と考えて、ある日、突然、空の上から「目もくらむような光り輝く"軸"」が、「どりゃー」と落ちてきて、「神様、ありがとうごぜーますだ、なんまいだー、なんまいだー」となればいいんですけど、たいがい、そういうことはない(笑)。
「あなた以外の他者」は、「あなたが何者であるか」を、あなたが「過去のやってきたこと」のストーリーからの類推からしか、判断できないのです。だから、「軸」は「あなたの過去」からしかつくることができない。
あなたは「自分が、今までやってきた経験・培ってきたノウハウ」を「軸」にするしかない。とはいえ、「過去は変えられません」ので、あなたが「自分の過去」の中から、何かひとつを「軸」として「意味づけるしかない」ということです。
つまり「軸」は「これまでの経験」から、あなたがつくるものであり、
あなたが意味づけるものである
そして、あなたによって「固定されるもの」だ
ということです。
▼
その上で大切なことは、「軸足ではない、もう片足の自由奔放さ」です。
これがふたつめです。
あなたがどんなに新しい領域に踏み出そうとした場合にでも、「軸になる足」だけは決して動かさず、逆に、自由になる反対側の足は、縦横矛盾に「くるり」「くるり」と動かす。「軸足の意味」が最大限輝く1点(落ち着きどころ)を探して、大胆に動かすのです。
ここでやってはいけないことは、「軸足ではない反対側の足は、決して、軸足と揃えてはいけない」。つまり、1点で立ってはいけない。決して、バレーを踊ってはいけない(笑)。
むしろ、「自由になる反対側の足」こそ、「軸足」とは違う方向に動かす。「軸足」でどっしり立っている意味が生きるように大胆に、しかし、それでいて、自分が転ばない程度に動かす。
イメージできますか?
こうしたことをメタファとして、キャリアの選択をすると、僕は、失敗する可能性がきっと低くなるんじゃないのかな。これが、今日、言いたいことです。
つまり、求めるべくは
「不動の軸足」
「自由奔放な足」
ということですね。
ただし、失敗しても、知りません(笑)。またあてはまんない場合もたくさんあります。たとえば、医師・看護師などの専門職などです。想定しているのは、いわゆる、一般企業に就職活動をしている学部学生ですね。
上記は「わたしのキャリア論」「わたしの人生論」ですので、その辺は割り引いて考えて下さいね。キャリア論を専門としている方も、マジで反応しないようにしてください(笑)。
▼
もう少し具体的にいいましょう。
今、仮に、大学時代に、勉強は全くせず、学生サークルで、イベントばかりやっていた人がいるとします。で、彼が、とうとう、3年生になった。どうするよ?、おい。
そういうときに、少しだけ思い出して欲しいのです。「人生なんてピボットターン理論」という、たぶん、永遠に検証されないし、反論もされない、どーしょもない理論というか、「小生の持論」を(笑)。
第一に大切なことは
「軸足とは、あなたの過去にしかない」
でした。
いくら、学生サークルでイベントばかりやっていても、それが「あなたが過去にやってきたこと」であれば、そこにしか、軸足はありません。嗚呼、勉強もしなかったんだよね。じゃあ、それは軸足にはなりません。じゃあ、どうするか。「今までやってきた過去」を大切にするしかない。
つまりは、自分のやってきたことの中から、そのうち「ひとつ」を「軸足」と設定して、あとは、これを大胆に意味づけることのできる領域を探さなくてはならない(だから、多種多様な経験・知識を大学時代に積むことはとても大切なことなのです。それは選択可能性を高めます)。
その際、大切なことは、
「軸足ではない反対側の足は、決して、軸足と揃えてはいけない」
でした。つまり「両足で一点でたってはいけない」
ということは、具体的にいいますと、例えば、
「僕は、学生時代イベントサークルやってたから、イベント会社に入りたい」
と言っちゃうということです。
そのまんま、ベタベタに。それ、ベタベタすぎない?
もちろん、いってもいいんですよ。確かにそれで成功することもあるんだと思います。でも、どうなんだろう? 社会人の皆さん、いかがですか? 「学生時代に片手間でイベントサークルやっていた学生」を、「仕事としてイベントをする人」が、採用したいと思うでしょうか。
むしろ、たぶん、根拠はないんだけど、僕は、結果は「逆」になることの方が多いと思うんだよね、たぶんだけど。そのあたりはご意見をお伺いしたいところです。
次にやらなければならないことは、「軸足でどっしり立っている意味が生きるように大胆に、しかし、それでいて、自分が転ばない程度に動かす」でしたね。
もちろん、「コケちゃだめ」なんです。「コケない範囲」で、「イベントサークルをやっていたこと」が、最大限活きるような業界・業種を探すこと - つまりはイベントなんかのノウハウなんか、全然今まで必要としなかったんだけど、これから必要とする業界・業種を見つけ - 何とか自分なりの「付加価値」をだす。「自分がこれまでやってきたこと」とは、「他人にとっては新しいこと」もあるのです。自分のやってきたことが、輝いて見える領域を見つける、ということです。
思うに、世界は広いんです。公衆良俗に反しない限り、あなたがやってきたことを評価してくれる領域は、世界のどこかにはあるはずです。
いや、本当にそう思いますよ。意外なところで、意外な場所で。問題は、そういう「反対側の足」が「落ち着く1点」をいかに探すか、ということです。
これが「人生ピボットターン理論」です。
たぶん、この理論?は、転職とかにも、ある程度は言えることではないかな、と思うのですけどもね。
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バスケのピボットターンでは「いったん、止まってしまった場合には、両足は動かせない」というルールがあります。つまり、「軸足を無視し、かつ、自分のやりたいことだけを優先して、ある日、突然、変身することを求めること」 - つまり、「両足ともに前に投げ出すこと」「両足を空中に投げ出して、ジャンプすること」はできない。
ある日突然、カフカの「変身」のように、自分が「変わること」はないし、世界に「変革」がおとずれることは、たぶんない。
多くの場合、自分の軸は、自分のやったことの中からつくるしかないし、その際には、その軸でしっかりとたったうえで、もう一歩を無理ない範囲で、踏み出すしかない。僕はそう思います。
「人生ピボットターン理論」は「僕の人生論」「僕のキャリア論」です。
くどいようですが、これは永遠に検証されないし、また反証もされない理論??です。
最近、学生の皆さんにアドバイスを求められることがあり、説教臭くなるのはいやだったのですが、書いてみました。
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やっぱ、やめときゃ、よかったかな。
でも、もし万が一、参考にしていただけるのだとしたら、嬉しいことです。
さて、僕も、次の1歩をどこに踏み出すか。。。
40近づいても、まるで、人ごとじゃないんですよ(笑)。
今日のブログは、自分のために書きました(笑)。
そして人生は続く
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■2012/07/09 Twitter
- 18:36 研究室の書棚に、おもむろに置いてあったDVD「高田純次 適当伝説」を借りてきちゃいました。誰のか知りませんが、一日お借りします。ていうか、誰の?
- 12:00 5人に2人が親に言うか・・・。RT @shigejam ネットいじめ(Cyberbullying)を解説したインフォグラフィック。深刻です。 http://t.co/HKlAdSqC
- 11:05 残席「ごくわずか」です、お早めにどうぞ>大学生研究フォーラム2012 : グローバルキャリアの時代に大学教育は何ができるか 8/19(日) : http://t.co/7ZFrSmy0
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■2012/07/08 Twitter
- 21:04 Name your work! RT @makimuramaho 「肩書き」を聞かれるといつも困る。どうしよう。私は会社員だけど、私の100%が○○会社じゃないし、かといって私の活動に名前があるわけじゃない。名前をつけなければいけないなぁ。 [in reply to makimuramaho]
- 14:11 TAKUZOと葛西臨海水族園。爆走するマグロを見る。 http://t.co/g0zrm7vq
- 09:20 熱帯魚水槽のお掃除。ヒーターを取り外し、冷却ファンを取り付け。夏だね。 http://t.co/VEFbnJis
投稿者 jun : 2012年7月10日 17:50
ACADEMIC HACK 【実践記録研究会:小西貴士さんをお招きして】を振り返る! : 子どもの時間、大人の時間、プロセスの知、実践を記録することと生態系、場をつくることの99%とは?
昨日、ACADEMIC HACK! 第二回目【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること:小西貴士さんをお招きして】が無事終わりました。 下記に当日の写真を公開しておりますので、どうぞご覧下さい。
当日のお写真はこちら(上と同じです):Frickrページ
http://www.flickr.com/photos/nakaharajun/
ご案内文:【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること:小西貴士さんをお招きして】
http://www.nakahara-lab.net/blog/2012/06/76_academic_hack.html
写真家・保育士の小西さん、場づくりディレクター牧村さん、北鎌倉に在住で、季節のお花をつかった教室などをおこなっていらっしゃる高瀬美紀さん、小池君、山根君、大学院生・OB / OGのおかげで素敵な場をつくることができました。ありがとうございました。
ゴリ(小西貴士) の 森のようちえん日記
http://ameblo.jp/gorilla-tarou/
牧村真帆さん
http://www.facebook.com/maho.makimura
高瀬美紀さん
http://flowermiki.exblog.jp/
最後になりますが、ご参加頂いた皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。
さて、僕個人として研究会を終えていろいろと思うところがありますが、今日は、TAKUZOの保育園の行事で、これから一働きしなければなりませんので(笑・・・朝っぱらから叩き起こされております)、続きは夜にでも。
それでは、皆さん、Have a great day!
See you!
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(先ほどから、ちょっと時間がとれましたので、エイヤッと、下記に続きを綴ります)
さて研究会から一夜あけて、いろいろと思うところがあります。
下記、書き散らかしになりますが、1)小西さんの写真やお仕事、2)実践を記録すること、3)場をつくることにわけて順にお話しをしていきましょう。
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まずは、小西さんの写真やお仕事についてから、わたしが感じたことを書かせて頂きます。
ひとつめに思うことは、僕は小西さんの写真や語りを拝見させていただきながら、僕は、「時間」には「子どもの時間」と「大人の時間」というものがあるのかな、なんてことを考えていました。全く非科学的なのかもしれませんが、そういうメタファで物事を考えると、自分の時間の過ごし方について考えさせられるところが多いのです。
「大人の時間」は、前もって「スケジュールに分断」され、管理され、そのとおり実行されることが求められる時間です。わたしたち大人は、そういう時間を生きています。
しかし、森にいる「子どもの時間」は、そのつどごとの「出来事」によって、容易に変化する時間です。それは誰かに管理されているというよりは、子どもが、その日、その時間で出会った出来事によって変化します。
僕自身も、子どもの様子をカメラで撮影しようと思いますが、ついつい「大人の時間の感覚」で、子どもの時間の様子をカメラで撮影してしまいがちになります。
つまり、ここで待っていれば、きっとうちの子どもは笑顔をみせてくれるに違いない。このあとには、きっとむこうを向くに違いない。だからこそ、こちらに移動しなくてはならない。つまり、東京の街を歩くときと同じように、「前のめり」になって子どもにカメラを向けているのです。
確か、哲学者の鷲田清一さんだったと記憶していますが、私たちの世界には「Pro(前)」という概念があふれている、といったことをおっしゃっていた記憶があります。
プロジェクト(Project)、利益(Profit)、見込み(Prospect)を、生産(Production)。大人の世界、会社・組織には「Pro」があふれています
本当にそれでいいのだろうか。せめて、子どもと向き合うときに、その時間感覚でいいのだろうか。改めて、自分の「Pro(前のめり)」っぷりを、改めて考えさせられました。
ふたつめです。
それは「プロセスの知」というものについてです。
子どもの一瞬の出来事をとらえる写真を撮影するためには、そこで起きている出来事を、一瞬に看取り、物語をつむぐような「プロセスの知」が求められているような気がしました。
それは、エスノグラファーの発揮する知のありように似ているような気もしますし、ファシリテータなどの発揮する即興にも通じるところがあるように思います。
一方、わたしたちは、ふだん「アウトプット」に関していつも気をとられています。
「アウトプット(成果)」をいかに高めるか、向上させるか。そのための、様々なツール、概念ツール、思考法は世の中に溢れています。小西さんの写真を見ていると、「アウトプットの知」にまみれている自分を考えさせられます。そこに見ているのは「子ども」であるはずなのに、僕が「僕」を見ているのです。
そして改めて、僕は、この「プロセスの知」というものを考えてみたくなりました。特に、この知のありよう、育成のあり方に興味をもっています。
みっつめ
それは、小西さんに伺いたかったことですが、敢えて、時間が押していたので、伺わなかったことでもあります。この問いに関しては、丁寧な時間をかけてお話しがしたいと思いました。だから、昨日は敢えて伺いませんでした。
その問いとは、
「小西さんは、保育士なのですか? それとも写真家なのですか?」
という問いです。
小西さんの写真集を拝見した当初から、これをぜひ、小西さんに聞いてみたい、議論したいと思っていました。
しかし、自分で話を振っておいて言うのも何なのですが、この僕の問いに対する小西さんの答えを、僕は勝手に予想しています。
もし仮に僕にそう問われたなら、小西さんは、きっと、たぶん、おそらく、
「うーん、それはね、保育士であり、写真家です。そして、写真家であり保育士です」
と、お答えになるのではないか、と思っています。たぶん、そんな趣旨で。そんな思いで。
一般には、保育士であることと、写真家であることは一見矛盾するような気もします。なぜなら、たとえば、子どもが目の前で泣いてしまったとき、その泣き顔が、また美しかったときに、「子どもへのかかわり」を優先するのか、それとも、「作品を優先するのか」、ディレンマに陥るからです。
しかし、たぶん、小西さんは、この問いに含まれる二律背反(トレードオフ)の危うさを十分に理解したうえで、おそらく、「ディレンマ」を背負うというかたちで、仕事をなさっているのではないか、と推察しました。そして、先のようにお答えになるのではないか、と思ったのです。
そして、小西さんが「保育士であり、写真家です。そして、写真家であり保育士です」とお答えになるであろうからこそ(勝手にきめつけんな・・・笑)、つまりは、そこには本質的な緊張があるからこそ、小西さん自身が二つの世界の「際:キワ」にいるからこそ、小西さんの写真は、私たちの心をうつのかな、と感じていました。
作家のスコット・フィッツジェラルドは、こう言います。
The test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in the mind at the same time, and still retain the ability to function.
(優れた知性とは、二つの対立する概念を同時に抱きながら、その機能をどちらも充分に発揮させることができる、ということだ )
9月、研究室の合宿で、小西さんにお会いする機会をいただきました(ありがたいことです)。初日のお昼(保田さん、ご連絡をお願いします)。そのときには、時間をかけて、ゆっくりとお話しを伺いたいな、と思っています。
▼
第二に「実践を記録すること」についてです。こちらは、ややメタで、理論的な議論になります。次に、これについて考えてみましょう。
小西さんは「森のようちえん」という実践を、一日数百枚、これまで数万枚にわたって記録し続けてきました。そこには、どのような意味があるのでしょうか。本研究会のもうひとつのテーマは、これについて考えることでした。
この問いについて考える前に、そもそも、実践(Praxis:プラクシス)とは何か、というところから考えてみたいと思います。実は、実践とは、重厚な概念で、さかのぼればカント、マルクス、ブルデューと様々な識者が論じてきました。
しかし「僕の頭」では、その重厚な議論を整理することは不可能ですので、さしずめ、ここでは実践を
1.人間が環境(他者)に働きかけること、行為であること
2.「抽象的概念」「理論」の反対語である
3.多くは「局所的」で「一時的」なものであり、常に流れゆくものであること
と仮に考えてみたいと思っています。
そして、この「実践」の特徴こそが、「実践が背負わざるをえない宿命」を規定します。それはすなわち、下記のような宿命です。
1.流れゆく行為の中で、行為主体(学習者)が、必ずしも、現段階において自らの行為の意味を認識しているとは限らないこと
(≒学びことの意味の多くは、あとになって、記録を頼りに記憶が再構成されることもあるということ)
2.実践の提供主体(教育者)も、必ずしも自らの行為の意味を認識しているとは限らないこと
(≒教えている側、学びを提供している側も、日々の雑事に追われ、実践の意味をなかなか問うことが難しくなること)
3.実践自体は時間推移とともに消失してしまうからこそ、実践の世代継承性(generativity)とは危機を迎えやすいこと
(≒概念や理論は「書き言葉」として刻印され後世に残るが、流れゆく実践は、ともすれば世代継承性に問題を抱えやすいこと)
4.経験の局所性:実践現場に「居合わせぬ人(ただし実践の継承を決めうる権力ある第三者)」にとって、「口頭」で、教育的価値を伝えることは絶望的であることが多いこと
(≒実践が局所的で一時的なものであるがゆえに、局所的におこなわれる教育的価値を、他者は信じることが、なかなか難しい=アカウンタビリティはなかなか成立しにくい)
そうであるからこそ、実践の「記録(ドキュメンテーション)」には、下記のような意味があると僕自身は考えました
1.学習者にとって、記憶を再構成するきっかけを与える
(学ぶことの意味を再構築することにつながること)
2.実践の提供主体に自らの行為の意味を省察する契機を与えること
(≒実践者の経験学習、成長につながる可能性があること)
3.実践への新規参入をうながし新たな関与者・協力者の誘因となること。特に実践の世代継承性を支えること
4.アカウンタビリティを果たしつつ、実践の継続性を支えるひとつのリソースを提供すること
つまり、実践を記録し、物語をつむぐとは「実践そのものを継承させ、それに関与する学習者、学習者の親、保育者、未知の人々の、多種多様なステークホルダーからなる生態系を維持すること」につながるのではないだろうか、というのが僕の個人的な印象です。
もちろん、そこには、様々なリスクやディレンマが待ち受けています。先ほど述べたように、それは「今、ここ」の介入 - つまりは実践の成立基盤と、ともすれば矛盾を来す可能性もあります。
僕の網膜には「実践を記録すること」は、そんな風にうつりました。
皆さんはどうお考えになりましたか?
▼
最後に「場をつくること」についてです。
今回のAcademic Hackは、「教壇が前にあり、机が整然とならぶ普通の教室」を、いかに実践者に智慧によって、人々が相互作用し、コンテキストを共有する「場」に再構成するか、ということに、ディレクターの牧村真帆さんが挑戦しました。
牧村さんは素晴らしいアイデアを生み出し、高瀬さんという強力な助っ人を得て、実行にうつしてくれました。牧村さんの奮闘を僕は心よりリスペクトします。本当にお疲れ様でした。
そのうえで、「場をつくること」に関する振り返りは、ディレクターに任せます。おそらく、いくつかの課題や、やってみたからこそ、見えてきたことが多々あったのではないか、と推察します。
最後に、ほんのひと言だけ、僕が述べ得るのだとしたら、
場をつくることの99%は、"地味な作業"である
ということです。
下記のビデオをご覧下さい。4時間にわたる場づくりプロセスがすべて記録されています。
「場をつくること」とは、全然派手なことではないし、ましてオシャレなことでもない。
場をつくることとは、オシャレなものやコンセプトを並べて、オシャレなカフェをつくり、オシャレなドレスコードで、オシャレに振る舞うことではない。それは「1%」であって、「99%」ではない、ということです。
きっと、その真意は、おそらく、ディレクターの牧村さんが考察してくれることでしょう。また、そのあたりは、学生スタッフとして参加いただいた、山根さん、小池君をはじめ、牧村さん、そして僕も痛感したことでした。
「99%で発揮される知性と根気」を基盤に、「1%」の夢を語りたいし、議論したいものです。
僕はそう思っています。
▼
最後になりますが、素敵なトークをいただいた小西さん、ご参加いただいた皆様、場づくりいただいた高瀬さん、牧村さん、小池くん、山根さん、大学院生、OB OGの皆さん、ありがとうございました!
僕自身にとって、この会は、「新たな自分の活動のあり方」を模索する、最良の機会になったような気がします。
ここ数ヶ月、身近な人々、大学院生などには、いろいろなことを漏らしてきました。
僕は、新しい文体で、新しい世界を、新たな思考で描きたい、と。
朧気ながら、そのひとつのヒントを頂いたような気もします。
ありがとうございました。
そして人生は続く
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2012/07/07 Twitter
- 14:36 弟子には二種類いましてね。君のように、言うことをきちんと守るタイプ。いちいち反発するタイプ。どちらかに「徹すれば」、いいバーテンダーになれます(Bartender Vol.8 p145)
- 08:45 体力前借り、レッドブル。 http://t.co/Dn8DLxsw
- 07:31 山根さん、「実践の記録」をありがとう>RT @dan27_yam ブログ書きました。 "実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること http://t.co/ZSIy6IaX #nlabjp
- 07:28 なんで、休日の、朝っぱらからハイテンションなの? TAKUZOに叩き起こされる(泣)。
- 01:16 山根さん(学生スタッフとしてご参加いただきました)、お疲れ様でした。今日感じられたことを、どこかに必ず、自分の言葉で書き、誰かにお話してみてください!> RT @dan27_yam 終わった!本当に楽しいひと時をありがとうございました!今日の学びをこれからしっかり振り返ります。 [in reply to dan27_yam]
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2012/07/06 Twitter
- 23:28 現場復帰、機材撤収完了。お疲れ様でした。素敵なトークをいただいた小西さん、ご参加いただいた皆様、場づくりいただいた高瀬さん、牧村さん、小池くん、山根さん、大学院生、OB OGの皆さん、ありがとうございました! #nlabjp
- 22:23 感想ブログありがとう!>@tatthiy: 【ブログ更新】ブログ更新 実践にかかわりながら記録するということ:Academic Hack!に参加してきた http://t.co/QIG2OqUq #nlabjp
- 19:05 Academic Hackはじまりました! 小西貴士さんのスライド&トークを皆さんで鑑賞しています RT @tomokihirano 教室にめっちゃ紫陽花 http://t.co/KLeKzaZf #nlabjp [in reply to tomokihirano]
- 11:45 へー。JASRAC未登録なんだ、興味深い>「孤独のグルメ」の音楽はJASRACフリー、どうぞみんなで使ってください:誰でも演奏でき、誰でも聞ける、それが音楽の喜びじゃないか?: http://t.co/k858jLqZ
- 11:10 大学院学際情報学府・文化人間情報学コース会議
- 10:05 面白そうですね> RT @taehana 弊社の今年度の新任部長研修のタイトルは『越境するマネージャー』社内部門間の越境はもちろん、社外に越境することで自組織にもたらす何か、があることを追求したいな、という思いもあります [in reply to taehana]
- 09:21 どんなに努力しても「一流」になれる保証はない。でも、努力しないで一流になったヤツだけは、絶対にいない(Bartender Vol.4 pp165)
- 08:58 ACADEMIC HACK!用、Facebookページを即席でつくりました。朝からバタバタ(大人語)しています(笑)本日お会いできますこと愉しみにしております : http://t.co/PDn9xAhD #nlabjp
- 08:18 本日開催!【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること:小西貴士さんをお招きして】公開研究会 http://t.co/3KUiokDf ハッシュタグはこちらをご利用下さい #nlabjp
- 06:31 今日10時研究会。分析資料、作成終了。何とか間に合った・・・。というか、間に合わせた。
- 06:18 興味深い。他社の動向ともに>NTTグループ、2013年度から雇用・賃金制度を抜本改定:65歳までの再雇用制度を拡充し、技能に応じて報酬を引き上げ、総人件費の上昇を抑える。現役世代の賃金制度見直し、業績・成果反映を強め評価の低い社員は昇給幅を抑える(日経)
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2012/07/05 Twitter
- 20:02 最後はアイロニカルにまとめてみました(笑)RT @makimuramaho おもしろいですね!「仕事ができる人は、"たまたま"という言葉を使う」最後の追記も笑えました。 RT できるビジネスパーソンがよく使う言葉の秘密 http://t.co/l7SPZbr1 [in reply to makimuramaho]
- 16:32 「なんとか力」なんて、いかに簡単に鋳造できるかという社会実験です、笑RT@TakeruNagaoka: もしかして、社会実験? RT たまたま力、流通しはじめましたね RT ブログ更新。http://t.co/49UrHXQf
- 16:27 Hさんの「たまジョブ」ですね、笑@J_center: たまたま力が流行ったおかげで『たまジョブ』を開催しやすくなりました。感謝 RT RT たまたま力!(笑)RT あなたは「たまたま」活かしていますか?: http://t.co/49UrHXQf
- 13:26 たまたま力、流通しはじめましたね(笑)@melodie_rita たまたま力!(笑)RT ブログ更新。イノベィティブなビジネスパーソンがよく使う言葉の秘密:あなたは「たまたま」活かしていますか?: http://t.co/49UrHXQf [in reply to Melodie_Rita]
- 09:02 ブログ更新。イノベィティブなビジネスパーソンがよく使う言葉の秘密:あなたは「たまたま」活かしていますか?: http://t.co/mVeJUn6v
- 07:52 「最近1ヵ月間に自分の意思で学び行為や活動を行った社会人」は5人に1人 / ミドル世代の学習意欲低下> 社会人の「学習意欲」を高めるには?(ワークス研究所の労働市場最前線:ダイヤモンドオンライン): http://t.co/agjeB0zx
- 07:28 例えば、仕事で絶対にミスをしない人がいます。どんな人かわかりますか?・・・・・・・答えはね「仕事をしない人」(Bartender Vol.13 pp165)
- 07:12 今日も頑張って更新します。ありがとうございます>@KieNakamura いつも楽しんで読ませていただいています。更新、頑張ってください^^ RT 中原のブログ http://t.co/UyyNBp6R
- 07:05 めちゃウマ。たぶんカロリーは高い。でも、やめられない、とまらない。 http://t.co/2lbhDxB5
- 06:58 久しぶりにアクセスログみました。小生のブログは、月20万ページビュー、月間8万人のユーザーの方々にお読み頂いているようです。ありがとうございます。がんばって更新します。
- 06:50 「論文検索Free」「zite」「Mendeley」は小生も使っています。便利。> RT @tatthiy iPhone使ったらスキマ時間にけっこう研究できる : http://t.co/RQuoj8sH
投稿者 jun : 2012年7月 7日 08:31
イノベィティブなビジネスパーソンがよく使う言葉の秘密:あなたは「たまたま」活かしていますか?
先日、コクヨさんの雑誌「WORKSIGHT」の取材で、法政大学・長岡健先生と対談をする機会を得ました。
対談の中身は、雑誌のテーマである「創造」から「コミュニケーション」「ワークプレイス」まで多岐にわたったのですが、個人的にもっとも印象的だったのは「ハイパフォーマーのビジネスパーソンの方々の語り中に、よく含まれる"たまたま"という用語」についてです。
▼
長岡先生から
「仕事ができる人ってのは、よく"たまたま"という言葉を使います。なぜ、あの仕事がうまくいったんですか? と聞くと、それは、あのときは、"たまたま"・・・いろんな機会が・・・・重なってうまくいったんですよ・・・という具合に」
という問題提起がありました(ICレコーダを使っているわけではないので、上記の語りは完全なものではないことを申し添えておきます)。
先生の問題提起は、「まさに我が意を得たり」、という感じで、僕自身もいつも感じていたことでした。
といいますのは、ハイパフォーマーのビジネスパーソンの方々に、インタビューをさせていただき、それを一部テキストおこしなどいたしますと、テキストに「たまたま」がよく含まれるのです。
特に、難しい仕事をなしとげたり、ヒットを飛ばしたビジネスパーソンの語りには、この「たまたま」という言葉がよくでてくるのです。
長岡先生は
「できるビジネスパーソンは、たまたま、何か新しいものが生まれるような場所やつながりに自分の身をおいている」
というご主旨の発言をなさっていました(ICレコーダを使っているわけではありません)。まさに同感、おっしゃるとおりだと思います。
このことを万が一仮に、ネットワーク論的に解釈をするのならば、おそらく組織内外のネットワークの中で情報が集まり、新たな物事が生まれるような「構造的周辺」に、自らの身をおくような振る舞いを、イノベーティブなビジネスパーソンの方々は、自然となさっているのかもしれません。
ひるがえって考えてみるに、その他にもいろいろ可能性もあるな、と感じます。たとえば、下記の2つなどです。
ひとつめは、
「たまたま」自分の目の前にあらわれたものと、「いつも自分が接しているもの」を、もし「くっつけたとしたら」、面白いだろうな、新たなものが生まれるだろうだろうな、
という「鋭い予期と洞察」の問題です。
まずは、こうした知的好奇心に裏打ちされるような予期や洞察が駆動しないことには、お話しにならない。目の前にあらわれたチャンスは、単にフローしていくだけです。
ふたつめは、
イノベィティブなことをなしとげたビジネスパーソンの方々が、「たまたまめぐってきたチャンス」を逃さず、「これだ!」と「即決」できるのは、そのことを「いつも」考えているからだ
という「日常における仕事への姿勢や習慣」の問題ですね。
日常的にいつも、仕事のことを考えているからこそ、ここぞ、というときに「即決で意志決定」できるのではないでしょうか。つまり、「意志決定の素早さ」とは、「仕事に向き合っている時間の長さ」に正比例するということです。
これら二つがあいまって、イノベィティブなビジネスパーソンの方々は、新たなものを生み出し、それが「後付け的」に語られた際、どうやら「たまたま」という用語が用いられるのではないか、と考えます。
少しまとめます。
一見相反し矛盾するものを組み合わせることで、日常の常識にさからい、新たな意味を形成する語法のことを、オキシモロン(oxymoron:撞着語法)といいます。
もしかすると、イノベィティブなビジネスパーソンの方々は、1)ネットワークの構造的周辺に自らの身をおき、2)いつも自分の仕事のことを考え、3)たまたま出会った新規な事項といつも自分が向き合っていることに「オキシモロン的結合」を試み、新たな物事をつくりだしているのかもしれないな、と感じました。
そして、これら下位分割された、これら3つのプロセスを、「後付け的」に「ストーリー」として語られることが求められた際に用いられる言葉が、「たまたま」ということになるのかもしれません。今日のおはなし、ちょっと難しいでしょうかね。
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上記はあくまでも仮説です。これ以外にも、様々な振る舞いは存在するのでしょうし、また実証的に検証されたわけでもありません。
でも、何となく、おぼろげながら、こんなことが言えるのかもしれないな、という感覚を自分の中で持ちえていることも事実です。だって、それほどまでに、本当は「たまたま」じゃないイノベィティブな皆さんは「たまたま」しています、と言いますので。
とても興味深いですね。
あなたの仕事人生には、「たまたま」ありますか?
あなたは、「たまたま」を活かしていますか?
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追伸.
昨日、小生はTwitterで下記のようなことをつぶやきました。
(1)「○○思考法」「△△シンキング」とか、無限に名前をつけることができます。でもね、それによってメリットを享受するのは「○○思考」「△△シンキング」と「名付けて売る側」であり、それを「利用する側」ではないことの方が多いのです。
(2)「思考」は「思考」、「シンキング」は「シンキング」。それ以上でも、以下でもないでしょう。そんなに多種多様な、異なる種類の思考があるんでしょうか。そうこうしているうちに、また明日、新たな「○○思考」「△△シンキング」が生まれます。
これらのツイートに対して、
@K0Ei: 「○○力」も。言ったものがち!QT 「○○思考法」「△△シンキング」とか、無限に名前をつけることができます。
というコメントをいただきました(感謝です)
小生は、いただいたコメントに対して、
「○○力」「○○思考法」「△△シンキング」を読み解くリテラシーが必要かもしれません。RT @K0Ei: 「○○力」も。言ったものがち!QT 「○○思考法」「△△シンキング」とか、無限に名前をつけることができます。
というツイートをさせていただきました。
ひるがえって・・・今日のブログ記事がきっかけで
これからのビジネスパーソンに必要なのは「たまたま力:タマタマリョク」!
これからのビジネスパーソンに必要なのは「たまたま思考:タマタマシコウ」!
とか誰かがいいはじめて流通したら「悪夢」ですが、アイロニカルで、笑えますね。
どうでもいいですが、朝っぱらから「タマタマリョク」やら「タマタマシコウ」が普及する様を妄想してしまいました。
「なんちゃらリョク」やら「ほにゃららシコウ」というもっともらしい言葉なんて、簡単につくりあげることができることを示す、という、ある種の、非常にアイロニカルな「社会実験」としては、うってつけの題材かもしれませんけれど(笑)。
最後にひと言だけ。
「たまたまリョク」や「たまたまシコウ」が、万が一、流行ったとしても、はたまた、流行らなかったとしても、僕にはなんの利益も不利益もありません。
あしからず(笑)。
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■2012/07/04 Twitter
- 20:37 そんな「○○力」まで・・・(笑)RT @yume8izumi いま一部役人の間では「区役所力」「地域力」とか流行ってて(笑´∀`) RT @nakaharajun: 「○○力」を読み解くリテラシーが必要かもしれません。RT @K0Ei: 「○○力」も。言ったものがち! [in reply to yume8izumi]
- 19:56 「○○力」「○○思考法」「△△シンキング」を読み解くリテラシーが必要かもしれません。RT @K0Ei: 「○○力」も。言ったものがち!QT 「○○思考法」「△△シンキング」とか、無限に名前をつけることができます。
- 19:49 (2)「思考」は「思考」、「シンキング」は「シンキング」。それ以上でも、以下でもないでしょう。そんなに多種多様な、異なる種類の思考があるんでしょうか。そうこうしているうちに、また明日、新たな「○○思考」「△△シンキング」が生まれます。
- 19:48 (1)「○○思考法」「△△シンキング」とか、無限に名前をつけることができます。でもね、それによってメリットを享受するのは「○○思考」「△△シンキング」と「名付けて売る側」であり、それを「利用する側」ではないことの方が多いのです。
- 18:23 ほほー>RT @tomokihirano 学力テスト:年収と成績の関連調査へ...5年ぶり 文科省 (毎日新聞): http://t.co/ZRANI3vc [in reply to tomokihirano]
- 18:19 今日は、よー、英語使う日やな。道歩いてたら、朝から3人に話しかけられた。なんか、出てる?
- 17:14 子鉄君なら窓にへばりつきますな(笑)。おっと、そろそろ「保育園お迎え」にいかなね。一日あっという間だね。ブレーキのないジェットコースター気分>RT @makimuramaho この部屋は子鉄くんにはたまらない立地なのでは http://t.co/mqQPbOpz [in reply to makimuramaho]
- 17:12 コクヨさんの雑誌「WORKSIGHT」の取材。法政大学の長岡先生とともに。中原の話はともかく、この雑誌、面白いですよ。クリエィティビティとは何かを探究しています:http://t.co/I3xsvgRI
- 16:43 「たまたまめぐってきたチャンス」を逃さず、「即決」できるのは、そのことを「いつも」考えているからです
- 13:03 大学院 修士論文・中間発表。
- 12:51 いわゆる「地雷」ですね。よく踏む人を突撃戦士ジライヤーといいます、笑。@konpe_: おもろいす。誰も禁止っていわないけど踏んじゃったら表歩けなくなることととかあるなあ... RT あなたの組織では、何が「禁止」されていますか? http://t.co/kvyHbEIq
- 10:56 (2)そして「若い人が飛び込んでこない」のは「若者が内向き」だからではなく「参入しない方がメリットがあるから、合理的だから」ではないでしょうか。問われるべきは「新規参入を阻む業界の体質」なんじゃないのかな。
- 10:55 (1)若い人が「新規参入」してこない「業界」ってのは、近い将来に衰退します。どんなに勢いのある業界でも、メンバーは年齢を重ね、いつか、その業界から退出しますから。そして、誰もいなくなるんです。
- 07:53 笑。RT @junsuzuki01: バレンタインデーの義理チョコ禁止(愛があればOK)RT あなたの組織では、何が「禁止」されていますか? : 自分の組織の「特殊性」「文化」を考える: http://t.co/kvyHbEIq""
- 06:48 ブログ更新。あなたの組織では、何が「禁止」されていますか? : 自分の組織の「特殊性」「文化」を考える: http://t.co/kvyHbEIq
- 06:03 今度TAKUZOを連れて行きたいですね>幼稚園でプチ学会を実施しました!- Unlaboratory : http://t.co/44UKbugw
投稿者 jun : 2012年7月 5日 08:55
あなたの組織では、何が「禁止」されていますか? : 自分の組織の「特殊性」「文化」を考える
先日、都内某所(!?)で、高尾隆さん(東京学芸大学)にご出講いただき、ワークショップを開催しました。参加者の方々の御協力もあり、ワークショップは成功し、参加者の方々のあいだにも、僕自身にも、非常に興味深い、数々の問いが生まれました。
参加者の方々も、高尾さんも、本当にお疲れ様&ありがとうございました。
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ワークショップで印象的だったのは、
「自分の会社で禁止されていることを、できるかぎり、ホワイトボードに書き出してみよう」
というワークでした。
これは、高尾さんが、かつて「大学生」を対象に行ったことがあるワークの変形版だそうです。
学校の場合には「禁止されていること」として、1)頭髪や服装に関すること、2)異性交遊に関することや、他人とのおしゃべりに関すること3)遅刻などの時間に関することが、多くあがったそうです。
高尾さんは、学校は、様々な「タブー」を自己規定することで、主に、1)身体の管理、2)関係の管理、3)時間の管理を実施していると、まとめていらっしゃいました。
思うに、「教えられる主体」をコントロールするため、すなわち、効率で合目的な均一の学習機会の提供(一斉講義)を成立させるべく、これらの諸管理が発達したのではないか、と思います。もちろん、詳細な分析と結論は、歴史社会学的なアプローチを待つことになることは、言うまでもありません。
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さて、ひるがえって、会社の場合はどうか?
会社では、いったい、何が「禁止」されているでしょうか? ここでの「禁止」は、明文化されているものから、暗黙の前提になっているものまで、多種多様なタブーを扱うものとします。
参加者の多くは一般企業につとめる方々でしたが、
・飲酒しながらの執務禁止
・遅刻禁止
・上司にもの申すことの禁止
などの他、たくさんの項目があげられ、2枚のホワイトボードが裏面 / 裏面ともに一杯になりました。
中には
・食堂での湯飲みを2つとることは禁止
・連休にあわせて有給をとることの禁止
・社内交際禁止
・ブーツ禁止
・部長にため口
・髪の毛の色は7番まで
なものもありました。
なぜ、湯飲み?
なぜ、連休と有給?
参加者の方々からは
「へー、そんなの禁止されているんだ」
「なんで、これが禁止なんですか?」
「これは明文化されているんですか? 暗黙の雰囲気ですか?」
と口々にいろいろな意見が寄せられ、大変、盛り上がりました。印象としては、学校よりも会社の方が禁止されている項目は「多種多様」。そして、組織によって全く異なるな、と思いました。
けだし、会社でもっとも優先されていることのひとつは「生産性・利益の追求」という観点です。
その観点から、これら諸管理を通じて1)組織のブランド・イメージの管理、2)身体の管理、3)関係・秩序・風土の管理、4)安全の管理などがなされている印象でした。
▼
このワークをふりかえって思うに、「自分の組織で禁止されていること」をあげてみることは、逆にいうと、
「自分の組織では、何が大切だとされているのか」
「自分の組織では、何に価値をおいているのか」
「自分の組織では、社員に何を求めているのか」
が「逆投射」されるのではないか、と思います。
中には「禁止されていること」の理由をいくら考えても、理由が思いつかない「トンでもな、禁止項目」もありましたけれども(笑)
もし異なる組織の人々で集まったら、ぜひ、このワークをやってみると、盛り上がると思います。きっと、「意外なもの」「えっ、なんで?と思わず唸ってしまうもの」まで禁止されているから(笑)。
それは自分の組織の「特殊性」や「これまでの歴史」、そして「現在おかれている状況」すらも、逆投射することになるのかもしれません。
このことを考え、他の組織と比較するだけでも、自分の組織の「文化」が朧気ながら見えてきそうな感じがいたします。
あなたの組織では、何が「禁止」されていますか?
そして、
それは、なぜ「禁止」されているのですか?
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■2012/07/03 Twitter
- 16:38 霞ヶ関ビル。坂元先生を偲ぶ会。助手時代、大変お世話になりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
- 13:50 興味深い、ていうか、欲しい> レゴ・お化け屋敷キット「Monster Fighters」(WIRED): http://t.co/1d5dMxrZ
- 13:47 7/6 【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること:小西貴士さんをお招きして】公開研究会:100名の方々にご参加いただきます。場づくり職人 @makimuramahoさんが、面白い場を考えておられます。どうぞお楽しみに! http://t.co/mY853PNQ
- 06:29 PMI(Post Merger Integration:合併後、いかにガバナンスを確立し、人心を統合するか)のプロセスが興味深い>日本企業による海外企業のM&Aが一段と拡大。商社による大型買収、地方の中堅企業による買収など増加。株価が下がり割安感背景に(日経)
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■2012/07/02 Twitter
- 22:17 RT @YukiAnzai: グループ効果の幻想:個人で取り組む場合とグループで取り組む場合とで、実際には個人でやった方が良い成果が出ていたとしても、「グループでやった方が生産的だった」と答える人が大半。会話や笑いが飛び交う楽しい時間の方が、生産的だと勘違いされやすい。( ...
- 12:22 次の予定へ猛ダッシュ!
- 11:51 なるほど。そうなんですね>RT @toto_kyoto 外来での療養相談にも共通点あるなあ。RT インタビューをするときに僕が心がけている3つのこと http://t.co/jzxPwJ4F [in reply to toto_kyoto]
- 08:51 確かに凹む日もありますね。でもKeep going and Have fun!RT @kabu_rie インタビューは楽しいけれど凹みやすい仕事なので/勇気づけられました RT インタビューの3つの心がけ http://t.co/fODTgvvx
- 08:50 確かに凹む日もありますね。でもKeep going and Have fun!RT @kabu_rie インタビューは楽しいけれど凹みやすい仕事なので、とても勇気づけられました RT インタビューをするときに心がけている3つのこと http://t.co/fODTgvvx [in reply to kabu_rie]
- 08:21 【今朝の内省と持論2】今日はうまくいった。ダハハ。週のあたまから幸先がよい。あー、時間がない。会議に遅れる!ということで、また。
- 08:21 【今朝の内省と持論1】時間がなくて親が焦ればあせるほど、子どもは焦らない。親が急げば急ぐほど、子どもはグズる。そんなときは、子どもの気分を変える。子どもをその気させる"第三の目的"を設置し、結果として「急ぐような行動」を誘発する。
- 07:06 ブログ更新。インタビューをするときに僕が心がけている3つのこと:準備とインプロ、固有名詞、そしてめげないこと: http://t.co/CH4nEw1G
投稿者 jun : 2012年7月 4日 06:46
インタビューをするときに、僕が心がけている3つのこと:準備とインプロヴィゼーション、固有名詞で語ってもらう、そしてめげないこと
仕事柄、なるべく多くの、現場のビジネスパーソンの方々に、ヒアリングをさせていただいております。
「エレガントさはなくてもいい(あるにこしたことはないが、僕には、能力不足でできない)」。だけれども「地に足をついた研究がしたい」というのが、最近、僕がいつも思っていることです。何だかね、そう思うようになってきたんです、本当に最近。
方法にこだわりはありません。現場の人の生々しい語りに耳を傾け、あるものは定量調査に持ち込み、ある発言は、そのままヒアリングデータとして紹介させていただいたり、定量調査の補完をさせていただく。
というか、定量的手法でも、定性的手法でも、どちらでもいいので(僕自身、この境界に、あまり興味がない)
「地に足がついた研究がしたい」
このところ、マジで、こう思うようになりました。
▼
特に最近は、海外赴任・海外勤務を経験なさったビジネスパーソンの方々にヒアリングさせていただく機会が多くなっているでしょうか。
先日も、ある製造業の方々(こちらはダイヤモンド社さんとの共同研究)、ある金融関係の方々にお話しを伺いました。貴重なお時間を皆様、ありがとうございました。
▼
現場のビジネスパーソンの方々を対象にしたヒアリングで、最大の課題は「時間」です。こちらのヒアリング趣旨を最大限ご理解・ご配慮頂き、貴重なお時間を頂けたとして「1時間」。
経験上、それ以上お時間をいただいても、相手が時間を気にし出す可能性が高いので「1時間を上限とした方がよい」というのが僕の結論です。
だとすれば、この貴重な「1時間」を、どのように使うか?
このことで、いつもヒアリング調査の前は、頭がいっぱいです。
▼
冒頭での挨拶、関係づくりの会話、権利関係の処理(学術利用の許諾・データ処理の方法、録音の許諾等)で約10分。どんなに準備をしても(僕はすべてパワーポイントで準備をして、場合によっては相手に見せながらおこないます)、これをおこなうには、だいたい10分前後かかります。
ようやく本題。さっそく話を切り出して、「起承転結」を意識しつつ、徐々に深掘りをしていきます。
話すと長くなるので避けますが
「インタビューにも起承転結はある」
というのが、僕の持論です。
で、あっという間に35分。35分たてば、残りは15分。もうクロージングが目の前です。この頃になると、相手は腕時計をチラチラ見始める(笑)。経験上、急にソワソワなさる方が多いです。
こうなると、最後に「どうしても聞かなければならないこと」を
、いっきに聞いて、クロージングです。
クロージングでは、インタビューよりはひとつ上の、メタな視点にたって、インタビュー全体をまとめたり、紹介します。
「インタビューで、Aさんはこうおっしゃいましたが、同じようにおっしゃる方も多いですよ」
とか
「Aさんは、・・・とおっしゃいましたが、他の業界では・・・とおっしゃる方が多いですね」
とか、なるべく相手の方にもメリットになるような付加情報をお伝えします。
その上で、最後に、相手の方から、
「こんな経験談で、お役に立てたんでしょうか?」
「こんな雑談で、よかったのでしょうか?」
といったような発話が、相手から引き出せたら、密かに喜びます。
経験上、よいインタビュー、自分が聞きたいことを聞き出せたときのインタビューとは「雑談」に近いものになることが多いのです。「雑談」ということは、相手にとっても、ストレスフリーでお話しできたということですので、よいことのようにも思います。
▼
仕事柄、こうしたインタビューを繰り返していますので、
「よいインタビューをするためには、どのようにすればいいのでしょうか」
という質問を学生さんなどから受けることが多いです。先日も授業で、脱線してしまい、話題がそのことになりました。
素晴らしい聞き手、インタビュアーは他にたくさんいらっしゃるので、「なんちゃってインタビュアー」の僕が、この問いに答えるのは気が引けるのですが、でも、自分の経験に照らして考えると、いくつか言えることがあるような気がします。
というか、「なんちゃってインタビュアー」のわりには、書き出すとキリがなく、マジで1冊本を書けちゃう自信がありますが(笑)、3つだけポイントを述べます。
▼
ひとつめ。
まずは事前の準備は、準備しすぎても、しすぎることはないです。
Webページの企業概要、歴史、沿革、経営者は概観しておき、場合によっては有価証券報告書を見ます。特に見たいのは「有価証券報告書」の「リスク情報」の部分です(これを教えてくれたのは、現在、ASEAN某国に赴任ししている、有能な人事マンのKさんです)。ここには、その企業の解決しなければならない課題が満載です。つまり、マジで企業の方が悩んでいる課題が多い。
「企業名+有価証券報告書+リスク情報(事業上リスク)」でググってみてください。いろんなリスクがでてくると思います。IRである以上、企業は、原則として、ここにはウソは書けません。
こうした事前情報を頭にインプットしたうえで、その企業組織の状況を踏まえつつ、事前に聴きたいことをしっかりまとめ、貴重な45分をデザインします。
経験上、15分をワンセッションとして、3つくらいに分けておくと、いいかもしれません。もしワンセッションめで失敗しても、話題を変えて、次のセッションにいきます。
「ここまでが一つの区切りなのですが、ちょっと話を変えても良いですか?」
という風に、話をうちきって、新たな気持ちで、次のセッションにいけるようにしておくということです。
そして、もっとも重要なことは、インタビューがはじまったら、事前の準備、事前のヒアリングのデザインは、すべて忘れることです。これまでWebで読んでいた情報、事前にデザインした内容などは、心の片隅にとどめ、いったん、横におきます。
逆説的ですが、ここから先は、自分の相手とのインプロヴィゼーション(即興)にまかせるのです。
事前の準備はきっちりしておく
本番がはじまったら、インプロヴィゼーションにまかせる
これが僕のスタイルです。
▼
ふたつめ。
インタビューでは、なるべく、エピソードやストーリーを聞き出すことです。なぜそうかは、アウトプットを考えればわかります。
多くの場合、ヒアリングデータとは、論文に引用したりすることが多いのです。もっとも、カテゴリー化されて処理される手法もありますが、それにしても、エピソードを切り出すことができなければ、概念化もクソもへったくりもありません。
だとすれば、わたしたちが聞き出さなければならないのは、エピソードやストーリーなのです。「箇条書き」になるような、一般論をいくら聞いても、それは、あとで利用できないのです。
じゃあ、1時間という短時間で、どのようにエピソードやストーリーを聞き出すか?
これは僕自身も、いつも苦労していることなのですが、ひとつだけ、確かなことがあります。
それは
「エピソードや物語を語って下さい」
と、直接、相手にお願いしても「意味がない」ということです。
現場の方々にとって、「エピソードや物語を語る」という言葉の意味がわかりません。
経験上、僕は
「絶対に秘密はもらしませんので、なるべく固有名詞で、当時の経験をお話しいただけませんか?」
とヒアリングの冒頭でお願いして、お話しを伺うこと多いです。「固有名詞で語る」ということは、「Aさんがどうした」「Bさんが、風邪ひいた」とエピソードを語らざるをえなくなるのです。すなわち、「具体的にエピソード語ること」を間接的に要求することになります。
また場合によっては、ゆさぶりもかけます。
「そのとき、Aさんはどんなお気持ちでしたか?」
「もし、今、もう一度できるのだとしたら・・・そのときの自分に何といいますか?」
と、ある出来事における相手の感情や判断をきく場合もあります。感情を聞く問いかけ、判断を聞くといかけというのは、出来事を語ることにつながりやすいのです。
いずれにしても、短い時間で、エピソードや物語を聞くことは、大変難しいことです。
▼
みっつめ。
それは、インタビューがうまくいかなくても「めげない」ということです。
人付き合いに「王道」がないように、インタビューにも、経験上、「王道」はありません。どんな方法をもってしても、100%うまくいくインタビューなんてありえません。
「王道がない」とはどういうことを意味するか。
それは、
まず、アクションすること
その上で、痛みと苦さを経験し
内省を深め
それを糧に、さらなるアクションを続けること
しかありません。
かくいう僕も、「あー今日は、自分として納得のいくインタビューができたな」と思えるのは10回のセッションのうち1回くらいです。
10回のうち8回、忸怩たる思いを抱えて、お時間をいただいた相手に恐縮して、会社をあとにします。
残りの1回は、激しい後悔をして、貴重なお時間をいただいた相手に心の中で何度も謝罪して、会社を去ります。「あー、よい時間を過ごせなかったな」と。
でも「めげないこと」です。
行為する他はありません。
昨日の話ではないですが、
よいインタビューができるようになりたいのだったら、インタビューしつづけること
です。
僕はそう信じています。
▼
上記は、もちろん、「わたしのインタビュー論」です。一般的なインタビューの本なら、もっと高名な先生や著名なインタビュアーが、様々な本を書いていますので、そちらをご覧いただいた方がよいように思います。
自分の研究領域を「企業の人材育成」に変えて(河を渡って!)、もう10年弱になろうとしています。
現場のビジネスパーソンの方々から、いかに短い時間で、話を引き出すことができるか。
今日も「愉しい苦闘」が続きます。
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■2012/07/01 Twitter
- 21:46 フードスタイリスト「たかはしよしこ」さんの手作り調味料、エジプト塩(@egypt_jio)を追加注文。あっという間に一瓶なくなった。あまりにうまい、最強。 http://t.co/7b7YZOZb
- 21:26 今日の寝かしつけリソース。子供時代、僕が大好きだった絵本です。 http://t.co/QCaxlrnK
- 19:47 ほほーRT @clione これは東京ドーム公演ですね。ぜひぜひお楽しみ下さい!実に良く「デザイン」されています。RT PerfumeのDVD。勉強になるから絶対見るべし、と強く勧められたので、つい、ポチッてしまった。 [in reply to clione]
- 19:46 僕自身も全く意外なんですよ(笑)何の勉強になるか、これから見ます。RT @shi_zu どんな種類の勉強なんでしょうか。意外な感じがします♪ RT PerfumeのDVD。勉強になるから絶対見るべし、と強く勧められたので、つい、ポチッてしまった。 [in reply to shi_zu]
- 18:29 PerfumeのDVD。勉強になるから絶対見るべし、と強く勧められたので、つい、ポチッてしまった。 http://t.co/S2VZ17wI
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■2012/06/30 Twitter
- 22:03 世田谷パブリックシアターの福西さんよりご案内>世田谷パブリックシアター:夏休みのワークショップ事業における学生インターンを募集:舞台芸術に関わる人々の仕事に触れながら、舞台芸術・ワークショップ・劇場・地域について考える: http://t.co/y1I3UksB
- 18:10 経営学習研究所、長岡健先生チームの企画「ギャラリーMALL」が昨日開催されました。2つのショートビデオです(Youtube)http://t.co/zW6dLWMm http://t.co/vg5Fon5Y
- 15:04 ご参加いただいた皆様、アップしてくれたスタッフの @dan27_yam さんに感謝!RT @makimuramaho: 昨日の経営学習研究所( @mall_jp )ギャラリーMALLの速報レポート#malljp http://t.co/OkMTLnsq
- 14:24 レゴランド。レゴでつくった銀座。 http://t.co/b9HIZR48
- 14:19 レゴランド潜伏中。 http://t.co/oJRpUxhw
- 09:05 来年、TAKUZOは小学校。学童保育の見学会にこれから連れていきます。 http://t.co/LHIgRS7x
- 00:13 貴殿なら生き残れる(笑)RT @makimuramaho 先生、7/6イベント前日、前々日、出張になっちゃいました!
- 00:02 楽しい時間を過ごすことができました。長岡先生はじめ、企画いただいた皆様ありがとうございました。RT@TakeruNagaoka: 本日は経営学習研究所主催イベント「ギャラリーMALL」。そろそろ出発します。 #malljp
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■2012/06/29 Twitter
- 07:37 大学院生が一度は試みることですね> RT@n_hata0924 指導教員の論文の真似をしようとして断念したことがあったなぁ。 RT 自分の文章スタイルをつくるコツ:「なりきって」書く、書くことをゲーミフィケーションする: http://t.co/XZi2YGtT
- 07:04 ブログ更新。自分の文章スタイルをつくるためのコツ:好きな書き手に「なりきって」書くこと: http://t.co/XZi2YGtT
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■2012/06/28 Twitter
- 11:59 深刻な問題>RT @yukianzai 日本の学術論文数と若手教員(研究者)の比率は減少している|あまりにも異常な日本の論文数のカーブ http://t.co/jhtllYBI [in reply to YukiAnzai]
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■2012/06/27 Twitter
- 17:56 総務省「(国家公務員)幹部候補育成課程に関する研究会」
- 15:15 大学院授業「経営学習論」:海外勤務とキャリア発達:米国で帰任後昇進するのは46%。3分の1は上級管理職へ、25%が転職後重役へ。帰任後抱える問題は1)帰国直後の仕事のなさ、2)意志決定・裁量の喪失、3)昇進機会の喪失、4)帰国直後の同僚からの反感、5)海外赴任期間の不明確さ
- 15:07 大学院授業「経営学習論」:米国人海外駐在員のうち20%から50%は成果をあげられず早期帰国。コストは米国全体で年間20億ドルと試算。故に海外組織適応プログラムが発達。
- 15:00 大学院授業「経営学習論」多国籍企業における海外駐在員の選抜、トレーニング、キャリアパスについて:先行研究のレビューと批判 #nakaharalab
- 10:23 大学院・中原ゼミ(@nakaharalab) : サンパウロ大学において、標準的なコンピテンシー評価項目を用い、コーオプ教育の学習効果測定をおこなった(伝統的授業を統制群)。#nakaharalab
- 10:17 大学院・中原ゼミ(@nakaharalab): コーオプ教育(Cooperative Education)の学習効果測定について。コーオプ教育とは、「大学の授業」と「企業組織における職場実践」などを交互に参加し学ぶ学習モデル。長期・有報酬型の教育。#nakaharalab
- 05:15 ついに上陸か>アマゾン、日本でKindleを近日発売: http://t.co/kKkKBaKd
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■2012/06/26 Twitter
- 21:15 リフレクション考3>「知者は、行動を考えることによって生きるのでもなく、行動を終えた後に考えるだろうことを考えることによって生きるのでもなく、行動そのものによって生きるのだ・・・」(ドン・ファンの言葉「気流のなる音」より)
- 21:15 リフレクション考2>人生には、振り返って初めてつながって見える「点」があります。 / 将来をあらかじめ見据えて、「点」と「点」を繋ぎあわせることなどできません。できるのは、後から繋ぎ合わせることだけです。(Steve Jobs)
- 21:15 リフレクション考1>ふりむくな ふりむくな 後には夢がない(寺山修司)
- 17:50 2012年8月19日(日)は大学生研究フォーラム@京都大学、2013年3月2日、福井大学にもお邪魔させて頂く予定です。子育て中につき、なかなか遠方までは伺うことができず、恐縮です。京都・福井でお会いできますこと愉しみにしております。
- 17:45 日本キャリア教育学会の大会で基調講演をさせていただくことになりました。滋賀大学・若松養亮先生からのご依頼です。愉しみにしております: http://t.co/SXuTx4qT
- 11:08 「実践的な力をつけさせる」のに、なぜ「修士課程」なのかが問われることになりそう。どんな修士課程を整備していくのか>教員養成 修士義務づけを(NHK): http://t.co/KhWd5SGU
- 07:00 「コラムとはダブルバインドである」「コラムとは道である」。コラムを書くことを、コラムで綴った著書。面白い。著者によると本書の完成は「白鳥型足踏みボートによる太平洋横断に匹敵する快挙」らしい(笑)> 小田嶋隆(著)コラム道 http://t.co/xHSAXpQE
- 06:57 ANAの機内放送の番組で知りました。JR東日本新宿の発車ベル、表参道ヒルズのサウンドデザインなど。目に見えないものをデザインする、興味深い仕事ですね>井出祐昭(2012)見えないデザイン - サウンド・スペース・コンポーザーの仕事. http://t.co/sdQewNBV
投稿者 jun : 2012年7月 2日 07:02