夏学期授業シラバス「経営学習論」:プロフェッショナルは、どのような経験・出来事を通して 熟達するのか?

 被災地および原発事故発生地では、まだ予断を許さぬ状況が続いています。このたびの大規模な地震により被災されました皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 今、僕にできることは、事態の推移を見守りつつ、募金などをふくめ、僕たちにできることをなしつつ、日々の経済活動・仕事をとめないでおくことなのかな、と思っています。
 募金は、日本赤十字をはじめ、いろいろなところではじまっているようです。私たちの思いが、被災地の方々に届くことを願い、さらにもう一歩踏み出し、今は「アクション」を起こすときなのかな、と思います。

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 今回の一件は、おそらく「長期戦」になるでしょう。
 そして「長期戦」とは「心理戦」でもあるのかな、と思うのです。

 僕は専門家ではないので、今から述べることは、「僕のサイコロジー論」であることをご承知おきください。

 その上で、思うに「心理戦を乗り切る」とは「決して折れない強い心をもつということ」ではないように思います。僕は「弱い心」の持ち主です。「強い自己」をもっている人間ではありません。だからこそ、なおさら思うことなのかもしれません。

 むしろ私たちは「ひとりでは弱い」。

 その弱さをいったん認めた上で、「心理戦」を乗り切るとは、

「時にくじけたり、いやになったりする、弱い心を、なるべく見つめることができること」
「そういう弱い心をもっているのは、自分一人だけではないことを知ること」
「さまざまな手段を使って、自分に近い人々と連絡をとり、話をすること」

 なのかな、と思います。

 僕は、今、アップダウンする自らの心を見つめながら、仕事をしています。
 おりにふれ、自分に近い人々に連絡をとったり、話しかけたりしながら。
 
  ▼

 さて、最後は【将来】のお知らせです。
 東京大学大学院 学際情報学府の2011年夏学期授業「経験学習論」のシラバスができました。今年は「プロフェッショナルは、どのような経験・出来事を通して熟達するのか?」というテーマで授業を行います。

 この授業では、

 1)チームで仕事をする
 2)高度な知識・ノウハウを必要とする
 3)対人・顧客接点のある仕事

 上記のような内容をみたすプロフェッショナルが、どのような出来事を経験し、一人前になり熟達していくのかを、グループで研究します。実際にインタビュー調査にでかけて、熟達のモデルを提案してもらう予定です。この授業内容は、隔年で開催しているものですね。去年は理論編でしたので、今年はフィールド編です。

 今年はどんなところに学生が出かけていくのか、今からたのしみです。

=================================================
東京大学大学院 学際情報学府 2011年度
夏学期授業シラバス「経営学習論」

プロフェッショナルは、どのような経験・出来事を通して
熟達するのか?

4月19日 火曜日 3限(13:00)より(予定)
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 9F 92B
=================================================
 
■講義の概要
 人は、人生の一定期間、学校という場所「だけ」で
学ぶわけではありません。学校を「卒業」した後でも
、会社や組織の中で、新たな知識を獲得したり、他者
と知識を共有したりしながら、仕事に日々取り組んで
います。
 人は年をとっただけでは、学びをやめません。
人は、生けとし生きる限り、学び続ける存在なのです。

 本授業では、従来あまりスポットライトがあたるこ
とのなかった、学校の「外」の学習 - 「企業・組織に
おける学習」に焦点をあてます。
 特に2011年度の「経営学習論」では、

 1)チームで仕事をするような職種
 2)高度な知識・ノウハウを必要とする職種
 3)対人・顧客接点のある職種

 のようなプロフェッショナルが、どのような出来事を経験し、
一人前になり熟達していくのかをグループで研究します。

1)プロフェッショナルと呼ばれる人々は、どのような
経験・出来事から学び・成長しているのでしょうか?

2)プロフェッショナルの学びや成長には、どのような
他者からの、どのような支援が影響を与えるのでしょうか。

 これを明らかにするために、グループでプロフェッ
ショナルの職種を決めて、インタビュー調査を企画・実施
します。

 具体的に想定している職種は、

 ・医療関係(医師、看護士、介護士など)
 ・教育関係(教師)
 ・プロジェクトマネジャー
 ・コンサルタント

 などです。もし授業趣旨に合致すれば、
他に選ぶことも可能です。

 インタビュー結果を定性的手法を用いて分析し、発表
していただきます。授業の前半では、そのための関連
文献を購読します。
 
 
■想定される受講者像
・組織における知識共有、学習に関心のある方
・組織のおける人材育成、人間の成長に関心のある方
・組織変革や文化の構築等に関心のある方
 
 
■評価
 下記の3点から成績をつける。
1.コメントカードによる出席点30%
2.プレゼンテーション(全員からの相互評価30%)
3.最終プレゼンテーション(全員からの相互評価40%)

 なお、相互評価のポイントは下記の5点。
  1.スライド・配付資料のわかりやすさ( / 5)
  2.プレゼンテーション手法(声・身振り)( / 5)
  3.質疑応答の適切さ( / 5)
  4.理論の解説がわかりやすいか( / 5)
  5.考察がなされているか( / 5)


■場所・時間
 火曜日 3限(13:00)より
 工学部2号館 9F 92B
 http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/access.php#hongo

■連絡先
 中原 淳(なかはらじゅん)
 東京大学 大学総合教育研究センター 准教授

 重田勝介(しげた かつすけ)
 東京大学 大学総合教育研究センター 助教

■授業アーキテクチャ
 ・イントロダクション(中原:5分)
 ・プレゼンテーション(文献担当グループによる:35分)
 ・ディスカッション(グループで:15分)
 ・オープンディスカッション(クラス全体で:30分)
 ・ラップアップ(中原:5分)


■プレゼンテーションのやり方
・課題として設定された文献を購読し、内容を要約
する。すべての要約をより集めて、「ひとつのスト
ーリー」を構成する。

・プレゼンテーションはパワーポイントで行う。

・プレゼンテーションの構成には下記を必ず含めること
 ・各文献の要約をまとめた内容
 ・今回の文献で興味深かったところ/面白かったところ
  現場で役立ちそうなところ
 ・今回の文献の課題、問題点
 ・グループとして考察したこと

・配付資料は人数分用意し、各自で印刷すること。

・配付資料は「パワーポイントの配付資料」を用意する。
印刷は各グループで行うこと。

・プレゼンテーションの前か後に、利用したデジタル
ファイル(パワーポイント&ワードのPDFファイル)を
、メーリングリストにながす。

・プレゼンテーション授業終了後、授業で利用するコ
ンピュータに元ファイル(PPTファイル、ワードファイ
ル)を残しておくこと(評価の際に用います)。

・プレゼンテーションの時間は35分。その後質疑応答
があるので、どのような質問にも答えられるようにし
ておくこと。

 
■参考文献
・中原淳(2010)職場学習論. 東京大学出版会
・中原淳・荒木淳子・北村士朗・長岡健・橋本諭(2006)
企業内人材育成入門.(ダイアモンド社)
 
 
■内容

●オリエンテーション
(4月19日 火曜日 午後1時より 工学部2号館 9F 92B : 予定)
・自己紹介
・グループ分け
・文献担当
・どのような職種を選ぶのか?

●経験からの学習1
・ジョン=デューイ(2004)経験と教育. 講談社, 東京
 ※経験と学習の源流をジョン=デューイの思想から学ぶ

●経験学習モデル
Kolb, A. Y. & Kolb, D. A. (2009). Experiential Learning Theory A Dynamic, Holistic Approach to Management Learning, Education and Development. In Armstrong, S. J. & Fukami, C. V. (Ed.), The SAGE Handbook of Management Learning, Education and Development (pp. 42-68). London: Sage Publications Ltd.(▼)
 ※経験学習のビジネスへの受容

●グループワーク #1 インタビュー職種の決定

●経験と組織社会化
・Gundry L. and Rousseau, D.(1994) Critical Incidents in communicating calture to newcomers. The meaning is the message. Human relations. Vol.47 No.9 pp1063-1088(▼)
※経験(クリティカルインシデント)と組織社会化

●グループワーク #2 インタビュー先のアポイントメント

●経験学習と個人業績を左右する「信念」
     中間発表:どのような職種を選ぶのか
・Matsuo, M.(2011) The role of sales berief in facilitating experimenttial learning. Psychology and Marketing. Vol.27 No.4 pp309-329(▼)
 ※経験学習を駆動する「顧客志向の信念」

●経験とキャリア
・Masako Itoh(2008) High-level project managers' professional skills and critical experiences in their career development. Proceedings of Promac2008.(▼)
 ※経験学習とキャリア開発

●管理職になるプロセス
・Linda, H.(2003) Becoming a Manager: How New Managers Master the Challenges of Leadership. Harvard Business School Press.
 ※管理職になっていくプロセス、そこで必要な学習

●経験と次世代リーダーの育成
・Macall, M.(1988) Lessons of Experience: How Successful Executives Develop on the Job. Free Press
 ※次世代リーダーを育てる経験とは何か?

●経験とグローバルリーダーの育成
・McCall, M.(2002) Developing Global Executives: The Lessons of International Experience
 ※グローバルリーダーの育成  

●グループワーク #4 インタビューのまとめ

●職場における他者からの学習
・中原淳(2010)職場学習論. 東京大学出版会
 ※職場における社会関係を通した学習
 
●最終発表会プレゼンテーション
 ・プレゼンテーション時間は15分:質疑5分
===================================================
 
 
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2011/03/16 Nakahara Twitter

  • 21:37  「伝統なしの創造はない。しかしまた、創造抜きの伝統はない」(岡本太郎)
  • 20:57  アニメ映画「おまえうまそうだな」を見ました。不覚にも涙。泣ける。 http://ow.ly/4fyaq
  • 13:01  緊急地震速報の音、もう、トラウマだわ。緊張が走る。(心臓に悪いので、クリックしない方がいいよ→) http://ow.ly/4fnPc
  • 12:53  アイ・アム・揺れてる。
  • 09:40  研究活動に復帰。まだやる気や集中力が続かず、当社比10%くらいだけど。矢継ぎ早に入る震災情報が気になります。少しずつ前に進んでいこうと思っています。
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2011/03/15 Nakahara Twitter

  • 22:45  RT @hayano: 東京大学医学部附属病院で放射線治療の専門チームが,今回の原発事故に関して放射線医学の観点からつぶやきをはじめました.@team_nakagawa をフォローしてください.
  • 22:43  全く笑えないけど、笑える。どこか麻痺してるね、もう。> RT @makimuramaho @maruorz ミートゥー RT @millionsmile アイ・アム・揺れてたあごー RT @nakaharajun アイ・アム・揺れてる。
  • 22:38  アイ・アム・揺れてる。
  • 22:07  現場で起こっていること。その作業の壮絶さ、想像すらできない。感謝という言葉でもはや言い表せない。言葉を失います。>東電社員、被曝の恐怖、余震。真っ暗な建屋で決死の作業(読売): http://ow.ly/4eNug
  • 20:51  RT @Hiroki_Komazaki: 放射能が心配な妊婦さんに!RT @kiyono_t 妊婦さんの不安を解消できるよう、記事をまとめました(産婦人科医師監修です!)。 http://bit.ly/exiMo3
  • 20:49  節電ポスターの展覧会! http://ow.ly/4eKdR RT @na77yu http://ow.ly/4eKdRのやつですね!RT @Kyodog http://twitpic.com/49nqza
  • 20:40  東大生協に貼ってあった節電広告だそうです> RT @miho0301 東大生協カッコ良すぎる!RT @muramura0610: 東大生協に貼ってあった http://twitpic.com/49nqza
  • 16:20  RT @shinkeguri: RT @ya3rock: 栃テレがすごいやくにたった! CMを一切流さず、他県の被害状況はL字の字幕放送に絞り、ひたすら地元の炊き出し、無料浴場、スーパー、ガソスタなどの営業状況を報道! まさにこれこそこの時期に必要なTVの在り方だと思う。
  • 16:00  RT @tkanai1954: 梅田ゲートタワー8階の神戸大学MBA教室で、本日、シャインのプロセス・コンサルテーションという組織開発手法について話します。その資料がつぎのウェブサイトからダウンロードできます。http://bit.ly/h6PqLK
  • 13:47  RT @YukiAnzai: 内省とは、「論理的思考形態とは異なる特徴を有しており、実践の状況への直接的なかかわりあいのなかで生じる困惑・疑問から成長し、それらを解決するための探求が行われ、それらの判断・問題解決に至る思考」である。(Dewey 1933)
  • 12:20  同様のことが、いろいろなところで起こっている模様。RT @atsushitoyoda @c57bl6nippon 被災地であるつくばの実験機器ディーラーが、大学に「3月までに納品しないと、予算がありません」って言われている。文科省へ流動的な運用を認めるように提案できませんか?
  • 09:43  RT @pinahirano: これいい。首都圏ツイッター鉄道情報。JR東日本 http://bit.ly/i3sNjH メトロ http://bit.ly/e3PoCy
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 一刻もはやい復興を祈りつつ、この数日間、分析をしたり、来年度の準備をしたりしています。

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 さて、東京大学大学院 学際情報学府の2011年夏学期授業「経験学習論」のシラバスができました。今年は「プロフェッショナルは、どのような経験・出来事を通して熟達するのか?」というテーマで授業を行います。

 この授業では、

 1)チームで仕事をする
 2)高度な知識・ノウハウを必要とする
 3)対人・顧客接点のある仕事

 上記のような内容をみたすプロフェッショナルが、どのような出来事を経験し、一人前になり熟達していくのかを、グループで研究します。実際にインタビュー調査にでかけて、熟達のモデルを提案してもらう予定です。この授業内容は、隔年で開催しているものですね。去年は理論編でしたので、今年はフィールド編です。

 今年はどんなところに学生が出かけていくのか、今からたのしみです。

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東京大学大学院 学際情報学府 2011年度
夏学期授業シラバス「経営学習論」

プロフェッショナルは、どのような経験・出来事を通して
熟達するのか?

4月12日 火曜日 3限(13:00)より
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 9F 92B
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■講義の概要
 人は、人生の一定期間、学校という場所「だけ」で
学ぶわけではありません。学校を「卒業」した後でも
、会社や組織の中で、新たな知識を獲得したり、他者
と知識を共有したりしながら、仕事に日々取り組んで
います。
 人は年をとっただけでは、学びをやめません。
人は、生けとし生きる限り、学び続ける存在なのです。

 本授業では、従来あまりスポットライトがあたるこ
とのなかった、学校の「外」の学習 - 「企業・組織に
おける学習」に焦点をあてます。
 特に2011年度の「経営学習論」では、

 1)チームで仕事をするような職種
 2)高度な知識・ノウハウを必要とする職種
 3)対人・顧客接点のある職種

 のようなプロフェッショナルが、どのような出来事を経験し、
一人前になり熟達していくのかをグループで研究します。

1)プロフェッショナルと呼ばれる人々は、どのような
経験・出来事から学び・成長しているのでしょうか?

2)プロフェッショナルの学びや成長には、どのような
他者からの、どのような支援が影響を与えるのでしょうか。

 これを明らかにするために、グループでプロフェッ
ショナルの職種を決めて、インタビュー調査を企画・実施
します。

 具体的に想定している職種は、

 ・医療関係(医師、看護士、介護士など)
 ・教育関係(教師)
 ・プロジェクトマネジャー
 ・コンサルタント

 などです。もし授業趣旨に合致すれば、
他に選ぶことも可能です。

 インタビュー結果を定性的手法を用いて分析し、発表
していただきます。授業の前半では、そのための関連
文献を購読します。
 
 
■想定される受講者像
・組織における知識共有、学習に関心のある方
・組織のおける人材育成、人間の成長に関心のある方
・組織変革や文化の構築等に関心のある方
 
 
■評価
 下記の3点から成績をつける。
1.コメントカードによる出席点30%
2.プレゼンテーション(全員からの相互評価30%)
3.最終プレゼンテーション(全員からの相互評価40%)

 なお、相互評価のポイントは下記の5点。
  1.スライド・配付資料のわかりやすさ( / 5)
  2.プレゼンテーション手法(声・身振り)( / 5)
  3.質疑応答の適切さ( / 5)
  4.理論の解説がわかりやすいか( / 5)
  5.考察がなされているか( / 5)


■場所・時間
 火曜日 3限(13:00)より
 工学部2号館 9F 92B
 http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/access.php#hongo

■連絡先
 中原 淳(なかはらじゅん)
 東京大学 大学総合教育研究センター 准教授

 重田勝介(しげた かつすけ)
 東京大学 大学総合教育研究センター 助教

■授業アーキテクチャ
 ・イントロダクション(中原:5分)
 ・プレゼンテーション(文献担当グループによる:35分)
 ・ディスカッション(グループで:15分)
 ・オープンディスカッション(クラス全体で:30分)
 ・ラップアップ(中原:5分)


■プレゼンテーションのやり方
・課題として設定された文献を購読し、内容を要約
する。すべての要約をより集めて、「ひとつのスト
ーリー」を構成する。

・文献はPDFになっているものはダウンロードするこ
と。PDF化されていないものは、図書館などで借りて
くること。文献の貸与は行わない。
PDFになっている文献は(▼)がつけてあります。こちらは
下記からダウンロードください。

・プレゼンテーションはパワーポイントで行う。

・プレゼンテーションの構成には下記を必ず含めること
 ・各文献の要約をまとめた内容
 ・今回の文献で興味深かったところ/面白かったところ
  現場で役立ちそうなところ
 ・今回の文献の課題、問題点
 ・グループとして考察したこと

・配付資料は人数分用意し、各自で印刷すること。

・配付資料は「パワーポイントの配付資料」を用意する。
印刷は各グループで行うこと。

・プレゼンテーションの前か後に、利用したデジタル
ファイル(パワーポイント&ワードのPDFファイル)を
、メーリングリストにながす。

・プレゼンテーション授業終了後、授業で利用するコ
ンピュータに元ファイル(PPTファイル、ワードファイ
ル)を残しておくこと(評価の際に用います)。

・プレゼンテーションの時間は35分。その後質疑応答
があるので、どのような質問にも答えられるようにし
ておくこと。

 
■参考文献
・中原淳(2010)職場学習論. 東京大学出版会
・中原淳・荒木淳子・北村士朗・長岡健・橋本諭(2006)
企業内人材育成入門.(ダイアモンド社)
 
 
■内容

●オリエンテーション
(4月12日 火曜日 午後1時より 工学部2号館 9F 92B)
・自己紹介
・グループ分け
・文献担当
・どのような職種を選ぶのか?

●経験からの学習1
・ジョン=デューイ(2004)経験と教育. 講談社, 東京
 ※経験と学習の源流をジョン=デューイの思想から学ぶ

●経験学習モデル
Kolb, A. Y. & Kolb, D. A. (2009). Experiential Learning Theory A Dynamic, Holistic Approach to Management Learning, Education and Development. In Armstrong, S. J. & Fukami, C. V. (Ed.), The SAGE Handbook of Management Learning, Education and Development (pp. 42-68). London: Sage Publications Ltd.(▼)
 ※経験学習のビジネスへの受容

●グループワーク #1 インタビュー職種の決定

●経験と組織社会化
・Gundry L. and Rousseau, D.(1994) Critical Incidents in communicating calture to newcomers. The meaning is the message. Human relations. Vol.47 No.9 pp1063-1088(▼)
※経験(クリティカルインシデント)と組織社会化

●グループワーク #2 インタビュー先のアポイントメント

●経験学習と個人業績を左右する「信念」
     中間発表:どのような職種を選ぶのか
・Matsuo, M.(2011) The role of sales berief in facilitating experimenttial learning. Psychology and Marketing. Vol.27 No.4 pp309-329(▼)
 ※経験学習を駆動する「顧客志向の信念」

●経験とキャリア
・Masako Itoh(2008) High-level project managers' professional skills and critical experiences in their career development. Proceedings of Promac2008.(▼)
 ※経験学習とキャリア開発

●経験と次世代リーダーの育成
・Macall, M.(1988) Lessons of Experience: How Successful Executives Develop on the Job. Free Press
 ※次世代リーダーを育てる経験とは何か?

●グループワーク #3 インタビューの実施

●経験とグローバルリーダーの育成
・McCall, M.(2002) Developing Global Executives: The Lessons of International Experience
 ※グローバルリーダーの育成  

●第二次中間発表
・各グループで発表

●グループワーク #4 インタビューのまとめ

●職場における他者からの学習
・中原淳(2010)職場学習論. 東京大学出版会
 ※職場における社会関係を通した学習
 
●最終発表会プレゼンテーション
 ・プレゼンテーション時間は15分:質疑5分
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2011/03/16 Nakahara Twitter

  • 21:37  「伝統なしの創造はない。しかしまた、創造抜きの伝統はない」(岡本太郎)
  • 20:57  アニメ映画「おまえうまそうだな」を見ました。不覚にも涙。泣ける。 http://ow.ly/4fyaq
  • 13:01  緊急地震速報の音、もう、トラウマだわ。緊張が走る。(心臓に悪いので、クリックしない方がいいよ→) http://ow.ly/4fnPc
  • 12:53  アイ・アム・揺れてる。
  • 09:40  研究活動に復帰。まだやる気や集中力が続かず、当社比10%くらいだけど。矢継ぎ早に入る震災情報が気になります。少しずつ前に進んでいこうと思っています。
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2011/03/15 Nakahara Twitter

  • 22:45  RT @hayano: 東京大学医学部附属病院で放射線治療の専門チームが,今回の原発事故に関して放射線医学の観点からつぶやきをはじめました.@team_nakagawa をフォローしてください.
  • 22:43  全く笑えないけど、笑える。どこか麻痺してるね、もう。> RT @makimuramaho @maruorz ミートゥー RT @millionsmile アイ・アム・揺れてたあごー RT @nakaharajun アイ・アム・揺れてる。
  • 22:38  アイ・アム・揺れてる。
  • 22:07  現場で起こっていること。その作業の壮絶さ、想像すらできない。感謝という言葉でもはや言い表せない。言葉を失います。>東電社員、被曝の恐怖、余震。真っ暗な建屋で決死の作業(読売): http://ow.ly/4eNug
  • 20:51  RT @Hiroki_Komazaki: 放射能が心配な妊婦さんに!RT @kiyono_t 妊婦さんの不安を解消できるよう、記事をまとめました(産婦人科医師監修です!)。 http://bit.ly/exiMo3
  • 20:49  節電ポスターの展覧会! http://ow.ly/4eKdR RT @na77yu http://ow.ly/4eKdRのやつですね!RT @Kyodog http://twitpic.com/49nqza
  • 20:40  東大生協に貼ってあった節電広告だそうです> RT @miho0301 東大生協カッコ良すぎる!RT @muramura0610: 東大生協に貼ってあった http://twitpic.com/49nqza
  • 16:20  RT @shinkeguri: RT @ya3rock: 栃テレがすごいやくにたった! CMを一切流さず、他県の被害状況はL字の字幕放送に絞り、ひたすら地元の炊き出し、無料浴場、スーパー、ガソスタなどの営業状況を報道! まさにこれこそこの時期に必要なTVの在り方だと思う。
  • 16:00  RT @tkanai1954: 梅田ゲートタワー8階の神戸大学MBA教室で、本日、シャインのプロセス・コンサルテーションという組織開発手法について話します。その資料がつぎのウェブサイトからダウンロードできます。http://bit.ly/h6PqLK
  • 13:47  RT @YukiAnzai: 内省とは、「論理的思考形態とは異なる特徴を有しており、実践の状況への直接的なかかわりあいのなかで生じる困惑・疑問から成長し、それらを解決するための探求が行われ、それらの判断・問題解決に至る思考」である。(Dewey 1933)
  • 12:20  同様のことが、いろいろなところで起こっている模様。RT @atsushitoyoda @c57bl6nippon 被災地であるつくばの実験機器ディーラーが、大学に「3月までに納品しないと、予算がありません」って言われている。文科省へ流動的な運用を認めるように提案できませんか?
  • 09:43  RT @pinahirano: これいい。首都圏ツイッター鉄道情報。JR東日本 http://bit.ly/i3sNjH メトロ http://bit.ly/e3PoCy
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