Love of Learning : 学ぶことを愛するということ
昨日、NewYorkとBostonの出張から、2週間弱ぶりに帰国しました。今日は、超「朝っぱら」?から、起きてます。要するに、一言でいうと、「時差ぼけ」ですね、はい。
起きたのは午前4時。あまりにも眠れないので、「えーい、どうにでもなれ」と、ガバッ、と起きました。たぶん、「どうにでもなれ」という言葉に呼応して、もれなく「昼下がりには悲惨なことになる」でしょう。きっと、午後3時くらいには。
きっと、お昼を越えたあたりから、眠くて眠くて仕方なくて、「死にかけ人形」「意識もうろう子ちゃん」として研究室をさまよっている、と思われます。「よだれたらして寝てたら」、誰か起こして。「よだれたらして」なくても、起こして。
嗚呼。
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出張中は、本当に、多くの方々とのインタビュー、面談、施設見学などをさせていただきました。匿名が条件でご協力頂いた方も多いので、ここで詳細は述べませんが、心より感謝いたします。
特に、ボストン・マサチューセッツ工科大学に留学している上田信行先生には、とてもお世話になりました。心より感謝いたします。
上田先生とお逢いした初日、10時間にわたるダイアローグをしました、もちろん「さし」で。研究室、レストラン、ワークショップスペース、リーガル、日本食屋さん、そしてハーバードスクエアのオーボンパン(カフェですね)と、ノマドしながら、いろいろ議論しました。よく、そんなに喋ることがあったな、という感じです。ともかく、感謝です。
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ところで、今回の出張では、僕はいろいろなことを学びました(学びなおしました)が、特に印象に残っている言葉に、「Love of Learning(学ぶことを愛すること)」があります。
これは、今回の出張でお逢いした数人の学習関係者が、なぜか、口をそろえて言葉にしたことでした。上田先生らとおとずれた、ボストンチルドレンズミュージアムのディレクターの方も、言っておられました。
「一言でいうと、あなたは学習者に、どのようになってほしいと思いますか?」
「今、めまぐるしく変化する日常において、わたしたちには、どのようなことが求められますか?」
そのような問いかけに対する、彼らの答えが、「Love of Learning」です。
学ぶことが大好きになってほしい、あるいは、学ぶことが大好きであることが重要であろう、ということです。
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Love(愛)というと、なんか、おいおい、そんな「青臭い」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう、僕も、少しコッパずかしいところはないわけじゃない(笑)。シャイな小生にとっては、人生に一度口にするか、しないかの言葉のようにも感じます(笑)。
嗚呼、さっそく、時差ぼけですね。何言っているのか、さっぱり、自分でもわかりません(笑)。
閑話休題。
でも、よーく考えてみると、将来の学習者に求められるものとして、「Love of Learning 」というのは、ついにそこまできたか、という感じもしつつも、正鵠を得ているような気もします。
めまぐるしく変化する日常の中で、私たちが、生き生きと明るく暮らしていくためには、自分の好奇心の赴くままに新しく物事を学び、そして、想像力を発揮し何かを生み出していけること、そうしたプロセスを楽しめることが重要になるのでしょう。あなたは、そのとき、何を学び、何を学ぶことを愛しますか?
さらに「学ぶこと」は「変わること」であり、「変えること」でもあります。
学ぶことにともなって、自分自身も少しずつ変化していけることが、重要になってくるでしょう。また、自分の周りにある物事や環境を、少しずつ変えていけることが、重要になってくるということでもあるでしょう。
そのことを究極に一言で表したのが、「Love of Learning」なのかな、と勝手に妄想をふくらましていました、、、「妄想野郎Aチーム」の隊長としては。
(もちろんネガティブにとらえるのであれば、現代は、学ぶことから降りられない社会ととらえることも可能です。つまり、学ぶことを愛さざるを得ない社会、ということです。この場合の愛は、本人のあずかり知らないところで、社会から強制されているととらえることも可能でしょう。これについては、また機会を改めて論じます)
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Love of Learning、妄想と多義的解釈の広がる、力強い言葉ですね。
僕は「学ぶことを愛する人」で、いたいものです。
いくつになっても、どこであっても。
今、あなたは、「学ぶこと」を愛していますか?
もしそうなら、今のあなたは、「何」を学ぶことを愛していますか?
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■2010年8月17日 中原のTwitterタイムライン
- 16:53 私立大学、本業を補うため、不動産運用、キャンパス計画見直し : 青学や立命館は保有不動産を賃貸に転用(日経新聞)
- 16:07 RT @hatebu: ツイッターでフォローしている人にどんな変化があったか一覧できる『Twitivity』 - IDEA*IDEA http://bit.ly/cJhEOs
- 15:59 RT @Akashitakosabur: @AkikoSugaya @learnologist 「新聞社辞めて、どうしてる」を1つのカテゴリーにしてみました。自らミニコミ紙を買収した人とか、自分たちでミニコミ紙を立ち上げた人とか、色々いてますね。
- 15:03 RT @Akashitakosabur: @AkikoSugaya @nakaharajun @learnologist 辞めた方がどうなさってるかは、ブログでシリーズ化してます。よろしければご一読下さい> http://ow.ly/2qf1V
- 15:02 RT @AkikoSugaya: 新聞に限らないが、日本に比べるとかなりドラマチックな事態。こうした人たちが、次に何をするのか.. RT @learnologist http://ht.ly/2qcL2 米新聞業界で雇用が激減 RT @Akashitakosabur
- 01:05 ブログ更新。就活、採用、新人、中堅、そしてリーダーへ:教育学部授業「組織学習論」の授業準備をしています。「やる気」と「志」のある学生さんたちが受講してくれることを愉しみにしています。後期火4(15:00-)・教育学部1F156です。 http://ow.ly/2qemS
- 01:04 RT @learnologist @Akashitakosabur そうですね。ただ、一方ではジャーナリスト業界全般での雇用者数は実は落ちてないという分析もあるんです。ネットメディアやフリーランスが増えているというんです。 http://ow.ly/2qdI6 [in reply to Akashitakosabur]
投稿者 jun : 2010年8月18日 06:10
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