わたしたちの「日常」
「子育て」をしていて、最近、とみに思うことがあります。
それは、「わたしたちの日常生活が、自動的に実行される多種多様なスキルから構成されており、それがいかに意識されていないか」ということです。
たとえば、
くつしたをはく
ストローで飲む
手をあらう
といったようなことがあります。
「大人」なんかを長くやっておりますと、こういうことが「できない」ということが、なかなか想像できません。
こうしたことはすべて自動化された「スキル」であり、何かのきっかけで、それができなくなったり、それが「できない人」を目にしないかぎり、ことさらに、それを意識することはないのかもしれません。
しかし、子どもを育てていると、必死の形相で、これらの事に取り組み、失敗しては泣き、泣いては失敗し、いつのまにかできるようになる、といったような「試行錯誤の場面」を何度も見ることになります。
多種多様なスキルが自動的に実行され、場合によっては複雑に重なり合い、私たちの「日常」がある、ということに気づかされます。
TAKUZOを見ていて、いつも思います。
もしかすると、私たちがフツーに「日常」を過ごせている、というのは、すごい幸せなことなのかもしれない、なと。
今日も感謝。
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追伸.
●Learning barは、今回も満員御礼です。抽選を行わざるをえないことになってしまいました。なにとぞお許し下さい。
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