〆切とはゴムヒモである

 御世話になっている鍼灸の先生が、原稿の〆切に苦しむ僕に、先日、こんなことをおっしゃいました。

 中原さん、〆切とは「ゴムヒモ」のようなものです。
 思いがけないほど、それは伸びます。しかし、極限までいってしまうと、プツンと切れてしまいます。

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 なるほど・・・ゴムヒモね。たしかに、伸びるね。でも、いつかは切れる。こりゃ、一本とられたな。
 でも、ということは、どこまで伸ばすことができるのかを、ゴムヒモと対話しながら、さぐることが重要だということなのでしょうか。それがわたしが「今、なすべきこと」ということでしょうか。

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 否、、、違うね。断じて違います。「そんなことをしている暇があったら、さっさと書け」、っつー話ですね。皆さんの怒りが聞こえてきそうです。キレないでね、ゴムヒモ。

 すんません。
 自虐。
 
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追伸.
 ちなみに、ゴムヒモの中には、1ミクロンも伸びないゴムヒモもあります。学位論文の〆切の類は、それでしょう。何でも伸びるわけじゃない。人生いろいろ、ゴムヒモいろいろってことだね。なかなか注意が必要ですね。