教養を学ぶのに・・・
昨日は、富士ゼロックス総合教育研究所主催のシンポジウムに登壇していました。
東京のシンポジウム
http://www.fxli.co.jp/data/pdf/081211_odpweb.pdf
このシンポジウムは、富士ゼロックス総合教育研究所と、中原、小樽商科大学の松尾先生とで、「他者とのかかわりを通して学ぶ」ということに関して、共同研究をおこなってきた成果発表の場です。
シンポジウムでは、小林陽太郎さん(富士ゼロックス総合教育研究所 取締役会長 / 富士ゼロックス 相談役最高顧問)にもお逢いし、少しお話しする機会を得ました。
いやぁ、格好良かった。
紺のスーツに、白いチーフのダンディないでたちも、さることながら、小生ごときのペーペーが話しかけても、非常に気さくに、相手の目を見て、お話を聞いてくださる様子に、感動してしまいました。
小林さんとは短い時間しかお話しかできませんでしたが、「教養を学ぶのに、年齢は関係ない、遅いということはない」とおっしゃっていたのが、印象的でした。旧制高校のお話もしましたが、確かに、僕も含めて、今、「教養」が失われていますね。少し考えさせられました。
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シンポジウムの方、お客さんは満員でした。ありがたいことですね。本調査は、「人が、誰から、どのような支援を受けて、現場で成長するのか」その仕組みを定量的に明らかにするものでした。富士ゼロックス総合教育研究所の坂本さんから、報告がなされました。ちなみに、本調査の概要については、本日の日経産業新聞にも記事として取り上げていただきました。
大阪は、まだ、若干の空席があるようです。もしよろしければぜひどうぞ。調査報告書もGETできます!
大阪のシンポジウム
http://www.fxli.co.jp/data/pdf/090129odpWeb.pdf
最後になりますが、富士ゼロックス総合教育研究所の坂本さん、西山さん、井形さん、小串さんに、この場を借りて感謝いたします。またシンポジウムにご登壇いただいた日本ベーリンガーインゲルハイムの早川さんにも感謝いたします。ありがとうございました。
本調査の結果は、来年、学術論文としても成果発表していきたいですし、学会発表もしていきたいですね。そんなことを松尾先生とお話ししています。それが、また、楽しみでなりません。
そして人生は続く。
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追伸.
2009年5月、慶應丸の内シティキャンパスで、中原が主任講師となり、
「ラーニングイノベーション論
~あなたが変われば 人が変わる 組織が変わる~」
という10回シリーズの講義を担当する予定です。
本プログラムは、1)学習理論、動機理論、戦略人事の基礎知識を理解すること、2)最新の企業人材育成のトレンド - 戦略志向、現場志向、対話志向 - などを知ることを通して、最終的には、受講者自らが、「自社にフィットした人材育成のあり方」を見いだし、プランニングすることを目的としています。
講義といっても、一斉授業、座学なんてことは100%ありえません。ワークショップあり、ポスターセッションあり、ラーニングピクニック(大人の社会見学会)ありの場にする予定です。
講師は、これ以上の方はない、という方々をお招きする予定です。今、担当の井草さん、保谷さん、城取さんとカリキュラムをつくっているところです。
また詳細が決まりましたら、ご連絡いたします!
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1月21日、日経とASTDジャパンが共催して、「人材開発国際シンポジウム2009」というシンポジウムを開催します。
人材開発国際シンポジウム2009
http://www.nikkei.co.jp/events/astd2009/
竹中平蔵さん、トム=ラスさん、ケビン=オークスさんらの基調講演のほか、三井物産、リクルート、日産、日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトなど企業事例報告なども盛りだくさんの会です。
もしよろしければ、ぜひご参加をご検討下さい。
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長岡先生との共著「ダイアローグ・チェンジ」が、年内に責了になる予定です。もしうまくいけば、来年2月には店頭に並ぶものと思います。ダイアモンド社からの発売です。今は、最後の追い込みですね。編集者の前澤さん、井上さんには、御世話になっています。かなりエッジのきいた、これまでにないダイアログ本になる予定です。
東京大学の荒木先生、北村先生、坂本君との共著「人が育つ組織デザイン」は、もう少しかかりそうですが、メドが何とか立ちました。編集者の石田さんと、先日、著者全員をまじえて会議が開かれました。こちらも気合いを入れて頑張ります。2007年におこなった調査と理論をまじえた、現場のマネジャーの方々に読んでいただける本をめざしています。
神戸大学の金井先生との共著は、もう少しかかりそうですが、金井先生のコンセプトである「働くみんなの経営学」という点と、「人は一生学び続ける」という中原の信念があわさった本になりそうです。編集者の黒田さん、秋山さんと話し合いながら、よい本にしたいと考えています。
・・・嗚呼、師走だね。
忙しい、だけど、愉しい。
投稿者 jun : 2008年12月12日 11:07
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