イズラエル・カマカヴィウォオレにハマる!
IZ(イズ)というアーティストをご存じですか?
ハワイでは知らない人はいない、というくらい有名なアーティストだそうです。僕も、数ヶ月前に知りました。
1993年に発売したアルバム「Facing Future」が、ハワイアンミュージックとしては初めて、全米でミリオンセラーに輝いたそうです。
イズの本名は、「イズラエル・カマカヴィウォオレ」といいます。「イズラエル」はまだしも、「カマカヴィウォオレ」は、舌をかむこと請け合いですね。あるいは「カビカビ俺?」と間違って覚えてしまいそうです。ですので、略称「イズ」。
イズの見た目は、一度見たら絶対に忘れられません。340kgを超える巨体です。「在りし日の小錦」といったほうがよいかもしれません。
残念なことに、この肥満が原因で、1997年、38歳の若さで亡くなりました。うーん、メタボどころの話ではないね。人間ドックの値が真っ赤になりそうだ。
ハワイでもっとも人気のあるアーティストであった彼の遺体はハワイの議事堂に安置されたそうです。ハワイ史上2人目の栄光として。
イズの歌声は「見た目」とは大きくかけ離れています。どこまでも「透明」で、どこまでも伸びる本当に美しい歌声をしています。
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「Facing Future」を聞いてみます。
まず、のっけから「Hawaii '78」に圧倒されます。
重厚なストリングスに、美しいファルセット。聞くところによると、この曲は「父の死」、そして、「失われつつあるハワイ文化」をしのぶ曲だそうです。
「Ka Pua U'I」「White Sandy Beach of Hawaii」「La 'Elima」などは、いわゆる伝統的なハワイアン。ウクレレの弾き語りで、陽気に歌います。
そして「Somewhere Over the Rainbow/What a Wonderful World」。大変有名なカバー曲だそうです。
聞くところによると、この曲は、テレビドラマ「ER」の中で効果的に使われ、大変話題になったそうですね。いくつかの映画にも使われていたようです。
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少し肌寒い日が続いています。この時期は、少しグルーミーな気分になってしまいがちですね。そんなときにぜひ。癒されます。
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追伸.
10月1日、本日をもちまして、小生、33歳になりました。
大学の教員・研究者としては「駆け出し」「ペーペー」「ハナ○ソ」「まだ生まれてない」とか言いたい放題、世間的には、もう「アーリーミドル」ですね。
責任がともなう立場です。プラプラしていないで、そろそろ「地に足を着けるべきとき」ですね。
今朝、カミサンとこんな話をしました。
「わたしたちも、そろそろジャケット着て、仕事にいくことが多くなってきたね」
そうだよなぁ・・・。
僕もカミサンも、職業柄比較的服装が自由なので、ジーンズ、Tシャツ、パーカーで仕事場にいくことも多々あるのですが、最近は、その頻度も以前よりは少なくなってきているような気もします。僕に関して言えば、少なくとも「短パン」はマズイかも。
33歳。
「やらなければならないこと(Must)」「やれること(Can)」「やりたいこと(Want)」のバランスをとりつつ、この1年を大切にしたいと考えます。
そして人生は続く。