世界中から来た人材育成担当者:ASTD2008リアルタイム報告

 ASTD1日目。朝っぱらから、レジストレーションデスクは満員である。

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 9時30分からはじまった「International orientation」に参加する。つーか、今、終わったばかり。ASTDに参加するのは3度目になるけれど、このオリエンテーションにでるのは、初めてである。

 ASTDは、70ヵ国から、約1万人が参加する。このオリエンテーションでは、「ASTDの説明」「ASTDでの学び方」「ネットワーキングのやり方」を行う。

 ASTDには下記の9つのトラックが存在する。

  1.キャリア開発、タレント開発
  2.ラーニングをデザインする、届ける
  3.eラーニング
  4.組織変革を支援する
  5.リーダーシップとマネジメント開発
  6.ビジネス戦略としての学習
  7.測定、評価、ROI
  8.パフォーマンスの向上
  9.個人、専門性の開発

 面白かったのは、「ネットワーキング」。上記9つのどのセッションに興味をもっているか、でグループをわけて、名刺交換会を行う。

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 ペルーからきた銀行のHR担当者
 ソウルLGのリーダーシッププログラム開発者
 中国から来た製造メーカーのHR担当者
 ソウルのヒュンダイグループ関連のHR担当者

 世界にはいろんな人がいるね、おもしろいね。
 興味のある領域ごとに集まったりしたあとは、「名刺をタイミングするのは、逢ったときか、それとも数十分話したあとか」「どのくらいのパーソナルスペースが快いか」などの文化的質問を投げかけて、また、ネットワーキング。単に名刺交換するだけではないので、結構盛り上がります。

 ちなみに、このネットワーキングのやり方は、アカデミクスの国際会議などでマネできる気がした。とかく、同じ国から来た人と話さない傾向がありますしね。

 そして人生は続く。