ハービー・ハンコック「リヴァー」を聴く
ハービー・ハンコックの「リヴァー」を聞く。復帰を果たしたジョニ・ミッチェルへのオマージュ。ジョニのファンにとっても、ハービーのファンにとっても楽しめる作品なのではないか、と思う。
このアルバム、巷では、口の悪い輩に「明らかなる売れ線狙い」とかなんとか、いろいろ言われているようである。でも、僕はこのアルバムが好きだ。売れるって、アンタ、言うほど簡単じゃないってーの。素晴らしいことじゃないの。
コリーヌ・ベイリー・レイの歌う「リヴァー」や、ティナ・ターナの歌う「Edith and the kingpin」、ジョニ・ミッチェルの「Tea leaf prophecy」なんかは、聞いているだけで、ゾクゾクとくる。あまりの「渋さ」に何度も何度も繰り返し聞いてしまう。
家でシングルモルトをちびちびやりながら、このアルバムを聞いていると、あたかも「趣味のよいバー」で飲んでいるような雰囲気になって、すこぶる気分がよい。
たとえ、そのときの自分の姿が「ユニクロのトレーナ上下姿」で、そのトレーナーがまた「ヨレヨレ」であったとしても、そんなことは、僕の知ったことではない。
「言葉に表しようのない不安」を抱えてる。すこし酔って、眠りつきたい。TAKUZO、明後日には退院できるだろうか。明日は最後の検査である。