One concept が見えない!
ここ数週間、夜な夜なモンモンとチャレンジしていることがある。それは、「大人」「学び」「組織」をつなぐ、様々な理論群を、何とか整理できないか、ということだ。夜は酩酊気味の僕ではあるけれど、たまには真面目なこともある。文献と格闘する毎日が続いている。
具体的には、
1)野中らの知識創造理論
2)アージリス・ショーン系の組織学習論
3)ヘドバーグ系のUnlearning理論
4)ノールズらの成人学習理論
5)熟達化理論
6)コルブらの経験学習理論
7)シャインらの組織文化論
8)ウェンガーらのCommunity of Practice理論
9)サッチマンらの状況的認知理論
10)活動システム理論
これらを、何とか整理したい。x次元にわけて整理するのでもいいし、あるいは、ひとつの物語を構成するのでもよい。ベクトルがバラバラの方向を向いているような理論群ではあるけれど、何とか、わかりやすく説明する「切り口」はないものか・・・。
これらの諸理論は、いずれも、「働く大人が学ぶこと」に少しは関係するものである。しかし、各理論は、その一面にスポットライトをあてるが、あとの部分は暗闇のままとしてしまう。
できれば、これらの諸理論を駆使して、「働く大人が学ぶこと」のなるべく広い面積にスポットライトがあたるような状況をつくりたい、と願う。「願い」なんだけどね、今はまだ。
何とか、これらの諸理論を包含するような、メタ概念はないだろうか。そのOne word、いや、One conceptが、今の僕には全くわからない。というか、そういうOne conceptが存在するのかどうかすら、僕にはわからない。つまりは何一つわからないまま、モデルなき模索を続けている。
まぁ、仕事だから愉しんでやるしかない。
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追伸1.
先日、某ショッピングセンターに家族で出かけた際、TAKUをキッズスペースで遊ばせていたら、他の子どもとケンカになった。人生はじめてのケンカ。
どうやら、TAKUが遊んでいたオモチャを、1歳半くらいの子どもが取り上げようとして、それでケンカになった模様。
TAKUも負けてはいない。2メートルほどカラダを引きずらても、まだまだおもちゃにしがみつき、最後には頭まで叩かれても、手を離さず、しぶとくしぶとく食らいつく。カラダが一回り大きな相手に果敢にぶつかっていく。
これから、この子は、いろんな人と出会い、争い、ケンカするんだろうな・・この子の未来に起こるであろう、様々な出来事を思った。
強くなれ。
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追伸2.
後期の学部授業がはじまった。「映像で見る学力論」という授業である。
この授業は、NHKアーカイブスの動画像や電子ジャーナルなどを素材に、学生同士が、グループ学習をして、成果をプレゼンテーションするという内容である。
授業は駒場アクティブラーニングスタジオでの開講。昨日は、その初日だった。