お盆が終われば、夏はおしまい!?

「お盆が終われば、夏はおしまい」

 故郷・北海道では、よくこんなことが経験的に言われている。北海道の短い夏は、7月末から8月お盆頃まで。それが過ぎると、急に、朝晩が肌寒くなる。年によっては、朝晩に長袖を着て歩くことも珍しくない。

 史上例を見ない猛暑であった今年に、これがすっかり当てはまるかどうかはわからない。でも、おそらく、多かれ少なかれ、そんなものではないかと予想する。

 今年も、お盆休みが終わった。

 メーカーなど夏休みの長い業界は、本格的に今日から稼働開始であろう。首都圏の今日の予想最高気温は34度。こちらは「お盆が過ぎれば、夏はおしまい」とはいかないようである。

「お盆が終われば、大学は動きだす」

 実は8月上旬からお盆過ぎまで、大学は閑散としている。大学教員の多くは、この時期を海外出張や、自分の書籍執筆などにあてるため、急激に大学に人はいなくなる。
 今年もお盆が終わった。ようやく、少しずつだけど、大学に人が戻ってくる。

 お盆明けの僕のスケジュールは、全く「隙間」はない。

 まず、各種研究プロジェクトの会議が連続する。また、大学院入試の書類審査、口頭試問があるので、2週間近く大学に拘束される。

 イベントも目白押しだ。今週末には、公開研究会。3日には学会、7日には東大安田講堂シンポジウムと続く。ちなみに8日から10日までは「ゼミのお勉強旅行」。

 ちなみに20日には立教大学大学院での授業がはじまるので準備。22日からは、また学会。おそらく、ホッと一息つけるのは24日の週だろう。

 とにかく、何とか「穴をあけないように」生き残ろう。
 長い夏休みのあと、今日は、少し朝から「憂鬱」である。