誰にとってのユートピアか?:オープンエデュケーションの果てにあるもの

 教材がネットで無料で公開されることを「オープンエデュケーション」といいます。MITが2001年にはじめたOCW(オープンコースウェア)を「第一次ブーム」とするならば、今、米国では「第二次ブーム」を経験しています。

 このムーブメントの果てには、どんな未来があるのでしょうか。

 有料の教材が成り立たなくなる?
 リナックスのような強固なビジネスモデルができる?
 
 そこにあるのは、ユートピアでしょうか?
 それは教材のサプライヤーにとって?
 それとも学習者にとって?

 次回BEAT公開研究会で、オープンエデュケーションの未来をかいま見てみませんか?

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公開研究会「BEAT Seminar」2006年度第2回:
「オープンエデュケーションが切り開く未来~
-Education 2.0:OCWの次にくるもの-」
~8/25(土)開催!
☆★☆ 登録お早めにどうぞ! ☆★☆
http://www.beatiii.jp/seminar/

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2007年度第2回となる8月のBEAT公開研究会は、
「オープンエデュケーションが切り開く未来
    -Education 2.0:OCWの次にくるもの-」
というテーマで開催します。

インターネットとマルチメディアテクノロジーの普及
によって、教育テクノロジーや教材の公開が推進され
ています。しかし、これらの教育資産のオープン化が、
グローバルな「教育的な知識や経験の共有と蓄積」や
ローカルな「教えと学びの質的な改善やイノベーショ
ン」に真に寄与するためには、「私たち一人一人が、
自由に教え合い、学び合うことを支援する新たな知的
環境」の構築が不可欠です。

今回のBEAT Seminarでは、世界的な広がりをみせるオ
ープンエデュケーション・ムーブメントを様々な視点
から検証し、「テクノロジーが教育の文化やシステム
の変革をどのように促進できるか」という可能性を探
ります。

次回 BEAT Seminar は、日程が8月25日(土)に変更
になりました。お間違いのないよう、また沢山のご来
場をお待ちしております。

■テーマ
「オープンエデュケーションが切り開く未来
  ―Education 2.0:OCWの次にくるもの―」

■主催
 東京大学大学院 情報学環
 ベネッセ先端教育技術学講座

■日時
 2007年8月25日(土)午後2時より午後5時まで
 (9月1日から変更となりました)

■場所
 東京大学 本郷キャンパス 理学部1号館内 小柴ホール
 http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map31.pdf/

■定員
 100名(お早めにお申し込みください)

■参加方法
  参加希望の方は、BEAT Webサイト
 http://www.beatiii.jp/seminar/
  にて、ご登録をお願いいたします。

■参加費
  無料

■内容
1. 趣旨説明 14:00-14:10
  BEATフェロー 中原 淳

2. 講演 14:10-16:10(休憩適宜含む)
 ●教育におけるオープン・イノベーション:
  大学改革からナショナル・インターナショナ
  ルな教育開発まで
  Dr. Vijay Kumar
 (Director, Office of Educational Innovation and
  Technology, MIT)

 ●開化する教育・進化する教育・深化する教育
  飯吉 透 (BEAT客員教授/カーネギー財団
  知識メディア研究所 )

 ●日本の教育システムにおける諸課題とオープン
   エデュケーションが提起するもの
    山内 祐平(BEAT併任准教授/東京大学)

3. フロアディスカッション 16:10-16:30

4. パネルディスカッション 16:30-17:00
 「Education 2.0:オープン参加型の学習社会の
  実現を目指して」
  司会: 中原 淳
  パネラー 飯吉 透・Vijay Kumar・山内 祐平

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