松尾睦著「内部競争のマネジメント」とピエール=マルコリーニ
仕事の中でつちかったノウハウや経験を通して、自分の業績をあげ、目標を達成する。自分以外はすべてライバル。通常、営業現場においては、内部競争が激烈になる。
常識的に考えれば、内部競争が激しくなればなるほど、組織内部の知識の共有、知識の創造は進まない。
なぜか?
せっかく蓄積した自分のノウハウや知識を、誰が好きこのんで、ライバルの他人に公開するだろうか。そんなことは、自分のアタマで考えな、である。そりゃ、そうだと考えてしまう。
しかし、皮肉なことに、営業現場とは、知識創造や知識共有をもっとも必要とする現場である。かつての「ご用きき」的営業は、なりをひそめ、新しい知識、新しいサービスを、ソリューションとして提案することに、営業のスタイルがシフトしている。
それでは、この矛盾をいかに解消するか?
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松尾睦先生の著書「内部競争のマネジメント」を読んだ。理路整然とひとつひとつ論を積み重ねていくスタイルは、近著「経験からの学習」同様、非常に読みやすかったし、大変勉強になった。
同著は、松尾先生の博士論文をもとにしたものであるそうだが、博士論文の書き方を勉強する意味でも、非常に参考になると思った。
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追伸.
お隣さんのCさんが、お子さんを連れて夫妻で、うちに遊びにきた。外は台風でとんでもない天気だけれども、大変楽しい時間だった。
下記はCさんが持ってきてくれたアイスクリーム。
僕は不勉強であったので知らなかったけれども、グラシエ(アイスクリーム職人)のピエール=マルコリーニのものだそうだ。銀座にお店があるらしい。
この日はアーモンドミルクとチョコレートを食べたけれども、クリームの濃厚さには驚いた。でも、濃厚でいて、あとで水を飲みたくなるような甘ったるさはなかった。ブラボー。空気を混ぜながら食べるというスタイルもおもしろい。ねっとりとした感じでよかった。
Cさん、ありがとう。