おいしいハンバーガーのこわい話
近所の本屋をプラプラしていたら、「おいしいハンバーガーのこわい話」という本を見つけたので、思わず手にとって読んだ。
本書は、ハンバーガーの「裏」に隠された様々な事実を明らかにする本。いわゆる「食育」といってもいいの?、ティーン向けにかなりやさしく書いてある。
興味深かったのは、ファーストフードが「子どもをカスタマーとして取り込む」ためにしている、様々なマーケティング。
本書によると、
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○平均的なアメリカの子どもが一年間に目にするテレビコマーシャルの数は4万件以上。そのうち2万件がジャンクフードのコマーシャル。5分おきにこれらのコマーシャルがはいる。
○某業界最大手M社は、アメリカじゅうの店に「遊び場」を8000カ所もうけた。アメリカの地方公共団体が公園や運動場にかける予算を減らすにつれて、ファーストフードをおとずれる家族連れがますます増えた。
○某業界最大手M社は世界で一番大きいおもちゃ会社ともいえる。なにしろ、店で売るか配るかするおもちゃの数は、年に15億個以上。一年間にアメリカの子どもたちが手にする新しいおもちゃのうち、3個に1個はM社をはじめとするファーストフードチェーンのものである。
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へー、これはパワフルだよなぁ・・・。子どもには垂涎の場所なわけですね。
僕は、M社には、数年間に1度くらいしか行かないので知らなかったけれど、「遊び場」つくったり、「おもちゃ」とか配ってるんですね。そういえば、駅の近くにある店って、子ども連れが多いよなぁ・・・。「遊び場」は見たことないけど。
きっと、タクも好きになるんだろうなぁ・・・おもちゃと遊び場には抗しがたいよな。彼が好きになったら、結局、せがまれて、僕も行くことになるんだろうか・・・。
どうせだったら「寿司屋」とか好きになってほしいけど。「シンコ」とか「シャコ」とか頼む「粋なガキ」になってほしい。