自分の力で動くこと、そして食べること
タクは、明日月曜日で生後6ヶ月です。はぁ、もう半年か、本当に早いなぁ・・・この半年は「ブレーキのないF1カーに乗っている」ような感覚で過ぎました。
嬉しいことが2つ。
まずひとつめ。
タクは、ようやく「寝返り」ができるようになりました。まだ、20回やって1回程度しか成功しないので、僕は1度しか目撃したことがないですけれども。
きっと、これから、この5%の成功率が増していくのでしょう。少しずつ、少しずつ、彼は「自分の力で動くこと」に目覚めていくのでしょう。
2つめ。
ようやく離乳食がはじまりました。離乳食といっても、おかゆを10倍の薄さにしたような、ほとんど「米汁」といったようなものです。
食べさせると、「苦虫をかみつぶしたような顔」をして、不思議な顔をして食べます。「なんじゃ、こりゃ?」という顔をしてさ。
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「自分の力で動くこと」「食べること」・・・いずれも人間にとってはもっとも基本的なことがらです。タクは長い長い旅程のファーストステップを踏み出しました。
ほうら君の手は この地球の宝物だ
まだ誰も届かない明日へ
ほうら目の前は 透明の広い海だ
その腕とその足で 戦え
ほうら 目の前は紺碧の青い空だ
翼などないけれど 進め
(息子 奥田民生)