子どもにテレビを見せるか、見せないか
子どもにテレビを見せてよいのか、悪いのか。
この問いに関しては、これまで多くの研究者が、それぞれの立場から答えをだしてきました(もちろん、僕の専門ではないので現在の最新の知見はわかりません)。
「2時間以内は大丈夫だろう」
「親と一緒に見ればいい」
「つけっぱなしにはするな」
「いいや、2歳児以下のテレビ視聴は禁止すべきだ」
その答えには、科学的な根拠のあるものもあるし、ないものもあります。きっと、何年かの周期で、こうした「新しい知見」が、これからも提出されるのでしょう。
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この問題、我が家はどう対応しているか、というと、下記にまとめられる通りです。
1.テレビをつけっぱなしの前に、ひとりで座らせることはしない
2.テレビを見るときは親と一緒に。子どもに声をかけながら見せる
3.一回15分程度、計1時間を超えない範囲で見せる
要するに、「時間を区切る」「つけっぱなしをやめて親と見る」ということです。「テレビを親の代替物としてとらえず、積極的に親 - 子 - テレビの三項関係を確立するか」というところがポイントかな、と思うのです。
もちろん、この判断自体が、僕がもっているデータに基づいているわけではありません(だからおすすめしません)。
いくつか自分が知っているテレビ研究や親子研究の知見から、こんなところが「落としどころ」かなぁと思っています。「まぁ、いろいろ極端なことを言う人はいるけど、このへん手をうちますか」という感じです。
今のところ、テレビを見せる局面というのは、英語か歌にかぎられています。
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1.童謡や体操などの幼児向けDVDを見る
2.英語の歌教材を購入したので(ディズニーワールドファミリーのSing alongとPlay Along・・・結局、一部だけオークションで買った)、それを一緒に見る
3.僕ら夫婦が英語番組を見るときに一緒に見る。
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こうしたテレビ視聴を彼がどう思っているかはわからないけど、結構、愉しんでいるようですよ。鼻の穴を広げて見ています。
もっとも、今のタクが集中していられるのは、わずか15分。15分くらいたったら、「もぞもぞ」と動きだし、遊び始めます。
そういう意味からも、一回15分くらいというのは、妥当なのかも。それ以上見せていても、動き始めて、しまいには泣きだしますので。
まぁ、しばらくはこのルールでテレビを見せていこうと思っています。
(テレビに飽きて、もぞもぞと動き出したところ)