Learning Exibision : 学びに関する展覧会「教材」
このクソ忙しいのに、オモシロそうな案を思いついた!
(忙しいときに限って、さらに自分を忙しくするアイデアを思いつく)。
Learning Exibision というのを、東大で開催してはどうだろうか。「学びに関する企画展覧会」。そのときどきで企画をたてて、展覧会をするのです。そうだな、最初の企画展は「教材」なんかがいいかな。
「Learning Exibision : 教材」では、1970年代から2000年に至るまでに開発された教材を、1日限りで、どどーんと展示しちゃうのです。それこそ、幼児教育教材から、企業人材育成教材まで、ぜーんぶをどどーんと。
ワインなんかを飲みながら、自分がやった教材を探し、その頃の自分を語る、みたいな。
---
人には誰しも「懐かしのおもちゃ」というのがあるように、見ると「懐かしいなぁ、と思う教材」があるのではないだろうか。そんなの僕だけ?
僕の場合は、学研さんの「科学教材」と「ひみつシリーズ」でしょうか。
「科学」は毎月、なんか付録が送られてくるんだよね。一番心に残っているのは「印刷機をつくる」というやつだったんだよな。
要するにプラスチックの活字を並べて、印刷機をつくるんですけど。なんだかうまくできないんだけど、「新聞ってこうやってつくるんだー、すげー」と感動したことを覚えている。
あとはですね、アリの巣セット。ピラミッドの中にアリを数匹いれておいて、あーら不思議、気づいたらアリの巣ができちゃいますよ、みたいな教材です。
これは、あるときフタを閉め忘れて、家の中にアリがウロウロして大変でした。母優子、ブチ切れる。
ひみつシリーズは前に話しましたね。今の僕の浮気性的な知的好奇心をつくったのは、あの本で、いろんな分野の「ひみつ」を知ったせいかもしれません。
---
あとよく覚えているのは、進研ゼミのDMについてくるマンガとかね・・・。これは教材じゃないか。でも、DMの封筒をあけて、これだけ取り出してよく読みました(スマン、ベネッセの人たち)。
だいたい、ストーリーは決まっていて、恋愛モノか部活モノなんだよね。
前者は
女「なんで、こんなに勉強しようと思ったの?」
男「だって、一緒の高校に行きたいじゃん」
女「えっ?」
みたいな。朝っぱらこんなト書きを書いてると、こっぱずかしくなる。
後者は、部活動に一生懸命とりくむ二人のライバルがいたりなんかしてね。
男1「なんで、あいつは、オレと同じくらい部活やってて、勉強ができるんだ、オレなんかバタンキューなのに」
男2「フフフ、それはね・・・僕には秘密があるんだ」
みたいな話。ライバルなら、そんなに簡単におしえんなよ、秘密を。
オーノー、脱線すた。
---
とにかく、そういう展覧会ってオモシロイと思う。
30年間分集めれば、時代背景や教育言説の揺れにしたがって、変容があるはずだ。いろんな種類の教材を一覧できる、というのがいいですね。
一夜だけの展示。二度と一覧して見ることはできない展覧会ってのがいい。最近、これが僕のマイブームだ。「Learningにおける一期一会性」。
フィージビリティとしては・・・最大の問題は、借りてくることだろうな・・・教材を。これは大変ですね。あと、誰が準備すんだ、こんな壮大な計画。オレがやるのは当然として、一人じゃ無理だよなぁ・・・。
また少し考えてみます。
とりあえず、実現の方向で。
皆さんには、思い出の教材、ありませんか?