よく働き、よく学び、よく遊ぶ会社

 どこの会社のことか、わかりますか?

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よく遊び、よく学び、よく働く会社

プロフィットセンター制(会社の中に会社をつくる)を日本でいちはやく導入した会社

社員が退職することを「卒業」とよぶ会社

社員が起業マインドをもっている会社
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広告モデルというビジネスモデルを打ち立て、「情報誌」というジャンルを確立した会社

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 ここまで来れば「答え」はおわかりになるかと思います。言うまでもなく、かもめのマークのリクルートですね。

 江副浩正著「リクルートのDNA」を読みました。

 本書は、リクルート創業者の江副氏が、リクルートの発展の歴史を綴った本です。東京大学新聞社の広告を一手に引き受けていた黎明期から、不祥事によって退任するまでの歴史。おりにふれ、高名な経営者の言葉を引用しつつ、起業家のマインドとは何かを解説している。

 いまや、会社を「卒業」し、各界で活躍するリクルートOBですが、彼らはどのようにして育まれたのか、そして、会社の底流に流れるカルチュアとはどのようなもので、どのようにエンジニアリングされたものなのか、その一端をうかがい知ることができます。

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 僕も、個人的にリクルートに勤めている人、勤めていた人を何人も知っていますが、確かにエナジェティックでオモシロイ人が多い。

 会社にいるときには、まさに、「24時間働けますか状態」で働きつつ、ある日「卒業」する。で、次の瞬間に、いつから準備していたのか、自分で見つけた「オモシロイこと」にチャレンジしている。

 かつて僕もプロジェクトを一緒にやった人たちが何人かおりますが、僕がお世話になった人たちの大部分は、数年たった今では、ほとんど会社に残っていません。

 まさによく遊び、よく学び、よく働く。

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 それにしても、江副さんが東大教育学部とは知りませんでした。教育心理だそうです。森ビルの森稔さんもそうなのですね・・・。まぁ、お二人ともほとんど大学には行かなかったそうですが。